新聞正文
全国のAI実践農家を発掘
株式会社農情人(本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐雄一郎)が運営する農家支援コミュニティ「Metagri研究所」は、全国の農家・農業法人による生成AI活用事例を発掘する「全国AI活用農家 発掘プロジェクト」を2026年11月5日(木)より開始します。
募集するのは、生成AIを使った事務作業の効率化、生成AI活用による農園向けアプリの自作、商品開発や販売への活用など、すでに生成AIを農業の仕事に取り入れている農家です。
取材対象に選ばれた農家の工夫や試行錯誤をメディア「農業AI通信」の特集記事で全国に紹介し、農園の魅力と実践の成果を発信します。さらに、希望者の中から選ばれた農家には1か月間の無料AI伴走支援を提供。現在のAI活用をさらに進化させ、次の挑戦につなげる機会をつくります。
応募・推薦のページを見る
背景:農業現場に眠るAI活用の工夫を、次の実践へ
生成AIの進化により、農業現場でも日報の整理、販促物の制作、栽培記録の分析、業務用アプリの開発など、さまざまな活用が生まれています。
一方で、当研究所が2026年7月に公表した「農業現場のAI実態調査2026」(農業関係者100人)では、79人が何らかの形でAIを利用している中で、「栽培管理・現場判断」での活用を挙げたのは12人(1割)にとどまりました(※1)。 記録や文書づくりなどの事務作業から使い始める人が多く、現場の仕事に踏み込んで使いこなしている農家の工夫は、農園の外に十分に伝わっていないこともあります。
農業AI通信は、農家の実体験をもとに、使っているツールだけでなく、導入のきっかけ、工夫したこと、うまくいかなかったこと、現場での変化まで取材してきました。
今回のプロジェクトでは、これまで発信の機会がなかった農家にも光を当て、全国の農家が参考にできる実践事例を増やすことを目指します。さらに、優れた実践を紹介するだけでなく、農家自身が「次にAIを活かせる仕事は何か」「今の仕組みをさらに良くできないか」を考え、新しい挑戦へ踏み出す機会を提供します。
(※1)出典:農業現場のAI実態調査2026(株式会社農情人、2026年7月3日公表)。有効回答100人(AI未利用者を含む)。
農家のAI活用の取材事例
農業AI通信では、AIを仕事に取り入れている農家の実践を取材し、連載として公開してきました。その一部をご紹介します。
市販カメラ×AIで、牛舎の夜間見回りを支える(島根・川上牧場/全3回) 島根県出雲市で約80頭を飼育する酪農家が、市販のスマートカメラと生成AIを組み合わせた牛舎の見守りシステムを実装。初期費用は約6万円で、夜間の見回りを「人が必ず行く」から「AIの通知をもとに確認する」形へ変えていく過程を追いました。
市販カメラ×AI特集
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AIを壁打ち相手に、専門外の商品開発へ(愛媛・養鶏農家/全3回) 愛媛で平飼いの卵と肉用地鶏を育てる養鶏農家が、自慢の卵を主役にした「全卵ジェラート」の開発に挑戦。ジェラート製造は「ド素人」というところから、AIとともに商品の発想、レシピ設計、道具選び、記録・段取り・販売への広げ方までを進める過程を追いました。
全卵ジェラート特集
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AIを“栽培の相棒”に(神奈川・兼業オリーブ農家/全3回) 本業はスマート農業のエンジニア。オリーブ200鉢を育てる兼業農家が、葉の不調をAIと一緒に診断する自作の「オリーブ診療所」など、無料・低価格のAIツールを栽培に取り入れる様子を紹介しています。
兼業オリーブ農家特集
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AI活用の農家の募集
あなたの農園のAI活用術を教えてください
