新聞正文
HENNGE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小椋 一宏)は、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」において、自社ドメインを悪用したなりすましメールを検出、対策する新サービス「HENNGE Domain Protection」の提供をこのたび開始したことをお知らせします。なりすましを防止する「DMARC」と呼ぶ仕組みを自社ドメインへ容易に導入し、運用できるようにします。最上位の新プラン「HENNGE One Ultra」や既存プラン「DLP」等でご利用可能になりました。
HENNGE Domain Protectionは、HENNGEが提唱するゼロトラスト戦略の重要コンポーネントとして、ID管理、エンドポイント保護、データ漏えい防止に加えて、企業の信頼の基盤であるドメインの保護を実現するものです。DMARCに対応することで、メール送信者のアイコンに企業の公式ロゴを表示させる「BIMI」導入の第一歩となり、ブランド保護につなげることが可能です。
ニュース等でも報じられていますが、サイバー攻撃者は、AIなどの最新技術を悪用して巧妙になりすましメールを送りつけています。これに対して主要なメールプロバイダーは送受信するメールのドメイン認証を強化しており、DMARCへの対応による不正メール排除の徹底を企業に強く求めています。例えば、米国のGoogleは2024年にDMARCに対応していない送信元からのメールを受信しないガイドラインの適用を本格的に開始しており、日本の総務省・金融庁などの各種ガイドラインでも対応を強く要請しています(※1)。
ただDMARCの導入には、XMLデータ形式の複雑なレポートの分析負担に加えて、「正当なメールの不達」といった壁があります。ポリシーの厳格化に伴って、メール認証に未対応の送信元からのメールが届かなくなる場合が出てきます。HENNGE Domain Protectionはこうした壁を取り払う以下の機能とサービスを提供します。
※1 情報通信白書(令和8年版)によると、2025年12月時点でDMARCはJPドメインにおいて約37.2%(前年比約5ポイント増)、IPアドレスで認証するSPF(Sender Policy Framework)は同約89.6%と、増加傾向にあります。
■ DMARCの可視化で導入・運用を「自走」へと導く
図 HENNGE Domain Protectionのダッシュボード画面。右側の赤色の「DMARC失敗」の項目を見ることで、なりすましの可能性が高いメールの有無を把握可能
HENNGE Domain Protectionは、「DMARCレコードの生成」から「データの蓄積」「分析と可視化」「ポリシー引き上げ」「継続運用」までの5ステップを支援します。 中心となるのが、解読が難しいDMARCのレポートの直感的なダッシュボードとしての提供です。情報システム部門の管理者が自ら分析して、ポリシーの引き上げなどの判断ができるようにします。具体的には以下の手順となります。
DMARCレコードの生成:管理画面からDMARCを設定したいドメインを入力することで、自動チェックなどを経て数ステップでDMARCレコードを払い出します。レポート分析と可視化:直感的なダッシュボードにより、DMARCの認証成功率やなりすまし、メール転送などの状況を一覧で把握できます。送信元IPアドレスの分析機能により、自社ドメインを利用して送信されているメールの送信元を可視化します。 ポリシー引き上げ:モニタリング結果に基づいたDKIM/SPF設定の不備特定をサポートし、DMARCポリシー引き上げの準備を支援します。メールを迷惑フォルダへ移動する「quarantine(隔離)」や、受信をブロックする「reject(拒否)」といった厳格なポリシーへの変更を可能にします。
■提供時期・提供形態
提供開始:2026年10月9日 提供形態:HENNGE Oneにおいて他のサービスとともにプランとして提供しており、単体での契約はできません。
HENNGE One Ultra(月額 2500円 / 1ユーザー・税抜) すべてのサービスが利用できる最上位の新スイートプラン。Domain Protectionは50の組織ドメインまでの管理が可能 HENNGE One DLP Pro(月額 650円 / 1ユーザー・税抜) メールの誤送信や情報漏えいを防ぐDLPの各種サービスを利用できる新規の上位プラン。Domain Protectionは50の組織ドメインまでの管理が可能 HENNGE One DLP(月額 450円 / 1ユーザー・税抜) メールの誤送信や情報漏えいを防ぐDLPの既存プラン。Domain Protectionは、1つの組織ドメインまでの管理が可能
このほか、既存プランの「HENNGE One Pro/Basic」、「DLP for Education」でもご利用いただけます。詳しくは以下のサイトをご覧ください。 https://hennge.com/jp/service/one/plan2026
