ニュース本文
株式会社MENTRA(本社:東京都港区六本木)は、精神科・心療内科に特化した医療AI「MENTRA」のWeb問診に、病院ごとの設問で受診前の確認を行う機能を加え、提供を開始しました。詳しくお話を伺う必要がある方だけを、精神保健福祉士(PSW)へのお電話にご案内し、ほかの方はそのままWeb問診へ進みます。問診が届くと、担当の精神保健福祉士が自動で決まります。精神科病院からのご要望を受けて開発したものです。MENTRAは、医療機関ごとに異なる運用や課題に合わせて、機能を作り込みながら導入します。導入のご相談は無料で承ります。
https://mentra.jp/releases/2026-10-monshin-psw-tantou/
【課題】初診の予診は電話に集まり、その形は病院ごとに違う
精神科の初診では、受診の前に精神保健福祉士が電話で事情を伺う「予診」を行う病院が多くあります。入院のご希望、ほかの医療機関での治療、身体の病気など、診察の前に確かめておきたいことが多いためです。すべての申し込みを電話で伺うと、精神保健福祉士の時間の多くが、電話を受けて話を聞くことに取られます。問診が届いたあとも、誰が折り返すかはその都度決めることになり、担当があいまいなまま対応が遅れることもあります。
しかも、受診の前に何を確かめるか、誰が担当するかは、病院ごとに異なります。決まった形のツールでは、その違いに合わせきれません。
【Before / After】予診の受け方は、こう変わる
これまでは、すべての初診のお電話を受けて聞き取り、折り返す担当もその都度決めていました。これからは、受診前の確認で「お電話で伺う方」と「Web問診へ進む方」に分かれます。Web問診へ進む方には担当が自動で決まり、初診日は精神保健福祉士がお電話で調整します。
Web問診の流れ:スマホで答え、診察の前に要点が届く
MENTRAのWeb問診は、患者さんが病院のホームページのリンクや院内に掲示したQRコードから、お手持ちのスマートフォンで開いて答える仕組みです。アプリを入れる必要はありません。
スマホで答える — 説明と同意、受診前の確認、お名前などの基本情報のあと、いまのご相談、睡眠や食欲、生活の様子、これまでの受診歴などの設問に順に答えます
病院に届く — 回答が届くと病院にメールでお知らせし、職員の画面の一覧に並びます
診察の前に要点がまとまる — AIが回答を読み、診察前のサマリー(要点、生活歴・家族歴、診察で確認したい点、留意点)を作ります。電子カルテに貼り付ける文章も、ボタン1つで写せます。サマリーは診察の参考にするもので、診断は医師が行います
【解決策】病院の設問で分け、担当まで自動で決める
今回加えた受診前の確認では、初診の方が問診の前に、病院が受診の前に確かめたい設問に答えます。詳しくお話を伺う必要がある答えがあれば、精神保健福祉士へのお電話をご案内し、問診へは進みません。当てはまる答えが無ければ、そのままWeb問診へ進みます。
仕組みは、次の4つでできています。
病院が決めた設問で分ける — どの答えでお電話へご案内するかは、病院が決めた設問と答えの組み合わせだけで決まります。行き先を決めるのにAIは使いません。同じ答えなら同じ行き先になり、なぜそうなったかを病院が説明できます
担当を自動で決めて知らせる — 問診が届くと、病院が決めた比率で担当の精神保健福祉士が決まり、本人にメールで知らせます。件数が少ない病院でも、比率どおりに分かれます
対応待ちと対応完了を共有する — 自分が担当する未完了の件数が画面に出ます。対応を終えたら「対応完了」を押すと、ほかの精神保健福祉士にも分かります
ご案内で止まった方も記録に残す — お電話をご案内した方も、お名前と連絡先が対応待ちの一覧に残ります。お電話をいただく前から、どなたからのご連絡かが分かり、受けた方がそのまま対応できます
設問の中身、お電話へご案内する答え、担当する方と割り振りの比率は、導入時に貴院の運用を伺って設定します。
病院ごとのご要望を、機能にしてきました
今回の機能は、ある精神科病院から「電話を介さず、最初からWeb問診で初診の申し込みを受けたい」とご相談をいただいたことから始まりました。病院の資料を読み込み、受診前の確認の設問と、担当の決め方を一緒に整理して形にしています。
MENTRAは、こうした個別のご要望に合わせた作り込みを重ねてきました。
医局会議の録音から、病院の定型様式どおりの議事録をPDFで作成
病院の紙の問診票の項目を、Web問診とAIの要約にそのまま取り込み
