新聞正文
安全性と精度を追求した眼科治療を届ける、日本唯一の眼科全国ネットワーク「先進会眼科」(本院:大阪市、理事長:岡義隆)は、10月8日の「世界視力デー」と10月10日の「目の愛護デー」に合わせ、全国の20〜59歳の「デジタルデバイスで目を酷使しているビジネスパーソン※1」500名を対象に目の不調と働き方に関する【目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査】を実施しました。
本調査の結果、74.4%が仕事中に目の不調を感じており、49.8%が「見えづらさ」や「目の疲れ」などをきっかけとした読み直し・再確認・作業中断などのワークロスを経験していることが明らかになりました。
ワークロス経験者では、1日平均20.9分のワークロスが発生しており、金額に換算すると、1人あたり年間約19.16万円、日本全体では年間でおよそ2兆円(名目GDPの約0.3%に相当)の「見えない赤字(推計経済損失額)」に相当すると推計されます。※2
また、生成AIの利用頻度別に見ると、週4日以上使用する「AIヘビーユーザー」のワークロス経験率は64.6%となり、AI非利用層(28.0%)の約2.3倍に上りました。業務効率化ツールや生成AIの導入率が60.0%に達する一方、目の不調に対する支援がある職場は38.0%にとどまり、デジタル化のスピードと「目のケア」にはギャップがある実態が浮かび上がりました。
調査結果のポイント
74.4%が仕事中の目の不調を実感。約2人に1人(49.8%)が「再確認」「作業中断」などのワークロスを経験。
ワークロスによる「見えない赤字(推計経済損失額)」は約2兆円。名目GDPの約0.3%に相当。
業務効率化の死角。AIヘビーユーザーでは、目の不調によるワークロス経験率がAI非利用層の約2.3倍。
ペーパーレス化など、デジタル化に伴う働き方の変化で「目の負担が増えた」と感じる人も。
生成AIを含む業務効率化ツールの導入率60.0%に対し、目の不調に対する支援の導入率は38.0%。
■眼科医からのコメント
先進会眼科 理事長 岡 義隆
先進会眼科 理事長 岡 義隆
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
日本眼科手術学会 理事
日本眼科学会認定 眼科専門医
今回の調査では、デジタル化が進み視力依存が加速する現代社会で、多くの方が「見えづらさ」によって時間を失い、生産性の低下を感じていることがわかりました。
目の不調の原因は、近視や老眼、眼精疲労、ドライアイなど人によって異なり、適した対処法も異なります。ところが、見えづらさを「疲れているだけ」と我慢し、原因がわからないまま仕事を続けている方もいます。視力や見え方は個人の生活だけでなく、社会全体に影響を及ぼすといっても過言ではありません。
よく見える状態を保つことは、仕事や生活の質を長く支える“一生の資産”です。私たちはこれを「裸眼資産」と呼んでいます。
まずは一度眼科で眼の状態を確かめ、ご自身に合った選択肢を知ることが、その第一歩です。先進会眼科は、誰もが「見える感動」を手に入れ豊かな人生を送れるように、安心安全な眼科医療の啓発と発展に取り組んでまいります。
◉ Point 1|74.4%が仕事中の目の不調を実感。約2人に1人(49.8%)が「再確認」「作業中断」などのワークロスを経験。
『直近1か月の仕事中に「見えづらさ」「目の疲れ」「ピントの合いづらさ」などに代表される「目の不調」を感じることはありましたか?』という質問に対し、74.4%が「ある」と回答(図1)。
図1:仕事中の「目の不調」
PC・スマートフォン・タブレットなどのデジタルデバイスのディスプレイを使った仕事において、『「目の不調」をきっかけに、通常より余計な確認や対応が生じることがある』と回答したワークロス経験者は、およそ2人に1人(49.8%)に上りました(図2)。
ワークロス経験者(N=249)が感じる主なロスの上位には、「文字や画面の拡大(41.8%)」「作業中断・予定外の休息(34.9%)」「数字・記号の確認・打ち直し(32.1%)」が並びました(図3)。
図2:目の不調をきっかけとしたワークロス経験率図3:「ワークロス経験者」が感じる具体的なロス
併せて、ワークロス経験者(N=249)の業務への影響では、「集中力が続きにくい」(51.4%)、「作業スピードが落ちる」(51.0%)、「資料や数字・文字の確認に時間や手間がかかる」(41.8%)が上位に挙がりました(図4)。さらに、73.1%が「目の不調が原因でミスやヒヤリハットを経験している」と回答しています(図5)。
図4:「ワークロス経験者」が感じる業務への影響図5:ワークロス経験者のミス・ヒヤリハット経験率
また、ワークロス経験者に目の不調と生産性の関係について尋ねたところ、72.7%が「目の不調がまったくなければ、仕事の生産性は上がると思う」と回答(大きく上がると思う+少し上がると思う)。多くのワークロス経験者が、目の不調を生産性に関わる課題として捉えていることがうかがえます(図6)。
図6:ワークロス経験者の生産性向上に対する意識
<ワークロス経験者の声(自由回答より)>
・請求書の金額の数字を間違えて記入した
・誤字脱字に気づかないままメールを送信した
・チャットの日程を読み違え、誤った時間に作業しそうになった
・商談中に資料の文字が見えづらく、商談が滞った
◉ Point 2|ワークロスによる「見えない赤字(推計経済損失額)」は約2兆円。名目GDPの約0.3%に相当。
ワークロス経験者(N=249)に1日あたりの発生状況を尋ねたところ、平均で4.14回、平均時間は約20.9分でした。年間では約72.73時間となり、給与統計を基に換算すると、1人あたり年間約19.16万円の「見えない赤字(推計経済損失額)(❶)」に相当します。※2
