新聞正文
令和8年10月6日
近年の気象変動等に伴う大雨の頻発化・激甚化を踏まえ、アンダーパスの冠水事故
の防止に向け、具体的な対策を整理した「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けた
ガイドライン」を策定しました。
○ 令和8年8月千葉豪雨では、アンダーパスの冠水により人的・物的被害が発生し、その後も
各地で大雨によるアンダーパスの冠水に伴い、同様の人的・物的被害が発生しています。
○ こうした状況を踏まえ、アンダーパスの冠水事故を防止するためには、排水設備等による冠
水防止のみに依存することなく、冠水のおそれが高まった段階での予防的な事前通行規制
や、冠水時における速やかな通行規制を行うとともに、通行規制時に車両を確実に進入させ
ないための対策を講じることが重要です。
このため、令和 8 年 8 月 27 日付け「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けた当面の対
応について」により、当面の対応を示し、実施可能な対策から速やかに取り組んできたところ
です。
○ こうした取り組みを一層推進していくため、今般、アンダーパスの冠水リスクに応じた通行規
制、車両進入防止対策等の基本的な考え方を体系的に整理し、道路利用者の安全を確保
することを目的として、「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドライン」(以下、
「本ガイドライン」という。)を策定しました。
○ 本ガイドラインでは、
・「予防的な事前通行規制、冠水時における速やかな通行規制」、「車両進入防止対策」、
「排水機能の確保等」を組み合わせた多重防御
・異常発生時にも安全側に移行できるフェールセーフの考え方を設定
を基本的な考え方として、設備及び運用の両面から各箇所の状況に応じて、実効性のある
冠水事故防止対策を講じることとしています。
※本ガイドラインの概要は、別紙のとおりです。
※本ガイドラインの全文は、道路局のホームページに掲載しています。
https://www.mlit.go.jp/road/road_fr4_000208.html
添付資料
報道発表資料 (PDF形式)
お問い合わせ先
道路局 環境安全・防災課 道路防災対策室 沼崎(内線38282) 相馬(内線38287)
TEL:(03)5253-8111 直通(03)5253-8489
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添付資料1 令 和 8 年 1 0 月 6 日 道路局環境安全・防災課
アンダーパスの冠水事故防止に向けたガイドラインを策定 ~「冠水する前に止める、入らせない」対策を推進~ 近年の気象変動等に伴う大雨の頻発化・激甚化を踏まえ、アンダーパスの冠水事故 の防止に向け、具体的な対策を整理した「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けた ガイドライン」を策定しました。 ○ 令和8年8月千葉豪雨では、アンダーパスの冠水により人的・物的被害が発生し、その後も 各地で大雨によるアンダーパスの冠水に伴い、同様の人的・物的被害が発生しています。
○ こうした状況を踏まえ、アンダーパスの冠水事故を防止するためには、排水設備等による冠 水防止のみに依存することなく、冠水のおそれが高まった段階での予防的な事前通行規制 や、冠水時における速やかな通行規制を行うとともに、通行規制時に車両を確実に進入させ ないための対策を講じることが重要です。 このため、令和 8 年 8 月 27 日付け「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けた当面の対 応について」により、当面の対応を示し、実施可能な対策から速やかに取り組んできたところ です。
○ こうした取り組みを一層推進していくため、今般、アンダーパスの冠水リスクに応じた通行規 制、車両進入防止対策等の基本的な考え方を体系的に整理し、道路利用者の安全を確保 することを目的として、「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドライン」(以下、 「本ガイドライン」という。)を策定しました。
○ 本ガイドラインでは、 ・「予防的な事前通行規制、冠水時における速やかな通行規制」、「車両進入防止対策」、 「排水機能の確保等」を組み合わせた多重防御 ・異常発生時にも安全側に移行できるフェールセーフの考え方を設定 を基本的な考え方として、設備及び運用の両面から各箇所の状況に応じて、実効性のある 冠水事故防止対策を講じることとしています。
※本ガイドラインの概要は、別紙のとおりです。 ※本ガイドラインの全文は、道路局のホームページに掲載しています。 https://www.mlit.go.jp/road/road_fr4_000208.html
<問合せ先> 道路局 環境安全・防災課 道路防災対策室 沼崎(内線 38282) 相馬(内線 38287) 代表(03)5253-8111 直通(03)5253-8489 アンダーパスにおける冠水事故防止に向けたガイドライン【概要】 別紙 1.はじめに ■背景・目的 ■基本的な考え方 • 大雨の頻発化・激甚化 アンダーパスの冠水リスクに応じ • 予防的な通行規制、冠水時における速やかな通行規制、車両進入 • アンダーパスの冠水による、 た通行規制、車両進入防止等の 防止対策、排水機能の確保等を組み合わせた多重防御 人的・物的被害の発生 基本的な考え方を体系的に整理 • 異常発生時にも安全側に移行できるフェールセーフの考え方を設定