訪問看護の記録の下書きを、「短く」「要点だけ」といったAIへの一言で整える
診断書・申請書類を、病院が実際に提出している様式どおりに作成
運用の方法も、課題も、必要な機能も、医療機関によって異なります。MENTRAは、決まった形のツールを渡して終わるのではなく、それぞれの業務の流れに合わせて機能を整えながら導入します。
【伴走】ご要望を伺うところから、現場で使える形になるまで
機能を作り込むには、まず貴院の運用を知ることが欠かせません。誰が、いつ、どの情報をもとに判断しているのか。どこで時間がかかり、どこで対応漏れが起きやすいのか。MENTRAは、お話を伺うところから始めます。
ヒアリング — いまの業務の流れと、困っていること、ご要望を伺います
整理・設計 — 何を自動にし、何を人が判断するのかを整理し、機能の形を決めます
設定・検証 — 貴院の設問や様式を設定し、実際の業務の流れで一緒に確かめます
定着 — 職員の方が迷わず使えるよう、導入後も運用に合わせて調整を続けます
こうして一緒に運用を作ってきた結果、ある導入先の精神科病院では、使う職員が2名から18名に広がり、月あたりの利用は導入時の月9件から606件になりました(※1)。
※1.実測データの概要
集計期間: 2026年2月25日 〜 2026年9月30日(月あたりの利用・職員数は、2026年9月の確定値)
集計主体: 株式会社MENTRA(自社サービスの利用データを自社で集計)
集計対象: 導入先の精神科病院1施設で作成された音声記録すべて(削除済みを除く)
集計方法: データベースの集計。月あたりの利用は、その月に作成された記録の件数。職員数は、その月に記録を作成した職員の人数
【無料相談】まずは、お話を伺います
初診の受付の流れを変えたい、この業務も自動にできないか、といったご相談を、期限を設けずに無料で承ります。
対象 — 精神科病院・メンタルクリニックなどの医療機関
内容 — いまの業務の流れとご要望を伺い、どこまで自動にできるかを一緒に整理します。受診前の確認やWeb問診の画面も、デモでご覧いただけます
費用 — 無料
導入 — いまお使いの電子カルテはそのまま。貴院の設問や様式を設定し、現場への定着まで伴走します
問い合わせフォーム:https://mentra.jp/contact/ ※「Web問診」「受診前の確認」「個別のご相談」など、ご関心のある内容をお書き添えください
よくあるご質問
Q. 受診前に確かめる設問や、お電話へご案内する答えは、病院で決められますか? A. はい。導入時に、貴院が受診の前に確かめたいことを伺い、設問とお電話へご案内する答えを設定してから使い始めます。
Q. お電話へご案内するかどうかを、AIが決めているのですか? A. いいえ。病院が決めた設問と答えの組み合わせだけで決まります。同じ答えなら、誰が答えても同じ行き先になります。
Q. 担当の方がお休みの日はどうなりますか? A. お休みの方には割り振られず、ほかの方で比率どおりに分け直されます。
Q. インターネットを使わない方の申し込みはどうなりますか? A. これまでどおり、お電話で伺えます。Web問診は、インターネットを使える方のための窓口を、もう一つ増やすものです。
Q. 問診以外の業務も相談できますか? A. はい。記録、議事録、書類、受付など、「この業務も自動にできないか」というご相談を歓迎します。何から始めればよいかの整理からお手伝いします。
Q. いま使っている電子カルテを替える必要はありますか? A. いいえ。いまお使いの電子カルテはそのままで、MENTRAを併用できます。
Q. 患者さんの情報の扱いが心配です。 A. 患者情報を扱う前提で設計しています(アクセス権限の管理・操作記録の保存・医療機関ごとのデータ分離)。詳しくは、コーポレートサイトの「セキュリティ」のページでご覧いただけます。
会社概要
会社名:株式会社MENTRA 設立:2026年1月15日 代表者:代表取締役 吉田有子 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木3丁目16番12号 六本木KSビル5F 事業内容:精神科・心療内科向け医療AI「MENTRA」の開発・提供、および医療機関のDXコンサルティング・実行支援 URL:https://mentra.jp
本件に関するお問い合わせ先
株式会社MENTRA メール:contact@mentra.jp 問い合わせフォーム:https://mentra.jp/contact/