新闻正文
株式会社Crabgrass(本社:東京都新宿区、代表取締役:谷口 草平)は、2026 年 10 月 23 日、日本株の決算・株価・適時開示データを API と MCP で提供する金融データ API「ZENITH Code(ゼニス コード)」を公開しました。
ZENITH Code は、TDnet の決算短信と EDINET の有価証券報告書を自社で読み取り、決算データを 2 つの形で返します。1 つは、会社が開示した決算書の表を、科目・階層・並び順ごとそのまま返す「決算書のまま」の形。もう 1 つは、会計基準や会社ごとにばらばらな約 4,700 通りの XBRL タグを、308 の標準の項目にそろえた「名寄せ」の形です。2 つは同じキーでつながっているため、横並びで比べた数字から、元の決算書の行へすぐにたどれます。
2010 年からの株価日足と毎営業日に計算し直す PER・PBR、TDnet の適時開示と原本の PDF まで、1 つの API キー・1 つの契約でそろいます。Claude や ChatGPT などの AI からは、MCP サーバーの URL を登録するだけで、出典つきのデータを直接使えます。
サービスサイト:https://zenithcode.net
無料プランあり(会員登録後すぐに API キーを発行)
リリース記念価格:2026 年 10 月 31 日(土)23:59 までのお申し込みで、Pro は月 1,000 円引き、Business は月 3,000 円引き。契約を続けている間はずっとこの価格
開発の背景:「名寄せ」と「決算書のまま」は、これまでどちらかしか選べなかった
日本の上場企業の決算データは、XBRL という形式で公開されています。ところが、自社のサービスや AI で使おうとすると、2 つの相反する問題にぶつかります。
そのままでは比べられない:日本基準・IFRS・米国基準が混在し、同じ「売上」でも会社によってタグが違います。会社独自のタグも多く、開示データを並べただけでは横並びの比較になりません。
名寄せすると、決算書が消える:比べるために標準の項目へまとめると、会社独自の科目や、見出し・小計・階層といった決算書の構造は失われます。M&A や企業調査のように、1 社を深く見たい場面では足りません。
さらに、決算の速報は TDnet の決算短信、確定値は EDINET の有価証券報告書と、情報の置き場所も分かれています。株価や適時開示は別のサービスから集めることになり、契約も API キーもデータの形もばらばらになりがちです。
当社はこれまで、財務情報サイト「StockClub」で日本株 4,000 社超の決算を自社で解析し、名寄せの対応表を育ててきました。そのデータ基盤を、法人・開発者・AI エージェントが直接使える API として公開したのが ZENITH Code です。
ZENITH Code の特長
- 決算書のまま、全科目を。会社独自の科目も消さない
会社が開示した表を、科目名・見出し・小計・階層(最大 6 段)・並び順ごとそのまま返します。1 行には、並び順・階層・親の行・日英の科目名・金額・提出された XBRL タグ・名寄せした標準のキーなど 16 の情報が付くため、受け取った側で決算書の表をそのまま組み立て直せます。
- 約 4,700 通りのタグを、308 の標準の項目に名寄せ
貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書・包括利益・株主資本等変動計算書と、決算短信の要約にわたって、開示のタグを対応づけた 308 の標準の項目を定めています。
区分
標準の項目
貸借対照表
127
損益計算書
61
キャッシュ・フロー計算書
62
包括利益
13
株主資本等変動計算書
8
決算短信の要約
31
2 つの表にまたがる項目
6
合計
308
日本基準・IFRS の財務諸表と、TDnet の決算短信のタグを中心に、約 4,700 通りの XBRL タグ名をこれらの項目に対応づけています。名寄せできなかった科目も捨てずに、決算書のままの形で残します。
さらに、名寄せした値と株価から、PER・PBR・EV/EBITDA・ROIC・直近 4 四半期(TTM)の売上や利益、株式分割を調整した 1 株当たりの値など、計算・導出した項目が 71 あります。
- 同じ決算を、3 つの形で。1 本のキーでつながる
形
中身
向いている使い方
決算書のまま(フル版)