2.アンダーパスの通行規制の基本的な考え方 ・リスクが想定される箇所は、冠水発生時に警告表示、速やかに物理的な通行規制を実施 ・さらに人的・物的被害があるなど、リスクが高い箇所は、予防的な事前通行規制を実施 等
3.予防的な事前通行規制等の実施 4.車両進入防止対策の強化
■ 予防的な事前通行規制の基本的な考え方 ■基本的な考え方 ■注意喚起対策 • 「特に高い冠水リスク箇所」について、予防的な • 進入防止、注意喚起、監視の対策を組み合 • 水深等の注意喚起の路面・側壁標示、 事前通行規制を実施 わせた多重防御により車両の進入を防止 看板の警告標示、道路情報板、赤色灯 • フェールセーフの体制・運用を構築 の活用により注意喚起 • 規制基準は原則、警戒レベル4相当防災気象情 報及び時間雨量を基本として設定 ■通行規制時の進入防止措置 ○監視設備の設置 ■ 冠水発生時の速やかな通行規制 ○規制箇所への資機材配置 ・水位センサーは必要な箇所について設置 • すべての箇所について、冠水を確認・検知した ・速やかに、バリケード等を配置 ○作動確認 場合には、速やかに通行規制を実施 ○進入防止設備の設置 ○地域住民・沿道施設等の協力 ■設備異常時 ・「特に高い冠水リスク箇所」では、基本的に ・災害時協定等を活用し、地域住民等と協力 • フェールセーフの考え方により、停電・設備異 遠隔遮断機(自動含む)等を設置 体制の構築を検討 常時は早期規制を実施 5.排水機能の確保 ■ 通行規制の実施・解除 ○基本的な考え方 ○停電、設備異常時の機能確保 ■迂回誘導・情報提供 ○排水機能の確保 ○設備の点検・維持管理・更新 • 警察等関係機関と事前に対応を調整 6.関係機関との連携 ○関係機関との連携・情報共有・確認 7.道路利用者への情報提供・注意喚起 • 道路利用者へ出控え、安全最優先の行動及び事前通行規制予測の把握を呼びかけ • 道路緊急ダイヤル(#9910)による冠水報告や脱出用ハンマーの携行など、道路利用者へ周知 等
8.アンダーパス冠水事故防止対策推進計画 • 計画において、対策の方針及び実施目標を定める ※令和8年8月27日付け事務連絡「アンダーパスにおける冠水事故防止に向けた当面の対応について」を踏まえ、策定 ガイドラインのポイント アンダーパスの通行規制・進入防止対策の概要 ・リスクが想定される箇所は、冠水発生時に通行規制について警告表示、速やかに物理的な通行規制を実施 ・さらに人的・物的被害があるなど、リスクが高い箇所は、予防的な事前通行規制を実施 等
基本的な対策 区分注1 [ ]は機器が整備 通行規制 進入防止設備注2 人員等 高
されるまでの措置 個々のアンダーパスの状況を踏まえてリスクレベルを適切に判断
道路情報板、赤色灯 ・人員配置 ・特に高い冠水リスク箇所 遠隔遮断機(自動含む) ・予防的な事前通 ・遠隔遮断機(自動含む) 道路情報板 冠 水 リ スク
1 人的・物的被害あり 行規制の実施 バリケード、カラーコーン等 遠隔遮断機(自動含む) を設置するまでは、 幹線道路(冠水履歴あり)等 (物理的) 当面バリケード設置 赤色灯 ※恵那市の写真を加工 で対応 道路情報板、赤色灯 ・冠水発生時に、 ・人員配置注3 遮断機(手動) 通行規制について ・遮断機(手動)を ・高い冠水リスク箇所 道路情報板 遮断機(手動) 2 (幹線道路以外(冠水履歴あり)等) 警告表示、 バリケード、カラーコーン等 設置するまでは、 速やかに通行規制 当面バリケード設置 赤色灯 を実施(物理的) ※加賀市の写真を加工 で対応 ・冠水発生時に、
・一定の冠水リスク箇所 通行規制について バリケード、カラーコーン等 赤色灯 ・パトロール職員注4 3 (例:内水浸水想定エリア内等) 警告表示、 赤色灯 がバリケード、カラーコーン 速やかに通行規制 等を設置 カラーコーン を実施(物理的) ※桐生市の写真を加工
赤色灯 ・赤色灯により ・冠水発生時に、 警告表示 ・注意喚起・監視等リスク箇所 通行規制について 4 警告表示 赤色灯 ・パトロールの強化注5 低
(例:内水浸水想定エリア以外等) ・赤色灯設置までは、 (情報発信) 当面カラーコーン等設置で対応 ※瑞浪市の写真を加工
注1:区分の判断にあたっては、当該箇所の個別の状況を踏まえて、道路管理者が判断する 注2:現場の交通状況、周辺の地形等に応じて、関係機関との連携や道路利用者への情報提供・注意喚起の取組を検討の上、各箇所の区分に応じた 対策を踏まえ、必要な対策について道路管理者が判断する 注3:通行止めに必要な人員配置については、各箇所の進入防止設備等の整備の状況を踏まえ、緩和可能とする 注4:通行止めの実施にあたっては、地域住民や沿道施設等からの協力体制の構築(災害時協定等)について検討する 注5:状況に応じてバリケード、カラーコーン等を設置する 車両進入防止対策(設備等) 注意喚起看板 路面標示 側壁標示
(国交省) (イメージ) (国交省) (国交省)
遠隔遮断機(自動含む) 遮断機(手動等) 赤色灯
(千葉市) (千葉市) (国交省)
道路情報板 水位検出器 監視カメラ(CCTV) (水位センサー)
(国交省) (国交省) (国交省)