事前スクリーニングと本調査の結果から、「仕事でデジタルデバイスを週3日以上・1日4時間以上使用するビジネスパーソンのうち、ワークロス経験者(❷)」は約1,030万人と推計。年間の「見えない赤字(推計経済損失額)」は約2兆円(❶と❷を乗じたもの)と推計され、名目GDPの約0.3%に相当します。
※推計に使用した統計および算出方法の詳細は6ページをご参照ください。
◉ Point 3| 業務効率化の死角。AIヘビーユーザーでは、目の不調によるワークロス経験率がAI非利用層の約2.3倍。
図7:「AI利用頻度」と「目の不調」の関係
直近1か月において、生成AIツールを週4日以上使用したAIヘビーユーザー(N=147)のワークロス経験率は64.6%となり、AI非利用層(N=175)の約2.3倍に上りました。
また、ミスやヒヤリハットの経験率は、AIヘビーユーザーでは62.6%となり、AI非利用層(20.0%)の約3.1倍となりました(図7)。
※本調査は相関を示すものであり、AIが目の不調を引き起こすという因果関係を示すものではありません。
◉ Point 4|ペーパーレス化など、デジタル化に伴う働き方の変化で「目の負担が増えた」と感じる人も。生成AIを含む業務効率化ツールの導入率60.0%に対し、目の不調に対する支援の導入率は38.0%。
職場・働き方の変化を経験した人のうち、「目の負担が増えた」と回答した割合は、「書類のペーパーレス化・資料の電子化」で38.8%と最も高く、次いで「複数モニター・複数デバイスの併用」が32.5%、「チャットでのやりとりの増加」が30.1%、「生成AIの導入・活用」が28.8%でした(図8)。
一方、業務改善・効率化ツールを職場で導入していると回答した人は60.0%でしたが、視力検査や眼科受診補助など、目の不調に対する支援があると回答した人は38.0%にとどまりました(図9)。
図8:「仕事環境の変化」と「目の負担増加」の関係図9:「業務効率化支援ツール」と「目の不調に対する支援」の導入率の比較
■調査概要
調査名:目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査
調査対象:全国20〜59歳の被雇用者(会社役員を含む。自営業・フリーランス/非就業者を除く)
スクリーニング調査:5,064名
本調査:500名(仕事でデジタルデバイスの画面を週3日以上かつ1日4時間以上使用する層)
回答者属性:平均年齢39.2歳/男性48.2%・女性51.8%
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年8月28日〜8月30日
調査主体:医療法人先進会
※本調査結果を引用いただく際は『目の不調がもたらす「見えない赤字」実態調査(医療法人先進会調べ)』と明記ください。
※1 本調査では、「20~59歳の被雇用者(会社役員を含む)」かつ「週3日以上、1日平均4時間以上、仕事でPC・スマートフォン・タブレットなどのディスプレイを見る作業を行っていると回答した人」を「デジタルデバイスで目を酷使しているビジネスパーソン」と定義します。
※2 経済損失は自己申告に基づく推計値であり、確定的な損失額ではありません。出勤日数・給与・労働時間は厚生労働省「毎月勤労統計調査」(2025年分結果確報)、雇用者数は総務省「労働力調査」(2025年平均)、名目GDPは内閣府「国民経済計算」(2025年度)に基づきます。
(Point 2の計算式)
❶ワークロス経験者1人あたりの年間の「見えない赤字(推計経済損失額)」:約19.16万円
1日あたりの平均ロス時間=20.9分【a】
年間平均出勤日数=208.8日【b】
1人あたりの年間ロス時間=【a】×【b】=4,363.92分=72.73時間 【c】
1人あたりの年間経済損失額=【c】×2,635円(換算時給)=19.16万円
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厚生労働省「毎月勤労統計調査」2025年分結果確報に基づく年間出勤日数208.8日で換算
=ワークロス経験者1人あたりの損失時間は年間約72.73時間
同統計の就業形態計(月間現金給与総額:355,941円、月間総実労働時間:135.1時間)から算出した換算時給:2,635円を乗じると、ワークロス経験者1人あたりの年間の『見えない赤字(推計経済損失額)(❶)』は約19.16万円となる。
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❷「仕事でデジタルデバイスを週3日以上・1日4時間以上使用するビジネスパーソンのうち、ワークロス経験者」:約1,030万人
5,064人を対象とした事前スクリーニングでのデジタルデバイスで目を酷使しているビジネスパーソンの出現率=42.7% 【d】
ワークロス経験率=49.8% 【e】
目を酷使している人数&ワークロス経験あり=
【d】×【e】×4,844万人(総務省「労働力調査」における20〜59歳の「雇用者」。会社役員を含む)=約1,030万人
❸ワークロス経験者の年間の「見えない赤字(推計経済損失額)」=❶×❷=約1兆9,734億8,000万円
■先進会眼科について
総来院数120万人突破。総手術数13.2万症例以上の実績。「大阪」「神戸」「東京」「名古屋」「福岡」にクリニックを持ち、レーシックやICL(眼内コラマーレンズ)をはじめ、老眼治療や白内障手術など、最新眼科医療を提供している、全国展開のクリニックです。
「自分が受けたい眼科治療」をテーマに、患者様のお悩みに寄り添いクリニック一丸となって最善の治療を提案。視力に悩むすべての方の「生涯の眼のパートナー」を目指しています。
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