全科目・階層・並び順・会社独自の科目
M&A・企業調査、1 社を深く見る分析
標準
名寄せした主な項目を、全社共通の名前で
同業他社の横並び比較、スクリーニング
Short 版
主要な数項目だけ(値は標準と同じ)
AI・軽いアプリ、トークンの節約
3 つの形は名寄せの標準のキー(master_key)でつながっています。たとえば標準の形で比べた「有形固定資産」から、その会社の決算書のどの行のどの科目の値なのかを、そのままたどれます。
- 株価も適時開示も、取引所との正式な契約に基づき、1 つの API キーで
決算:TDnet の決算短信(速報)と EDINET の有価証券報告書(確定値)の両方。XBRL のある決算短信は、適時開示から中央値で約 46 分で解析結果が入ります(直近 30 日の 526 件で計測。9 割は 50 分以内)
株価:2010 年からの日足の四本値と出来高(株式分割を反映した値も)。終値ベースで毎営業日に更新(リアルタイムではありません)
評価指標:PER・PBR・配当利回り・時価総額を、その日の終値で毎営業日に計算し直し。PER・EPS・ROE などは直近 4 四半期(TTM)の値も返すので、3 月決算と 12 月決算の会社も同じ物差しで比べられる
適時開示:TDnet の開示の一覧と原本の PDF、決算発表・配当の権利落ちのカレンダー。EDINET の臨時報告書・大量保有報告書も
そのほか:配当の履歴・方針・増配減配、株主優待(あり・なし・未確認を区別)、株式分割・併合、大株主・5% 超の保有者・政策保有株式・持ち合い、役員・役員報酬、人的資本、セグメント、上場廃止の予定、市場全体の集計(値上がり・値下がり・売買代金・業種別の騰落)、日米の主要な経済指標(FRED)
対象:上場株 4,014 銘柄に ETF・REIT を加えた 4,568 銘柄
どれも証券コードでつながるため、財務と並べてすぐに使えます。
株価と適時開示は、正式な契約に基づいて取得しています。株価は、会員登録と規約への同意をいただいた利用者に、個別の API キーで提供しています(会員本人の利用に限り、第三者への表示はできません)。
- どの数字も、原本までたどれる。品質の検査結果も公開
財務の行には、もとの書類の ID・公表日時・原本の PDF へのリンクが付きます(当社の点検で、財務の行の 99.9% に出典が付いています)。決算短信に訂正があったときは、値を訂正後のものに置き換え、「訂正あり」の印と、訂正の書類・PDF へのリンクを付けます。公式サイトで見られなくなった過去の書類も、ZENITH Code から開けます。名寄せした数字も、決算書のままの行と原本の両方で確かめられます。
毎営業日に全銘柄を検査:179 項目の検査を全銘柄にかけ、書類を取り込むたびにも 7 項目を検査
会計基準を区別:日本基準・IFRS・米国基準を区別し、経常利益のように基準に無い項目は、無理に埋めずに空欄にして理由を返す
充足率を公開:項目ごとに値が入っている割合と、値が無い理由を「データ品質」のページ(https://zenithcode.net/data-quality)で公開
- AI エージェントから、そのまま使える(MCP 対応)
MCP(Model Context Protocol)に対応した AI に、サーバーの URL を登録するだけで、72 のツールから日本株の財務・株価・開示を出典つきで調べられます。
Claude・ChatGPT:コネクタに URL を入れ、ZENITH Code にログインして承認するだけ(OAuth)。ダッシュボードで API キーを 1 本作っておけば、キーを貼り付ける必要はありません(ChatGPT は開発者モードのコネクタ、Claude Desktop はアプリのコネクタから)
Claude Code・Cursor・VS Code(GitHub Copilot):URL と API キーを設定するだけ。Claude Code はコマンド 1 行
自社の AI:OpenAI API(Responses API)などから、自社のエージェントや業務の流れに MCP のツールとして組み込めます
MCP は全プランで使えます。ツールは 72 あり、料金は API を呼んだときと同じトークンで数えます。
ツールはすべて読み取り専用で、AI がデータを書き換えることはありません。
