新闻正文
株式会社リヴィジョンは、私立中学・高校向けの対話型広報サービス「School Engagement AI(スクール・エンゲージメント・エーアイ)」を、2027年6月より提供開始します。これに先立ち、2026年10月22日より導入校の募集を開始しています。本サービスは、株式会社日経BPコンサルティングとの共同開発によるもので、システム開発・運用はイントフロート株式会社が担当します。2027年6月の提供開始時点で30校への導入を目指します。
「School Engagement AI」は、学校が保有する一次情報(教育方針、カリキュラム、入試要項、部活動、進路実績、学校行事、学費、通学環境など)を構造化したうえで、受験生・保護者の問いに学校の言葉で応答するAI対話サービスです。
■開発の背景:情報は増えたが、受験生・保護者には届いていない
リヴィジョンは、学校改革支援、受験生向けメディア、教員を主とした人材サービスを通じて、私立中学・高校の現場と受験生・保護者の双方に向き合ってきました。そのなかで繰り返し確認されたのが、次のような課題です。
知りたい情報が学校サイトの複数ページやPDFに分散し、探し当てるまでに時間がかかる
「うちの子の場合はどうか」という個別の関心に、汎用的な掲載情報では答えきれない
学校説明会やオープンスクールの前後に問い合わせが集中し、入試広報担当者の対応負荷が高い
受験生・保護者が実際に何を知りたがっているかを、学校側が把握する手段に乏しい
保護者が学校を選ぶ基準も変わりつつあります。ONETES株式会社(旧 首都圏模試センター)は、中学受験で保護者が志望校を選ぶ際に何を重視しているかを、テキストマイニングで分析しました。2018年は「偏差値」や「納入金」など条件面の言葉が上位でした。一方、2024年は「校風」や「生徒の様子」など、学校の中身を表す言葉が上位を占めています。
「数値で比べる」から「わが子に合うか」へ ― こうした関心は一方向の情報発信では伝わりにくく、個別の問いに応える対話が必要になります。
情報が不足しているのではなく、情報への到達のしにくさが学校選びの障壁になっている ― この認識から、一次情報を起点としたAI活用によって受験生・保護者の情報体験そのものを設計し直すものとして、本サービスを開発しました。開発にあたっては、私立学校3校の協力を得ています。
■サービスの特長
- 学校が保有する一次情報を構造化し、出典に基づいて回答
学校サイト、学校案内、入試要項、生徒募集資料、広報誌などの一次情報を整理・構造化してナレッジベースを構築します。回答は原則としてこのナレッジベースに基づいて生成。学校が公式に発信していない内容を推測で答えることを避け、広報物としての正確性を担保します。ナレッジベースの作成はリヴィジョンが担い、学校側の作業は資料の提供と内容の確認が中心です。
- 受験生・保護者の関心に沿った24時間対応の対話
入試日程や出願方法といった事実確認から、教育方針、在校生の学校生活、卒業後の進路まで、対話形式で案内します。時間帯や問い合わせの集中に左右されず、受験生・保護者が知りたいタイミングで情報にたどり着ける環境を提供します。学年や関心に応じて回答を個別に最適化するほか、英語・中国語での案内にも対応します。
- 対話ログの分析を、次の広報施策に還元
どのような問いが、どの時期に、どれだけ寄せられたかを可視化します。「聞かれていること」を起点に、学校サイトや説明会コンテンツの改善、募集広報の重点設計を、データに基づいて進められます。
- ONETES株式会社(旧 首都圏模試センター)との連携で、学校サイト以外にも接点を拡張
導入校は、ONETES株式会社(旧 首都圏模試センター)が運営する学校データベースにも、同じAI対話サービスを掲載できます。学校の公式サイトを訪れる前の段階から接点を持つことができ、複数校を見比べている受験生・保護者の疑問に、その場で応答します。掲載するナレッジベースは自校サイト用と同一で、学校側に追加の作業は発生しません。
■今後のロードマップ:AIチャットから、学校広報全体の見直しへ
本サービスは、入試広報におけるAI対話サービスを第一歩とし、学校の広報コミュニケーション全体を支える取り組みへと発展させていきます。
まず、LINE公式アカウントとの連携により、受験生・保護者が日常的に使う接点へと対話の場を広げていきます。学校からのリマインドや、出願期の情報提供にも対応していきます。
さらに、入試広報にとどまらず、在校生・保護者・卒業生・教職員採用を含む全学広報への広がりも視野に入れています。
なお、2026年10月より導入校の募集と個別相談を受け付けており、2027年6月の提供開始に向けて準備を進めています。
リヴィジョンは、AIチャットの提供にとどまらず、学校が自校の魅力を自らの言葉で語り、受験生・保護者に選ばれる状態をつくるところまでを支援領域と位置づけています。
■共同開発の体制
【株式会社リヴィジョン】
サービスの企画・提供主体。学校改革支援、受験生向けメディア、教員を主とした人材サービスを通じて蓄積した学校現場の知見と、受験生・保護者の情報行動の理解をサービス設計に反映
【株式会社日経BPコンサルティング】
学校が保有する一次情報の構造化と、広報・コミュニケーション面の設計を担当。周年誌制作で培った組織の理念・歴史の言語化、デジタルアーカイブの手法による情報・コンテンツの構造化データ作成、大学ブランド・デザインセンターでの全学広報支援の実績を活用
【イントフロート株式会社】
Webアプリケーション・システムの企画・設計・開発・運用・保守、ネットワーク・サーバーの構築・運用、AI活用によるデジタルサービス開発の知見をもとに、サービス基盤の開発と運用を担当
■提供概要
サービス名 :School Engagement AI(スクール・エンゲージメント・エーアイ)
サービス提供開始 :2027年6月(予定)
導入校の募集 :2026年10月22日より受付中
提供主体 :株式会社リヴィジョン
対象 :私立中学校・高等学校(中高一貫校を含む)
提供形態 :学校サイトおよびONETESサイトへの埋め込み型
申し込み・問い合わせ:https://www.re-vision.jp/services/marketing/seai/
TEL:03-3511-7720
■会社概要
会社名 :株式会社リヴィジョン
所在地 :〒102-0083 東京都千代田区麹町5-4 セタニビル7F
代表者 :代表取締役 富永 光太郎
事業内容 :学校改革支援、受験生向けメディア、教員を主とした人材サービス、中学校内学力診断
URL :https://www.re-vision.jp/
会社名 :株式会社日経BPコンサルティング
所在地 :〒105-8308 東京都港区虎ノ門4-3-12
代表者 :代表取締役社長 寺山 正一
事業内容 :企業のブランディング、マーケティング、コンテンツ制作、調査・分析などをワンストップで支援する法人向けの総合コミュニケーション・コンサルティング
URL :https://consult.nikkeibp.co.jp/
会社名 :イントフロート株式会社
所在地 :〒600-8099 京都市下京区上柳町331 タカノハスクエア THE HUB 四条烏丸 416
代表者 :代表取締役 龍野 優也
事業内容 :Webアプリケーション・システムの企画・設計・開発・運用・保守、ネットワーク・サーバーの構築・運用、AI活用によるデジタルサービス開発、ダッシュボード開発
URL :https://www.intfloat.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リヴィジョン
担当:新田 匡、田坂 圭吾、田崎 晴南
〒102-0083 東京都千代田区麹町5-4 セタニビル7F
TEL:03-3511-7720
お申し込み・お問い合わせ:https://www.re-vision.jp/services/marketing/seai/