新聞正文
投資判断を支援する個人投資家向けAI投資エージェント「Velpha(ヴェルファ)」(©Velpha Inc.)
ヴェルファ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:高見澤 秀介)は、2026年11月1日、個人投資家向けAI投資エージェント「Velpha(ヴェルファ)」の正式版を無料で提供開始しました。
Velphaは、資産全体のバランスとリスクを見ながら判断する機関投資家の考え方を、個人投資家が自分の手で実践できるようにするサービスです。日米の個別株約1万銘柄・国内の投資信託約5,000本を対象に、購入や組み替えによって資産全体のリスク(想定最大下落幅)と期待リターンがどう変わるかを、売買前にAIと試算できます(特許出願中)。
あわせて、証券会社とのデータ連携や、投資メディア・IR・金融教育の場での活用に向けて、協業パートナーの募集を開始します。
背景と課題:「何を買うか」は分かっても「資産全体でどうなるか」は見えにくい
新NISAを機に新たな個人投資家が増加する一方、AI・半導体などの人気テーマや特定銘柄への集中投資で、相場変動時に想定以上の下落を抱えて不安を感じる人も少なくありません。
日本証券業協会の調査(※1)では、個人投資家の43.3%が「長期・積立・分散投資など、リスクを抑える投資方法」を役立った・知りたかった知識に挙げる一方、つみたて投資枠で「ポートフォリオのリスク調整」を理由に購入金額を見直した人は6.8%にとどまります。
背景には、必要な情報を確認できる環境の不足があると私たちは考えています。証券口座や投資メディアで株価やニュースは確認できても、「資産全体の値下がりリスク」や「買い足しで資産バランスや目標達成の見通しがどう変わるか」を手軽に試算できる環境は限られています。
投資にAIを使う個人投資家は4割を超えましたが(※2)、汎用AIには最新の市場データを正確に扱いきれない「データの壁」があります(※3)。銀行28社の連合も、資産運用の相談をAIチャットで完結させる仕組みを2028年度にも実現する計画です(※4)。正確なデータとリスク計算に基づく投資特化型AIへの需要は、個人と金融機関の双方で高まっています。
※1 日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書」(2026年9月)
※2 日本経済新聞「個人投資家の4割強、AIを投資に活用中 人気はChatGPTとGemini」(2026年7月)
※3 日本経済新聞「個人の資産運用、生成AI利用に立ちはだかる『データの壁』」(2026年8月)
※4 日本経済新聞「個人の資産運用、AIチャットで完結 銀行28社連合が28年度にも実現へ」(2026年6月)
解決策:売買前シミュレーション×対話型AIで、納得して続ける投資へ
ホーム画面|ざっくりとした質問でも、入力の途中から条件に合う回答・銘柄が表示されます。(©Velpha Inc.)※画面はイメージです。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
Velphaは、機関投資家がリスク分析システムを用いて日々行っている「資産全体のリスクの数値化」と「売買前の事前シミュレーション」を、個人向けに使いやすく落とし込むことでこの課題を解決します。
独自の分析ロジックにより、日米の個別株や国内の投資信託のデータをもとにポートフォリオ全体のリスクを金額と比率で示し、画面上のAIチャットがその数字の意味や背景をわかりやすく解説します。利用者は「自分が許容できる下落幅」と「目標」を基準に、納得して投資判断を下すことができます。
主な機能:目標設定から売買前の試算まで一気通貫で支援
売買シミュレーターの画面(©Velpha Inc.)※画面はイメージです。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
機能
できること
オンボーディング
目標金額・毎月の積立額・許容できる下落幅の設定
ホーム
銘柄選びや資産状況、操作方法など、気になることをAIに直感的に質問
ポートフォリオ
投資信託の中身(組入銘柄)まで含めた、資産構成と偏りの分析
マーケット探索
世界地図や各種指標からの個別株・投資信託の検索
売買シミュレーター(特許出願中)
購入・組み替え前に、資産全体の想定最大下落幅と「自分の目標・リスク許容度に合っているか」を一括で試算
カレンダー
配当や決算、リバランス時期の通知
<サービス概要> ・提供開始:2026年11月1日
・料金:無料(現時点)
・対象銘柄:日米の個別株約1万銘柄、国内の投資信託約5,000本
・サービスURL:https://velpha.ai/ja (Webブラウザより無料で登録・利用可能) ※本サービスは投資判断の参考となる情報を提供するものであり、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終判断はご自身でお願いいたします。