すでにAIを使っている農家・農業法人・農場スタッフの皆さまから、ご自身の取り組みを募集します。栽培管理、日報・経理、SNS、販売促進、労務管理、アプリ開発など、分野は自由です。大きな成果が出ていなくても構いません。試行錯誤している段階や、うまくいかなかった経験も歓迎します。
お隣の「すごい農家さん」を推薦してください
農家、JA、自治体、農業関係者、一般の皆さまから、身近にいるAI活用農家の推薦を受け付けます。「SNSで見かけた」「知人の農園で使っている」「地域に独自の仕組みを作った農家がいる」といった情報も歓迎します。
推薦を受けた農家には、編集部が取材の意向を確認します。本人の同意なく取材・掲載することはありません。
取材対象農家への3つの提供価値
3つの提供価値
- 農業AI通信での特集インタビュー掲載
農家のAI活用術と、その背景にある現場課題や工夫を取材し、特集記事として紹介します。農園の特徴、農産物、公式サイトやEC・SNSへの導線も掲載。記事の紹介に使える告知素材を提供し、農園自身の情報発信にも活用いただけるようにします。
※公開後には、可能な範囲で記事の閲覧実績も共有します。
- AI伴走支援を1か月無料提供
希望する取材対象農家の中から選抜した農園に、株式会社農情人の「農家のAI右腕づくり支援」を活かした1か月の無料伴走プログラムを提供します。これまでのAI活用を棚卸しし、まだ使えていない業務や改善余地を一緒に探索。優先テーマを選び、小さな実証や仕組みの改善に取り組みます。目指すのは、AIの新しい使い方を知るだけでなく、自分の農園で次に何を試すかを具体化することです。
- 農業×AIの共同企画・実証の可能性
取材をきっかけに新たな取り組みを希望する農家とは、新たなAI活用プロジェクトや、学生・技術者・企業との連携機会も視野に入れ、共同企画を検討します。自作した農業アプリの改善、営農データの新たな活用、販売・商品開発の仕組みづくりなど、農園ごとの関心と課題に沿って可能性を探ります。
※共同企画・実証の実施や事業化を保証するものではありません。
全国AI活用農家 発掘プロジェクト 募集概要
企画名
全国AI活用農家 発掘プロジェクト
主催
Metagri研究所(運営:株式会社農情人)
応募対象
国内でAIを活用している農家・農業法人・農場スタッフ
推薦対象
AIを活用する農家を知っている方(農業関係者・一般の方も可)
応募区分
自薦・他薦
参加費
無料
募集期間
2026年11月5日(木)〜11月30日(月)
取材対象
応募・推薦内容をもとに編集部が選考し、個別にご連絡します
無料伴走支援
希望する取材対象者から別途選抜
応募方法
専用ページのフォームから応募
応募・推薦のページを見る
目指すのは、農家から農家へ広がるAI活用の実践知
生成AIの活用に、唯一の正解はありません。同じ作物を育てていても、農園の規模や人員、販売方法によって課題は異なります。だからこそ、実際に現場で使っている農家の工夫に価値があると考えています。
農業AI通信は、先進農家が取り組んできた挑戦を丁寧に伝え、その経験をほかの農家のヒントとして残していきます。そして、取材した農家自身にも、AI活用の新たな場所や可能性を発見できる機会を提供していきます。
あなたの農園のAI活用術、教えてください。お隣の「すごい農家さん」の推薦も、お待ちしています。
農家向けAIメディア『農業AI通信』について
農業AI通信
農業AI通信は、「農家の経験と言葉から、AI活用の未来を育てるメディア」をコンセプトに、AI活用の手順や実践事例を「今日から使える形」で提供するとともに、アンバサダーをはじめとする農家の実践から生まれた知見をメディアに活かし、これからAI活用に挑戦する全国の農家へ届ける循環をつくっています。
農業AI通信
サービス提供会社
株式会社農情人
代表 : 甲斐雄一郎
提供サービス(一部): ・農業マーケティング支援 ・農業×新技術の企画開発
・AIコンサルティング
・書籍出版
URL : https://noujoujin.com/
mail : info@noujoujin.com