例:「トヨタとホンダの直近 5 期の営業利益率を比べて」と聞くと、AI が名寄せした標準の項目で期ごとの売上高・営業利益・営業利益率を表にし、決算短信・有価証券報告書への出典のリンクを付けて答えます。
- 開発者がすぐ試せる
API ビューワー:ログインすれば、全エンドポイントをブラウザからパラメータを変えて試せます
CSV 出力:?format=csv で表計算ソフトにそのまま
日英対応:?lang=ja|en で、科目名・会社名を日本語・英語のどちらでも
- 使った量と残りが、ひと目でわかるダッシュボード
ログインすると、今月のリクエスト数・残りのトークン・プラン・有効な API キー・直近 7 日の推移・よく使うエンドポイントを、1 つの画面で確かめられます。
月末の見込みを予測:これまでの使い方から 1 日あたりのペースと月末の見込みを出し、このペースで月の上限に収まるかを知らせます
日次の利用とエンドポイント別の消費:7 日・30 日・90 日で切り替えて見られ、CSV でも書き出せます
API キーの発行と管理:ダッシュボードからすぐに発行できます
数字で見る ZENITH Code
項目
数字
名寄せの標準の項目
308(このほか、計算・導出した項目 71)
名寄せに対応づけた XBRL のタグ名
約 4,700 通り
決算書のままの科目の階層
最大 6 段
対象銘柄
4,568(上場株 4,014・ETF 491・REIT 63)
開示書類
130 万件(2014 年から、重複なし)
XBRL を解析した書類
37.0 万件
株価の日足
2010 年から
決算短信の解析
適時開示から約 46 分(中央値)
出典が付く財務の行
99.9%
毎営業日の品質の検査
全銘柄に 179 項目
エンドポイント
87 本
AI 向けの MCP ツール
72
※ 名寄せの数は 2026 年 10 月 23 日時点の当社の名寄せの定義のうち、開示のタグを対応づけた項目の数で、すべての会社・期に全項目の値があるという意味ではありません。エンドポイント・MCP ツール・対象銘柄の数は 2026 年 10 月 23 日時点。品質の検査と XBRL を解析した書類の数は 2026 年 10 月 16 日時点。そのほかは 2026 年 10 月 21〜22 日時点の当社実測。約 46 分は、直近 30 日の XBRL のある決算短信 526 件の中央値。出典の割合は 40 社・2,936 行の点検による。
料金プラン
プラン
月額(税抜)
上限
主な用途
Free
0 円
月 5,000 トークン・毎分 10 回・キー 1 本
評価に。ほぼすべてのエンドポイント
Pro
6,980 円
月 10 万トークン・毎分 60 回・キー 3 本
個人の分析・開発(使う人本人の利用)。全銘柄の一括取得もここから
Business
39,800 円
月 100 万トークン・毎分 300 回・キー 10 本
法人の分析・組織での共有、自社サービスでの表示(株価・TDnet の書類など取引所のデータを除く)。投資家の逆引き・大量保有・持ち合いもここから
Enterprise
個別見積
上限・範囲を個別に設定
組み込み・再配布、請求書払い・契約書
1 回の呼び出しの多くは 1 トークン(標準・Short 版の財務も 1)。決算書のまま(全科目)や株価の時系列など重い取得は 10、全銘柄の一覧と全銘柄の一括取得は 100。エラーは数えません。
月の上限は毎月 1 日(UTC。日本時間の 9 時)にリセット。上限を超えても後から請求することはありません。足りないときは、追加トークン(10 万 5,000 円・50 万 2 万円・100 万 3.8 万円、税抜・買った日から 12 か月有効)を全プランで前もって買えます。
法人も、同じセルフサーブのプランで、申し込んだその日から定額で使えます。
自分の AI での利用は全プランで可能。他の人に向けた AI の回答や、自社サービスでの表示は Business 以上。
株価と TDnet の書類そのもの(取引所のデータ)は、どのプランでも会員本人の利用に限ります(第三者への表示はできません)。
リリース記念価格
2026 年 10 月 31 日(土)23:59 までに Pro または Business をお申し込みいただいた方は、契約を続けている間、ずっと次の価格でご利用いただけます。割引はお申し込みの画面で自動で適用され、クーポンコードの入力は不要です。新しくお申し込みの方が対象で、お申し込み後のプランの変更・解約後の再契約・追加トークンは対象外です。
プラン
