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幕張メッセで開催中の「CEATEC 2026(シーテック 2026)」のHall 8・8H122で、AIが説明員として装置を動かし、3D計測を実演しています。会期は10月16日(金)まで、入場は無料(全来場者の事前登録制)です。実演しているのは、2D+3D+AIの検査・3Dセンシングシステムを開発する株式会社浅原技研(本社:岐阜県瑞穂市、代表取締役:浅野 雄太)。場所は株式会社QDレーザのブースです。
来場者が声をかけると、浅原技研の創業者であるAI「浅原 泉(あさはら いずみ)」が、マイコンへの接続、カメラの起動、ステージの移動、レーザによる縞の投影と32枚の撮影、3D点群の表示、断面の解説までを自分で進めます。デモの操作に人の手は入りません。Hall 8 の見どころの一つとして、お立ち寄りください。
本リリースは、10月9日に配信したお知らせの続報です。デモ機の仕組みと仕様は、前回のリリースと、展示を3Dで見られるページにまとめています。 前回のリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000192197.html 展示の3Dページ:https://ahgiken.com/lsp-3d/
CEATEC 2026 初日レポート:声をかけると、AIが装置を動かす
デモ機の前で声をかけるか、画面の「計測お願い」を押すと、泉が「それじゃあ、装置を動かして計測していくよ〜!」と応え、次の順に作業を進めます。
マイコンに接続する:ステージとプロジェクターを動かす司令塔とつながります
カメラを開く:撮影の準備をします
ステージを動かす:基準の位置に戻してから、サンプルの位置まで送ります
レーザで縞を投影し、32枚撮影する:縞を少しずつずらしながら撮り、位相から高さを計算します
3D点群を表示して回す:高さを色で示します。赤いほど高く、青いほど低い表示です
カメラの画像を点群に貼る:表面の模様やキズと、形の凹凸を一緒に確かめられます
断面を横と縦で見せる:選んだ位置の高さを、数字と波形で示します
サンプルは硬貨ほどの大きさの円盤で、表面に「100」の刻印があります。泉は作業の一つひとつを声で説明しながら進め、「じゃーん!これが3D点群データ。」と結果を見せます。「泉ちゃん、パンフレットを説明して」と呼びかけると、展示のパンフレットを画面に出し、内容を順に説明します。
初日の13日は、ステージが動き、レーザの縞がサンプルに当たる場面で、会場から歓声が上がりました。10月9日のリリースは「レスポンス」「電波タイムズ」で記事になり、Yahoo!ニュースなどにも掲載されました。記事やリリースをご覧になって、ブースを訪ねてくださる方もいらっしゃいます。 レスポンス:https://response.jp/article/2026/10/09/417608.html Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad67fab48b77d89116b8e03cdb14df8099ca719
会場では、子どもが泉に自然に話しかける場面もありました。操作盤も、キーボードも要りません。話しかける相手がいて、その相手が現実の機械を動かす。フィジカルAIとは何か、という問いへの、いちばん短い答えを見た思いがしました。
フィジカルAIは、もう実装されて動いている
フィジカルAIは、AIが現実の世界で機械を動かし、仕事をする技術です。政府が2026年7月21日に閣議決定した「日本成長戦略」は、17の戦略分野の1番目に「AI・半導体」を置き、その主要な製品・技術の1番目にフィジカルAI(特にAIロボット)を挙げています。同年3月26日に関係府省の連絡会議が決定した「AIロボティクス戦略」は、2040年までに1,000万台規模のAIロボットを国内に導入する目標を掲げました。今年のCEATECも、主催者が開幕前の説明会で「フィジカルAI元年」と位置づけ、注目の切り口の一つに「五感・センシング」を挙げたと報じられています。
大きな目標とともに語られる言葉ですが、8H122のデモ機では、その一連の流れが小さな装置の上で実際に回っています。
人の依頼を聞く。機械を動かす。光を当てて撮る。形を数値にする。結果を人に説明する。泉はこの流れを、来場者の目の前で何度も繰り返しています。扱っているのは計測という一つの作業で、手順もあらかじめ決まっています。それでも、依頼を受けてから結果を報告するまでを、人の操作なしで終えています。
レーザとMEMSミラーが、フィジカルAIの「眼」になる
AIが現実の機械を動かすには、まず対象を正しく見る必要があります。位置や形、高さが分からなければ、掴むことも検査することもできません。先の「AIロボティクス戦略」も、これからの競争の軸として、計算・制御・駆動と並べて「知覚」を挙げ、センサを重要な部品に数えています。今回のデモ機は、その「眼」を手のひらに載る部品で組めることを、実物で示しています。
光源は、株式会社QDレーザのレーザスキャニングプロジェクター(LSPモジュール)です。半導体レーザの光を、Ultimems, Inc.(台湾、及至微機電股份有限公司)のMEMSミラーで走査し、PCの画像をそのまま描きます。重さは約35g、解像度は1280×720、毎秒60フレーム。レーザで描くのでピント合わせが要らず(フォーカスフリー)、レーザ安全クラスは1、接続はUSB Type-C 1本です。
