新聞正文
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、2026年10月9日(金)より、住まい探しに困難を抱える「住宅弱者」に対し、親身になって相談に応じる不動産会社や物件を検索できるサービス「FRIENDLY DOOR」において、LGBTQの方のマイホーム購入における心理的・実務的課題を解消する無料のオンライン相談サービス「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」を提供開始します。
LGBTQの方の36.8%が住宅ローン契約時に妥協や諦めを経験している実態※を受け、当事者への理解と基礎知識を持つアライのハウジングアドバイザーが個別の資金計画や希望条件の整理をサポートします。さらに、専門研修を受けたLGBTQフレンドリーな不動産会社の紹介等を行うことで、LGBTQの方々が安心してマイホーム購入の第一歩を踏み出し、自分たちらしい暮らしを実現できるよう支援します。
※「LGBTQカップルの住まい購入の実態調査」https://lifull.com/news/47420/
「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」 URL:https://actionforall.homes.co.jp/friendlydoor/lp/lp002
本取り組みの背景:住まい探しにおけるカミングアウトや購入知識の壁
LIFULL HOME'Sが2026年2月に実施した「LGBTQカップルの住まい購入の実態調査」では、住宅購入時に6割のLGBTQカップルが困った経験をし、34.4%が「自分たちの関係性が意図しない形で共有・漏洩されないか不安」と回答しており、心理的ハードルの高さが伺えます。また、住宅購入経験者のうち36.8%が「団体信用生命保険の選択肢が限られ、条件が最良ではない銀行で妥協した(36.8%)」という回答からは、住宅ローンの選択肢の幅や契約における課題が顕在しています。こうした心理的安全性の欠如と、住宅ローンの契約における知識や選択肢不足を解決するため、当事者に理解のあるハウジングアドバイザーと不動産会社を繋ぐ本サービスの開始に至りました。
LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」のサービス概要
「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」は、LGBTQの方々が、自分らしい暮らしに向けて安心してマイホーム購入の第一歩を踏み出せる、無料のオンライン相談サービスです。
LGBTQへの理解と基本知識を持つアライのハウジングアドバイザーが、一人ひとりの希望や悩みを丁寧に伺い、住宅購入に向けた資金計画や購入する住まいの希望条件を整理します。さらに、ご希望に応じてLGBTQに関する基礎知識や住宅購入支援、接客対応の研修を受けたLGBTQフレンドリーな不動産会社を紹介し、安心して住まい探しを進められるようサポートします。
「何から始めればよいかわからない」「パートナーと暮らす家を購入したい」「安心して相談できる不動産会社を知りたい」など、購入検討の初期段階からでも気軽に相談できます。 ご案内エリアは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)です。
「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」のサービス3つの特長
【心理的安全性の担保】アライのハウジングアドバイザーによる丁寧なヒアリング 最初の窓口をアライ(理解者)の専任ハウジングアドバイザーが担当することで、「カミングアウトによる拒絶」の恐怖を取り除きます。LGBTQへの理解と基本知識を持つアドバザーが希望や悩みを伺い、心理的な不安を解消します。
【希望の可視化】資金計画と希望条件の整理 漠然とした希望のなかから、住宅購入に向けた無理のない資金計画や購入する住まいの条件をハウジングアドバイザーが一緒に整理・可視化します。
【住まい購入の課題解決】専門知識を持つ不動産会社とのマッチング LGBTQに関する基礎知識に加え、住宅購入や同性カップル向けの住宅ローンに関する知識も備え、接客対応の事前研修を受けた不動産会社をご紹介します。一人ひとりの希望や状況に合った不動産会社との出会いを通じて、安心してマイホーム購入を進められるようアドバイザーがサポートします。
「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」の利用方法
相談は無料・事前予約制です。サイト内の予約申込フォームに必要事項をご入力のうえ、お申し込みください。オンライン相談についてハウジングアドバイザーからご案内いたします。
<「FRIENDLY DOOR 住まいの窓口」サイト> https://actionforall.homes.co.jp/friendlydoor/lp/lp002
<予約申込フォーム> https://forms.gle/wfYFsHnGu5FSErBW7
本取り組みの進め方:当事者と共に行う課題発見・解決策の立案、専門家アドバイザーの設置
本サービスは、当事者不在のまま進めるのではなく、当事者や専門家と共に課題を発見し、解決策を立案する「共創」のプロセスを経て開発しました。
1.インフルエンサー19名との共創ワークショップ開催