通常の月額(税抜)
リリース記念価格(税抜)
Pro
6,980 円
5,980 円(1,000 円引き)
Business
39,800 円
36,800 円(3,000 円引き)
運営実績:資産管理・財務分析サービス
当社は ZENITH Code のほかに、次のサービスを運営しています。財務情報サイト「StockClub」は、ZENITH Code と同じデータ基盤・同じ名寄せで動いています。
サービス
内容
実績
StockClub
日本株・米国株の財務分析サイト
取扱 2.2 万銘柄(日本株 4,568・米国株 17,543)、24.5 万ページ
配当キング
資産・配当の管理アプリ
2023 年 12 月から運用
Investlingo
海外アナリストのレポートを日本語で
2,000 本以上の記事
※ 2026 年 10 月 22 日時点。StockClub・Investlingo はサイトマップに載っている数。
安心して使える仕組み
ログインは Clerk、お支払いは Paddle に任せており、パスワードとカード番号は当社のサーバーに届きません。
二段階認証・パスキーに対応。
API キーは元に戻せない形(ハッシュ)でだけ保存。すぐに失効できます(Enterprise では、キーごと・会社全体の上限も個別に設定できます)。
データ基盤は AWS 東京リージョン、配信は Cloudflare。
代表コメント
株式会社Crabgrass 代表取締役 谷口 草平
「API、AI、XBRL。どれも、聞いただけで身構えてしまう難しい言葉だと思います。だからこそ ZENITH Code では、データを届ける API のサービスであっても、少しでも親しみやすく、分かりやすく使っていただけることを大切にしました。管理画面を見やすく整え、どんな値が返ってくるのかをその場で確かめられる『API ビューワー』も用意しました。まずは気軽に触ってみていただけたらうれしいです。
開発でいちばん大変だったのは、数千社の決算の解析です。何度解析し直しても、どこかに必ず“仲間外れ”の会社が出てきます。その 1 社を例外として片づけずに、どうやって全体のルールに組み込むか。その積み重ねが、いまの 308 項目の名寄せと、会社独自の科目まで残す『決算書のまま』の形につながっています。」
今後の展開
エンドポイントのさらなる追加
米国株の財務・株価の提供
サービス概要
項目
内容
サービス名
ZENITH Code(ゼニス コード)
内容
日本株の決算・株価・適時開示データの API と MCP サーバー
URL
https://zenithcode.net
対象
4,568 銘柄(上場株 4,014・ETF 491・REIT 63)
決算データ
決算書のまま(全科目・階層・並び順)/標準(308 項目に名寄せ)/Short 版
データの出所
株価・適時開示:正式な契約に基づき取得/有価証券報告書:EDINET(金融庁)/経済指標:FRED。財務データは各開示を当社で解析
提供方法
REST API(87 本・https://api.zenithcode.net)、リモート MCP サーバー(72 ツール・https://mcp.zenithcode.net/mcp)、CSV 出力
料金
Free 0 円/Pro 6,980 円/Business 39,800 円(月額・税抜)/Enterprise 個別見積
公開日
2026 年 10 月 23 日
会社概要
項目
内容
会社名
株式会社Crabgrass
所在地
東京都新宿区西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル
代表者
代表取締役 谷口 草平
設立
2024 年 12 月 10 日
資本金
1,500 万円
事業内容
金融データ API「ZENITH Code」、財務情報サイト「StockClub」、資産・配当管理アプリ「配当キング」、海外アナリストのレポートを日本語で届ける「Investlingo」の運営
URL
https://crabgrass.co.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社Crabgrass ZENITH Code 担当
法人のご相談:https://zenithcode.net/contact-sales
メール:contact@zenithcode.net(報道・営業・会社としての窓口)