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NTT東日本株式会社 千葉事業部(事業部長:猪狩 典子、以下「NTT東日本」)は、「成田空港第2の開港」※1に向けたさまざまな取り組みを通信・ICT(情報通信技術)の分野から支援するため、「『成田空港第2の開港』推進プロジェクト」を立ち上げました。
NTT東日本は、これまで成田空港の発展に向けて、通信サービスの提供やICT基盤の構築・運用など、さまざまな取り組みを個別のプロジェクトとして進めてきました。今回、これらの取り組みを個別に推進するだけでなく、各プロジェクトの関係者を横断的につなぎ、取り組み全体の連携を図ることを目的として、「『成田空港第2の開港』推進プロジェクト」(以下、「本プロジェクト」)の体制を構築します。また、本プロジェクトがNTT東日本における「成田空港第2の開港」の窓口となり、通信ネットワーク、ICT、地域とのリレーションを活用し、成田国際空港株式会社(以下、「NAA」)、空港情報通信株式会社(以下、「AICS」)をはじめとする空港関連事業者、航空会社、物流事業者、周辺自治体等との連携・調整を進めます。これにより、安全・安心で利便性の高い空港運営と、空港を核とした地域の持続的な発展に貢献することをめざします。
※1:「成田空港第2の開港」とは、B滑走路の延伸およびC滑走路の新設などを含む「更なる機能強化」と、新旅客ターミナルの整備や貨物施設の集約などを
含む「『新しい成田空港』構想」の総称。
https://www.narita-airport.jp/files/8c8689da0b6f3e7d0e74a268555f5ebeaac36c722d7d5beed4cb123589269b2c(成田国際空港)
1.背景・目的
成田空港は、輸出額・輸入額ともに全国1位、輸出入総額は全国の約17%を占める※2日本最大級の貿易港であり、世界中からヒト・モノが集まる拠点として経済発展における重要な役割を担っています。成田空港では、今後も増加が予測される首都圏の国際航空需要に的確に対応し経済活動の活性化につなげるため、「成田空港第2の開港」に向けたさまざまな取り組み※3が進められています。具体的には以下の通りです。
旅客ターミナルを再構築し集約型のワンターミナルへ
新貨物地区の整備により航空物流機能を集約
様々な選択肢で空港全体としての最適アクセスを実現
地域と空港との相互連携による一体的・持続的発展 など
一方で、このような再編を着実に進めるためには、将来にわたって安定的に利用できる通信インフラの整備に加え、空港業務の効率化・省人化、安全性の向上、データ活用、サイバーセキュリティ、施設管理の高度化など、複数の領域・事業を横断する取り組みについて、関係者が連携しながら推進していくことが重要となります。
こうした状況においてNTT東日本は、「成田空港第2の開港」に向けた通信・ICT分野での各種取り組み・課題を一体的に管理・推進することをめざし、本プロジェクトを立ち上げることとしました。地域の通信基盤を長年にわたり支えてきた経験と、先進的な技術・ノウハウを組み合わせ、「成田空港第2の開港」に向けたさまざまな取り組みを支援してまいります。
※2:令和6年分 成田空港貿易概況(速報)
https://www.customs.go.jp/tokyo/etu/ftp/tokuR06soku.pdf(東京税関)
※3:『新しい成田空港』構想 とりまとめ2.0 概要
https://www.narita-airport.jp/files/53f36135f9d1be12bb0860780a07c2aa76204bdeee6615030d97f07139a5aee4(『新しい成田空港』 構想検討会)
- 本プロジェクトの概要 ・体制
本プロジェクトが「成田空港第2の開港」に向けた社内外の窓口となり、NAA、AICSをはじめとする空港関連事業者、航空会社、物流事業者、周辺自治体等との連携・調整を進めます。
①ネットワーク基盤に関する検討
新旅客ターミナル、新貨物地区および既存施設の再編を見据え、信頼性、柔軟性、拡張性およびセキュリティを備えた通信・ICT基盤のあり方を検討します。また、新たに拠点を整備される企業の皆さま向けに光回線サービス等の通信基盤構築支援を行います。
②IOWN※4および自動運転技術の活用検討
大容量・低遅延・低消費電力をめざす次世代情報通信基盤や自動運転の活用可能性について、空港内外の関係者と連携し、具体的なユースケースの検討を進めます。
※4:NTTが提唱する次世代情報通信基盤構想。Innovative Optical and Wireless Networkの頭文字から成る言葉であり、光技術を中心に、大容量・低遅延・低消費電力の実現をめざす構想。
③空港業務の高度化に向けた新技術の活用検討
AI、IoT、ローカル5G、ドローン等の新技術を活用し、旅客・貨物輸送、警備、点検、施設管理などの業務高度化に関するユースケースの創出および実証・実装を検討します。
④空港と周辺地域の一体的な発展に向けた地域連携
空港周辺自治体や地域企業等との連携を通じて、地域DX、産業振興、人材育成、観光、防災および地域交通など、空港の発展効果を周辺地域へ広げる取り組みを検討します。
- 今後の展望
NTT東日本は、本プロジェクトを通じて、「成田空港第2の開港」に関連する通信・ICT基盤や先進技術の活用テーマを整理し、関係者との対話を重ねながら、具体的な実証・実装につなげていきます。
また、空港内の業務効率化、安全性向上および利用者の利便性向上に加え、空港周辺地域における産業振興や地域DXへの展開も検討します。
今後、NAA、AICSをはじめとする空港関係事業者、航空会社、物流事業者、周辺自治体等との連携体制を段階的に構築し、成田空港と周辺地域の持続的な発展に貢献してまいります。
- 本プロジェクトに関するお問い合わせ先
担当:NTT東日本 千葉事業部 成田空港第2の開港推進PT 大久保
Mail:nrt2nd-nttpt-gm@east.ntt.co.jp