先行テスト利用者の声
「銘柄を追加して試算できるのが良く、また使いたいです。目的が分かれば面白い。個別株をやっている知人には勧めたいです。」(30代・男性・投資歴7年)
「知人に紹介するなら、『自分のポートフォリオを踏まえて試算し、投資の判断を助けるツール』です。作られたプランも結構分かりやすかったです。」(20代・男性・投資歴2年)
「条件を変えて試せるシミュレーターと、候補のランキングがよかったです。」(50代・女性・投資歴2年)
今後の展開:金融機関・事業者との協業を募集
Velphaは今後、すでに複数の個別株や投資信託を保有してバランスを見直したい方だけでなく、積立投資が中心で資産配分を意識したことがない方や、これから新NISAを活用したい方へと支援の幅を広げていきます。
あわせて、Velphaの「リスク分析・売買前シミュレーション機能」を、金融機関や事業者のサービス・イベント等でも活用いただけるよう、協業パートナーを募集します。
協業先の例
想定する連携
協業先にとっての価値
証券会社・金融機関
API連携により、利用者が同意した口座の保有データを自動反映(手入力を不要に)
顧客が資産全体のリスクを確かめながら、安心して投資を継続でき、口座の稼働率・継続率向上へ寄与します
IR支援会社・上場企業のIR部門
個人投資家向けのIRイベントや説明会で、参加者が自分の資産に照らして銘柄を確かめられる場の共創
銘柄への理解と関心が深まり、中長期で保有する個人株主の獲得・エンゲージメント向上につなげます
投資家向けイベント・セミナーの運営
会場やオンラインでの体験コーナーでの試算・診断機能の活用
参加者が、学んだことをその場で自分の資産に当てはめられる学びの場を提供します
投資メディア
記事と連動した診断・試算の紹介
読者に「次の一歩」を提供します
FP・金融教育事業者
面談や講座で活用するポートフォリオ分析・試算ツールとして提供
客観的なデータと試算結果に基づく説明が可能になり、相談・講義の質と納得感の向上へ寄与します
<協業・その他お問い合わせ>
導入検討用のデモ環境もご案内できますので、下記窓口よりお問い合わせください。
お申し込み・資料請求:https://velpha.ai/ja/contact
お問い合わせ E-mail:marketing@velpha.ai
代表コメント
ヴェルファ株式会社 代表取締役CEO 高見澤 秀介 (©Velpha Inc.)
「ブラックロックに在籍していた4年間、私は機関投資家のポートフォリオがいまどれだけのリスクを取っているかを毎日分析し、レポートにしていました。プロの運用現場では、リスクを前提に考え、まず数字を確かめてから次の一手を決めるのが当たり前です。しかし、20歳から個人で投資を続けてきた私自身が感じてきたように、個人が証券口座を開いても、その判断材料となる数字はパッと目に入るところにはありません。
結果として、個人の資産運用は『根拠が見えないまま全部自分で判断するか』『誰かに丸ごと任せるか』の二択になりがちです。私たちはその間に、確かな分析ツールとAIの手を借りながら、ひとりで悩まず、自分自身でハンドルを握る資産運用があっていいと考えています。自分のお金について自分で考え、思わぬリスクで市場から『退場』することなく、相場が動いても納得して長く投資を続けられる人を増やしたくて、Velphaを開発しました。
そしてこの仕組みは、私たちのサービスの中だけで完結させるものではありません。国内でも銀行28社の連合が資産運用相談へのAI活用を計画するなど、金融業界全体で個人の意思決定を支える仕組みが求められています。証券口座とのデータ連携や、投資メディア、セミナー・相談の場など、個人投資家が集まるあらゆる接点で同じようにリスクと向き合える環境を、パートナーの皆さまと一緒に広げていきたいと考えています。」(ヴェルファ株式会社 代表取締役CEO 高見澤 秀介)
高見澤 秀介(たかみざわ・しゅうすけ)
2020年からブラックロック・ジャパンで4年間、リスク・リターン分析ツール「Aladdin」の運用と投資プロセスのアドバイザリーに従事。2024年4月よりヴェルファ株式会社 代表取締役CEO。University of Victoria(カナダ)と明治大学のデュアルディグリーを取得。
ヴェルファ株式会社 / Velpha Inc.
代表者 :高見澤 秀介 設立 :2023年6月21日 本社 :東京都中央区銀座1-12-4 N&EBLD. 6F 事業内容:金融市場に関する投資家向け情報提供サービス業 リンク :https://velpha.ai/ja
<本件に関するお問い合わせ> ヴェルファ株式会社 広報担当 辛嶋 楓 メール:press@velpha.ai