2026年9月17日(木)、LIFULL本社にてLGBTQ当事者のインフルエンサー19名と専門家を招き、住まい探しにまつわる悩みや課題を共有するワークショップを開催しました。ワークでは、「LGBTQフレンドリーな不動産会社の条件」や「住宅購入後の暮らしをイメージできるロールモデルの必要性」など利用する方の安心や、将来の選択肢を広げるための意見が挙がりました。今回得られたアイデアをサービスの改善や情報発信に活かしています。
- 専門家アドバイザーの設置
LGBTQの方々が住まい探しで直面する課題を踏まえ、専門的な知見を活かすため、株式会社IRIS 須藤啓光氏、by for the rainbow 大関久美子氏を専門家アドバイザーとして迎えました。両氏は、自身もLGBTQ当事者であり、不動産事業を通じて当事者の住宅購入を支援してきた実績があります。当事者視点と不動産実務の専門知識を活かし、サービスの提供体制や相談対応への助言を行っていきます。
LGBTQの住まい探し・不動産領域の専門家:株式会社IRIS代表取締役社長 須藤啓光氏
住まいは、人生を支える大切な基盤です。私たちはこれまで、約13年間にわたりLGBTQ+当事者の住まい探しを支援する中で、さまざまな課題と向き合ってきました。大切なのは、特別扱いではなく、誰もが自分らしい住まいや暮らしをフェアに選択できることだと考えています。当事者の声と不動産業界の現場がつながるこの共創の取り組みが業界全体へと広がり、誰もが住まいや暮らしについて、より多くの選択肢を持てる社会につながることを期待しています。
LGBTQの住まい探し・不動産領域の専門家:by for the rainbow代表 大関久美子氏
by for the rainbowでは、これまで多くの同性カップルの住宅購入に携わってきました。その中で、「同性カップルでも住宅ローンは組めますか」「将来、パートナーに家を残せますか」といったご相談をいただいてきました。住まいの購入は、二人のこれからの人生を考える大切な選択です。住宅ローンだけでなく、公正証書や相続など、その先の暮らしを見据えた備えも重要です。だからこそ、当事者一人ひとりの声を聞き、必要な知識や選択肢を届けていくことが大切です。FRIENDLY DOORとの共創を通じて、誰もが安心して「自分たちらしい暮らし」を描き、その一歩を踏み出せる環境を一緒につくっていきたいと思います。
LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR住まいの窓口」企画者:LIFULL HOME'S事業本部 梶川美久里
本サービスの出発点は、今年5月に開催した「LGBTQのためのマイホーム相談会」です。2日間で多くの方にご来場いただき、「相談したことで選択肢が広がった」と嬉しい声をいただきました。パンフレットを一緒に見ながらこれからの暮らしを語り合う皆さまの姿に、安心して相談できる場が未来の可能性を広げると実感しました。
この機会を一度きりで終わらせず住まいを考え始めたときに、いつでも頼れる場をつくりたい。その想いから当事者や専門家と住まいに関する悩みや経験を共有する共創ワークショップを開催し、窓口の立ち上げにつなげました。
今後も一人ひとりの声に耳を傾け、誰もが住まいの選択肢を狭めることなく、ありのままの自分たちで理想の暮らしを描き、実現できる社会を皆さまと共につくっていきたいと思います。
社会課題解決を牽引するLIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR」とは
高齢者、外国籍、LGBTQ、生活保護利用者、シングルマザー・ファザー、被災者、障害者、家族に頼れない若者、フリーランスなど、多様なバックグラウンドを持つ「住宅弱者」の方々は、入居審査やコミュニケーションの壁に直面し、希望する住まいを見つけることが難しい現状があります。
LIFULL HOME'Sは課題の解決を目指し、当事者が安心して住まい探しの相談ができる不動産会社の検索および、住宅弱者にフレンドリーな物件をカテゴリーごとに検索できるサービス「FRIENDLY DOOR」を提供しています。現在、全国で7,100以上の賛同店舗、85万件以上の物件を掲載しています。(2026年10月時点)
LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR」 https://actionforall.homes.co.jp/friendlydoor
「障害者」の表記について
当事者の方からのヒアリングを行う中で、「自身が持つ障害により社会参加の制限等を受けているので、『障がい者』とにごすのでなく『障害者』と表記してほしい」という要望をいただきました。当事者の方々の思いに寄り添うとともに、社会参加を阻む様々な障害に真摯に向き合い、解決していくことを目指して、「FRIENDLY DOOR」では「障害者」という表記を使用しています。
LIFULL HOME'S について(https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
日本最大級の不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」
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株式会社LIFULLについて (https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」などの事業展開を行っています。