新闻正文
清流がよみがえった源兵衛川
日本一の自然保護、生物多様性保全活動を選ぶ「日本自然保護大賞2026」で大賞 教育普及部門を受賞した「グラウンドワーク三島」の受賞セレモニーを開催いたします。
日時
2026年11月7日(土) 15:00~16:30
※ 受賞式前13:00~14:30に、受賞対象となった活動地を現地視察いたします。
場所
NPO法人グラウンドワーク三島 事務局 静岡県三島市芝本町6-2
出席選考委員
土屋俊幸
(選考委員長、公益財団法人日本自然保護協会理事長)
次第(予定)
1.自然保護大賞について 日本自然保護協会事務局
2.講評 選考委員
3.賞状・盾の授与 選考委員
4.活動報告 グラウンドワーク三島 専務理事 渡辺豊博氏
【大賞/教育普及部門】特定非営利活動法人グランドワーク三島
受賞テーマ:「汚れた「水の都・三島」の自然環境を地域協働で再生・保護 ―「水と緑の自然保護ネットワーク」を創造―」
(活動概要)1960年代の産業活動の活発化による地下水の汲み上げにより「水の都・三島」の水辺自然環境は悪化。市内最大の湧水河川である源兵衛川にはゴミが捨てられ、汚れた川になってしまった。そんな故郷の原自然・原風景を取り戻そうと三島市民・団体が結集し、英国で始まったグラウンドワークを日本で最初に三島に導入、1992年に「グラウンドワーク三島」を設立。以来34年間にわたり、市民・NPO・企業・行政との地域協働によって75箇所の環境保全が続けられてきた。市街地を流れる源兵衛川や狩野川の旧河川敷の松毛川、富士山水系の湧水池が点在する境川の3つの河川を中心に、希少種の生息環境の復元や潜在自然植生の樹木を植林。流域固有の環境特性を強化し、相互の生態系の循環・回廊性を拡大する「水と緑の自然保護ネットワーク」を創造した。それにより、絶滅危惧種のミシマバイカモやホトケドジョウが復活、子どもが川遊びに興じ、ホタルが乱舞する親水性の高い水辺環境がよみがえった。結果、「環境の防人」の人材育成とともに、観光交流客数の増加にもつながり、自然保護が起爆剤・牽引力になった賑わいのまちづくりが進んでいる。
日本自然保護大賞について
2014年、自然保護憲章制定40周年の年に設立されました。地域性、継続性、先進性、協働性の観点から、優れた自然保護活動・生物多様性保全活動を表彰しています。素晴らしい活動を多くの方に知っていただくことで、SDGsやネイチャーポジティブの実現に向けた自然保護を推進する力にします。
https://award.nacsj.or.jp/
公益財団法人日本自然保護協会について
自然保護と生物多様性保全を目的に、1951 年創立の日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録の礎を築き、自然を守る活動を全国の会員と共に続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」というメッセージを掲げ、人と自然がともに生き、笑顔で生活できる社会を目指すNGOです。
https://www.nacsj.or.jp/