新聞正文
株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで『87と呼ばれた少年』(文研ステップノベル)を、本日より全国の書店で発売いたします。
あらすじ
母さんがいて、妹がいて、親友のビニがいる。大切な人たちに囲まれて、ぼくの道は未来へとまっすぐ続いているはずだった。でもある日、母さんがぼくに「国から逃げなさい」って言った。その晩、兵士が家に踏み込んできて―。
編集者より
アフリカのエリトリアに暮らす主人公のシフは14歳で、物語開始時の夢はエンジニアになること。何ら特別なことはない、ごく普通の少年でした。その彼が、突然コンテナに収容され、名前を奪われてしまいます。
そして「87番」となったシフは、人間として生きるために、何人もの希望を背負って歩くことになります。
まず知ること。そしてそれを考えること。世界を変える一歩は、きっとそこから始まります。
著者
エレ・ファウンテン・作家
イギリスの作家。児童書出版業界で編集者として働き、数々の受賞歴を持つ作家やベストセラー作家のデビューを支援しつつ、そのキャリアを育む役割を担う。エチオピアの首都であるアディスアベバに数年間在住し、そこでデビュー作となる本作(原題;Boy 87)を執筆。実話に着想を得たこの作品で4つの賞を受賞し、ウォーターストーンズ児童書賞やカーネギー・メダルを含む多くの賞にノミネートされる。アディスアベバで培った視点をもとに、差し迫った社会的・世界的なテーマを多く作品に反映させる。現在は、夫と二人の娘とともに、イギリス・ハンプシャーに暮らしている。
伏見操・画家
1970年、埼玉県に生まれる。翻訳家、文筆家。上智大学文学部フランス文学科を卒業。洋書絵本卸会社、ラジオ番制作会社勤務を経て、フランス語や英語の子どもの本の翻訳をはじめる。主な訳書に、『トラのじゅうたんになりたかったトラ』(岩波書店)、『うんちっち』(あすなろ書房)、『だれだって』(パイ インターナショナル)、『ファニー 13歳の指揮官』(岩波書店)、『バイバイ、わたしの9さい!』『瓶に入れた手紙』(ともに文研出版)など多数。創作に『ちらかしさんとおかたしさん』(教育画劇)、日本の神話えほんシリーズ(岩崎書店)など。
商品情報
『87と呼ばれた少年』
シリーズ:文研ステップノベル
対象:小学校高学年以上
判型:四六判
本体価格:1870円(本体1700円+税10%)
ISBN:978-4-580-82674-8
HP:https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/