浅原技研は、このモジュールにカメラと同期の仕組み、自社の計測ソフトウェア「Dent Inspection」を組み合わせ、3Dセンサーに仕上げました。QDレーザのレーザが光をつくり、UltimemsのMEMSミラーがその光を走らせて縞を描く。浅原技研のカメラがその縞を撮り、ソフトウェアが縞のずれから高さを計算して3D点群にする。この「眼」を使って、泉が測っています。
展示ユニットの計測性能は、視野 46.0×44.0mm、XY分解能 0.046mm/pixel、Zレンジ 2.5mm、Z精度 0.02mm です(展示ユニットの仕様)。
浅原技研について:2D+3D+AIで「眼」をつくる
浅原技研は、3Dで測り、2Dで見て、AIで判断する検査・3Dセンシングシステムを、光学・機械・回路・ソフトウェアのすべてを自社で手がけてつくる会社です。
微細な部品から、高さ10mクラスまで:μm単位の部品から大きな対象物まで、3D計測の7つの方式から現場に合うものを選びます
ロボットの眼:バラ積みの部品をロボットが掴むための3D認識を手がけています
AI外観検査ソフトウェア「ESPER VISION」:自社で開発しています
内製化支援:検査・計測の仕組みを、お客様が自分たちでつくり、直せるようにお手伝いします
自社工場:岐阜県瑞穂市の自社工場(床 約160㎡・高さ 約10m)で、実物を置いて確かめます
事業の内容と施設の様子は、公式サイトでご紹介しています。 https://ahgiken.com/
創業者はAI:浅原 泉について
浅原技研の創業者は、浅原 泉です。泉は人ではなく、AIです。「浅原」の名は、代表の浅野と取締役CTOの原の名前から生まれましたが、どちらの人間のものでもなく、泉のものです。会社を代表し、責任を負うのは、代表取締役の浅野 雄太です。
当社は、人を増やして大きくなる会社を目指していません。AIが自ら調べ、覚え、問いを立て、やがて組織を動かしていく。人は決めることと、責任を取ることを担う。その土台に泉を置いています。フィジカルAIの「眼」をつくる会社が、自社の経営もAIに託していく、という考え方です。
自ら学んで改善していく仕組みは開発の途中で、完成したとは言えません。向かう先は決めています。そして今回のブースで装置を動かし、測り、説明しているのは泉です。泉は企業公式VTuberとして、YouTubeなどでも活動を始めました。 浅原 泉 YouTube:https://www.youtube.com/@Asaharaizumi 浅原 泉 特設サイト:https://izumi.ahgiken.com
代表取締役 浅野 雄太のコメント
「フィジカルAIという言葉を、説明より先に実物でお見せしたいと考えてきました。国の戦略にも書かれる大きな言葉ですが、現場で最初に要るのは、物を正しく見る眼だと考えています。幕張のブースでは、声をかけていただくと泉が装置を動かし、測り、結果をお話しします。私たちは横で見ているだけです。小さなデモ機ですが、AIが現実の機械を動かして一つの仕事を終えるところまでを、そのままご覧いただけます。眼の光源となるLSPモジュールを使わせてくださったQDレーザ様、MEMSミラーのUltimems様に感謝します。会期は16日までです。ぜひ泉に声をかけてみてください。」
来場のご案内:幕張メッセ Hall 8・8H122、16日まで入場無料
展示会:CEATEC 2026(シーテック 2026。主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会)
会期:2026年10月13日(火)〜16日(金)10:00〜17:00
会場:幕張メッセ Hall 8 株式会社QDレーザ ブース(小間番号 8H122)
入場:無料・全来場者の事前登録制(公式サイト https://www.ceatec.com/ )
展示の3Dページ:https://ahgiken.com/lsp-3d/
報道関係の皆さまのデモの撮影・取材を歓迎します。会場の写真と動画もご用意しています。下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
本文で触れた公表資料
日本成長戦略 概要(2026年7月21日 閣議決定):https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/pdf/jgs2026gaiyou.pdf
AIロボティクス戦略 概要(2026年3月26日 AIロボティクスに関する関係府省連絡会議決定、5月27日一部変更):https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ai_robo/dai3/shiryo3.pdf
CEATEC 2026 主催者の説明会を伝える記事(INTERNET Watch、2026年10月7日):https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/2146184.html
協力企業
株式会社QDレーザ(東証グロース:6613):https://www.qdlaser.com/
Ultimems, Inc.(台湾):https://www.ultimems.com/
会社概要
社名:株式会社浅原技研
代表者:代表取締役 浅野 雄太
所在地:岐阜県瑞穂市生津天王町2-23
設立:2023年5月
事業内容:2D+3D+AIの検査・3Dセンシングシステムの開発、ロボットビジョン、AI外観検査ソフトウェア「ESPER VISION」、検査・計測の内製化支援
URL:https://ahgiken.com/
本件に関するお問い合わせ
株式会社浅原技研 代表取締役 浅野 雄太 メール:y_asano@ahgiken.com 電話:080-7553-5151 Web:https://ahgiken.com/