Domain Protectionは、金融機関をはじめとする企業向けにメールサービスを提供しているHENNGEのCustomers Mail Cloud事業で開発したプロダクトです。Customers Mail Cloud においては単体で販売しています。
■用語等の解説 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)とは、ドメイン認証技術の1つです。企業や団体が発信したメールが、正当なものであることを受信側のサービス提供者が認証することで、なりすましメールやフィッシング詐欺などの攻撃を防止します。 相手側が受信したメールについて、送信側の管理者のほうでドメイン認証が失敗した場合の受信拒否などの処理を指定できるという特長もあります。
BIMI(Brand Indicators for Message Identification)は、正規のメールとなりすましメール等とを受信者自身の目でも見分けやすくするため、正規のメールには送信者が商標登録したブランドロゴをアイコンとして表示する仕組みです。DMARC認証と、認証局が発行するVMC(Verified Mark Certificate)と呼ばれるデジタル証明書を組み合わせて利用することで実現し、認証に成功したメールのみにブランドロゴを表示することで、送信元の正当性をわかりやすく証明します。
HENNGEのCustomers Mail Cloudは、高度なセキュリティ要求と配信の確実性を両立する、専門性の高いHENNGEの提供するクラウド型メール配信サービスです。 近年、GoogleやMicrosoft等の主要プロバイダーによる送信者ガイドラインの厳格化や受信制限の強化を受け、顧客向けサービスの展開企業にとって、重要トランザクションメールの確実な到達と即時性の確保が、重要課題となっています。特に、ログイン通知や取引確認といった機密性の高いメールで、柔軟な適応力が必須となっています。 こうした課題に対応するため、銀行、クレジットカード、保険、証券等の大手金融機関をはじめ、大手通信キャリア、官公庁・自治体など幅広い業種の企業・団体に利用されています。 URL:https://smtps.jp/web/
■HENNGE Oneについて 300万以上のユーザーが利用する「HENNGE One」は、日本のビジネスを支えるクラウドセキュリティサービスです。特定のプラットフォームによらず、企業の多様な環境に寄り添い業務効率を高めます。HENNGE Oneは、3つのエディションで構成されています。適切なID管理とアクセス制御で、クラウド時代の安全な働き方を支える「Identity Edition」、メール誤送信や脱PPAP対策で重要なデータの漏えいを防ぐ「DLP Edition」、そして高度化するランサムウェアや標的型攻撃から包括的に守る「Cybersecurity Edition」。各エディションが、全方位で安全を守ります。シンプルかつ高い操作性で、専門知識がなくてもスムーズに導入、利用可能です。強固な守りと業務の効率化を同時に実現し、今求められるゼロトラストの推進をサポートします。 URL: https://hennge.com/jp/service/one/
■HENNGE株式会社(へんげ)について 「テクノロジーの解放で、世の中を変えていく。」を経営理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める独自のサービスを開発・販売しています。シングルサインオン(SSO)、アクセス制御、メールやファイル共有のセキュリティ、ゼロトラストに基づいた端末の防御・管理など多岐にわたる機能を備えた、300万以上のユーザーが利用する国内シェアNo.1(※2)のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」を提供しています。 社名の「HENNGE(へんげ)」は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせ、あらゆる変化に挑むとの決意を表しています。1996年に創業し、2019年に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場。2026年10月にはHENNGE AIを設立しました。
会社名:HENNGE株式会社 証券コード:4475 所在地:東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア 代表者:代表取締役社⻑CEO 小椋 一宏 URL: https://hennge.com/
※2 ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2026」IDaaS市場:ベンダー別売上金額シェアにて2021年度から2025年度(予測)の5年連続で1位を獲得
<本リリースに関するお問い合わせ先> HENNGE株式会社 Corporate Communication Division TEL:03-6415-3660 E-mail:hennge-pr@hennge.com
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