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ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、2026年11月4日(水)、エンターテインメント分野におけるTikTok活用のポイントや成功事例を共有する「TikTok Entertainment Forum in Japan 2026」を開催しました。
アニメ・漫画・映画・ドラマなど、エンターテインメントIPの宣伝やマーケティングに携わる関係者が参加し、TikTokの最新情報や成功事例について共有しました。
本イベントでは、「TikTokフル活用の最前線に1時間で追いつける」をテーマに、公式アカウントの運用から、クリエイターとの協業、作品を応援するファンコミュニティである「ファンダム」との関わり方まで、国内外の事例を交えて紹介しました。司会は、映画を紹介するTikTokクリエイターのmaruta|映画案内(@maruta_eiga)が務めました。
映画を紹介するTikTokクリエイターのmaruta|映画案内
作品との出会いを視聴や行動につなげるTikTok
はじめに、TikTok APAC ゼネラルマネージャーの佐藤陽一が登壇。日本においてTikTokをきっかけとして6,800億円の経済効果が生まれ、年々拡大していること、さらにTikTokの動画が、作品の発見だけでなく映画館での鑑賞など実際の行動につながる点を、事例を交えて紹介しました。あわせて映画やテレビシリーズを効果的にプロモーションできる「TikTok Spotlight」機能に触れ、エンターテインメントIPとユーザーの接点を広げる取り組みについて説明しました。
TikTok APAC ゼネラルマネージャー 佐藤陽一
情報の集め方と作品の届け方の変化
メインセッションでは、TikTok Japan Entertainment Program Managerの野原麻友美が、TikTokにおけるエンターテインメントコンテンツを取り巻く変化を解説しました。取り上げたのは、ユーザーが作品の情報を得る方法、ハリウッドのプロモーション、そしてTikTokの機能や取り組みの3点における変化です。
作品を知るきっかけには、公式アカウントの発信に加え、クリエイターの紹介やファンの投稿があります。作品の魅力をそれぞれの視点から伝えるコンテンツと、そこから本編にたどり着くための導線を組み合わせることが、今回のセッションのポイントとなりました。
その導線を担う仕組みとして紹介したのが、「TikTok Spotlight」機能です。これは作品と関連する質の高い投稿にリンクを追加し、ユーザーをTikTok内の作品詳細ページへ案内するものです。この詳細ページから外部リンクにつなげることで、動画を見て生まれた興味を、作品をさらに知ることや視聴することへとつなげます。
TikTok Japan Entertainment Program Manager 野原麻友美
TOHO animationにおけるTikTok Spotlightの活用
ゲストセッションには、TOHO animation Marketing Groupの下山永遠氏が登壇しました。TikTok Japan Entertainment Partner Managerの宮本浩志が、アニメ作品の宣伝をめぐる変化をはじめ、TOHO animationにおけるTikTok Spotlightの位置づけや、積極的に活用する理由について下山氏に伺いました。
アニメ作品を取り巻く環境の変化として、下山氏は「ユーザー視聴環境の縦型へのシフト」「グローバル化」の2点を挙げました。いまや大部分の視聴者がスマートフォンで縦型動画を視聴しており、またアニメ作品のグローバルでの売上は大きく増えていると語りました。
TOHO animationがTikTok Spotlightを積極的に活用する理由として、下山氏は「TikTokというグローバルなプラットフォームで世界中に公式情報を届けられ、国や地域ごとの反響が把握できること」と説明し、「いまやTikTok Spotlightはプロモーションの中でも最重要施策のひとつになっている」と語りました。
TOHO animation Marketing Group 下山永遠氏
ファンのエンゲージメントを生み出すコンテンツの蓄積
ゲストセッションに続き、宮本浩志はファン獲得の仕組みづくりを解説しました。作品を発見した人がコンテンツを体験し、夢中になり、「いいね」やコメント、投稿などを通じて作品に関わる。その関わりが、別のユーザーにとって新たな発見につながるという考え方です。公式アカウントだけでなく、クリエイターやファンダムも参加することで、作品との接点となるコンテンツが蓄積されていきます。
セッションでは、プロモーションを「Awareness(認知獲得)」「Attention(期待値や作品想起率の向上)」「Amplification(話題の増幅)」の3つの段階に分け、それぞれの目的に応じたコンテンツの作り方を紹介しました。認知を広げる段階ではティザー映像や解禁情報、関心を高める段階では作品の魅力やキャストに焦点を当てた投稿、話題を広げる段階ではコメントや参加を促すコンテンツを組み合わせます。
さらに宮本は、海外の事例として、公式投稿に加えクリエイターとのコラボレーションやファン投稿の再投稿を組み合わせたプロモーションを紹介しました。キャストへのインタビューや舞台裏、オフショットなど、告知情報だけでは伝わらない作品や出演者の魅力を、異なる切り口で届ける工夫を解説しました。
制作面では、一度のキャスト撮影で複数の切り口の素材を用意し、チケット発売や劇場公開、配信開始などのタイミングに合わせて活用する方法を紹介。告知コメントと、その時期に使える映像素材を組み合わせることで、継続的な発信につなげる考え方を示しました。
TikTok Japan Entertainment Partner Manager 宮本浩志
ファンの視点で作品の魅力を伝えるEdit
さらに宮本は、ファンダムによる参加の一例として、作品映像をファンの視点で自由に編集する「Edit」と呼ばれるファンコンテンツカルチャーも取り上げました。ハリウッドスタジオによるEditクリエイターとの協業や、海外作品の公式施策・コンテスト・再投稿などを紹介し、ファンならではの見方を作品の発見につなげるとともに、公式アカウントがその参加を応援するという観点から、ファンダムとの関わり方を解説しました。
宮本は、「Editは現代のファンメイドCM」と述べ、Editカルチャーの熱量をTikTok Spotlight機能で導線をつなげていくことで、新たなファンを獲得するきっかけをつくれることを強調しました。
企業とクリエイターが交流する場に
クロージングでは、TikTok Japan 執行役員 運営本部長の佐藤友浩が登壇。「日本のTikTokユーザーは、TikTokでエンターテインメントコンテンツを視聴した後も、プラットフォーム外で作品について検索・視聴するなどの行動をとる」などの特徴について触れ、TikTokとエンターテインメントコンテンツとの相性の良さを強調して、イベントを締めくくりました。
TikTok Japan 執行役員 運営本部長 佐藤友浩
第2部では懇親会とクリエイターマッチングを実施。会場に設置された相談ブースにmaruta|映画案内、しんのすけ🎬映画感想(@deadnosuke)、マサキノジンセイハタノシイ(@masakino_jinseiha_tanoc)、遠藤様の生態【最弱パーティー】(@oreensamadaze)、もつもつ🍆漫画紹介のひと(@motsumotsu_manga)が登場し、企業の方々と作品のプロモーションについて語り合うなど、交流を深めました。
クリエイターマッチングの様子
TikTokでの出会いをきっかけに作品を楽しみ、その魅力を誰かに伝える。本フォーラムは、このような循環を育むための機能や実践例を通じて、エンターテインメントIPの宣伝・マーケティングに携わる関係者の方々に、クリエイターやファンとともに作品の魅力を広げる可能性をお伝えし、今後のプロモーションや新たな協業につなげていただく機会となりました。
【TikTokについて】
TikTokは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。私たちのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすことです。TikTokのグローバル本社はロサンゼルスとシンガポールにあり、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、パリ、ベルリン、ドバイ、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがあります。