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氷川きよしコンサートツアー2026~2027 ~KIINA'S LAND2~・東京公演 ライブオフィシャルレポート

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新闻正文

8月7日埼玉・サンシティ越ケ谷で開幕した『氷川きよしコンサートツアー2026-2027 ~KIINA’S LAND2~』の東京公演が、9月5日、6日LINE CUBE Shibuyaで行われた。 特に6日は氷川の49歳の誕生日当日ということで特別なコンサートになったが、氷川のファンへの思いが溢れる温かで刺激的で、感動的なコンサートになった。 氷川は、昨年11月に発売したポップスアルバム『KIINA.』のリリース記念ライヴ『KIINA. Relese LIVE』を6月に東京と大阪で行い、情熱的なパフォーマンスで魅了した。

今回の『~KIINA’S LAND2』は、公演前のインタビューで「ポップス作品をリリースさせていただいたことで、演歌の良さを改めてしみじみと感じましたので、原点の股旅ものをはじめとするおなじみの曲や、時代物も好きなので、皆様が大好きな曲たちを本格的な演出でたっぷりとお送りします。 これまで27年間温かく応援し支え続けてくださったファンの皆様への感謝を込めて、27年間の歩みと作品をたっぷりとお届けしたいと思っています」と語っていたように、今回のツアーは演歌を中心にした楽曲で構成されている。 スクリーンには様々な氷川のシルエットが映し出され、最後に股旅姿のシルエットが。

そして鮮やかなブルーの着流し姿の氷川が登場し、オープニングナンバーは記念すべきデビュー曲「箱根八里の半次郎」だ。 客席は早くもノリノリで無数のペンライトが揺れる。 続いて「大井追っかけ音次郎」とおなじみの曲を披露。 「熱い拍手をありがとうざいます! 嬉しい! 」と興奮気味に挨拶し、「2001年からコンサートをやり始めて、皆さまのおかげでステージに立たせていただいています」と、客席に改めて感謝の言葉を届ける。 そして「今日は48歳最後の日。 歳のことはあまり話したくない(笑)。 でも人生を積み重ねてきて今があるので、これからも命ある限り歌っていきたい」と語ると、大きな拍手が贈られる。

そして氷川が一曲一曲の解説をし、怒涛の股旅ものゾーンへ。 「花の渡り鳥」から「きよしのねずみ小僧」や今年3月にリリースした「旅でござんすおじゃる丸」、2019年デビュー20周年の年に「日本作詩大賞」を受賞した「最上の船頭」、「番場の忠太郎」などを披露し、客席はその唯一無二の世界にひきつけられていた。 さらに紋付き袴に着替え、人力車に乗って登場すると、太鼓の音が鳴り響く「きよしの人生太鼓」を全身を使い、熱唱。 「歌い手は役者」と歌う時に大切にしていることを語り、2017年に8回目の「日本有線大賞」を受賞した「男の絶唱」を披露した。

この日の会場ロビーには氷川へのバースデーメッセージを書くコーナーが設置され、さらに「令和8年熊本地震」被災地支援のための募金を実施していて、多くのファンが協力していた。 ステージで氷川は「熊本のことを思い浮かべながら歌います」と、2016年「紅白」で熊本城の前で披露し、さらに2024年、2年ぶりの紅白復活ステージでも歌った「白雲の城」を、圧巻の表現力で届けた。 そして黒のタキシードの着替え、現代社会への鋭いアンチテーゼと深い慈愛に満ちた令和の演歌「ほど酔い酒」などを披露。 質問コーナーで客席と会話を楽しみ、コンサートの名物ともいえる氷川の歯に衣着せぬしゃべりを、全員が笑顔で楽しんでいた。

また、コンサート中盤には本日6日が誕生日当日ということで、本人のニュービジュアルをあしらったバースデイケーキがステージ上に登場。 氷川は「ありがとうございます。 49歳になってしまいました。 でも今が一番若いと思っています。 たくさん歌っていきます。 」とあらためて抱負を述べると万雷の拍手を浴びていた。 9月2日には尊敬する美空ひばりの曲をカバーした『氷川きよし 美空ひばりを歌う』を発表し、当日『DayDay.』(日本テレビ系)に出演して生披露し絶賛された「川の流れのように」を、想いを込めて歌った。 全ての人を包み込むようなその歌に客席に感動が広がっていった。

「でんでん虫」「白睡蓮」と阿久悠、松本隆という名作詞家が紡いだ作品を、アコースティックバージョンでその言葉の世界観をじっくりと伝える。 紫のロングドレススーツに着替え、コーラスのShin Imayamaと、サポートメンバーの俳優・川手祥太を従え三人で「紅ドレス」などを披露すると、続いてブラックドレススーツで、人を愛するせつなさを歌ったバラード「恋初(こいそ)めし」を歌い、そして本編ラストは、結ばれない運命を描いた、組曲のような激しい構成の「自鳴琴」だ。 ステージに倒れこみながら歌う、氷川にしか歌えない、表現できない情熱的な一曲で締めくくった。 アンコールでは白のボディスーツでリアカーの乗せられたプレゼントボックスから登場。

「Party of Monsters」「限界突破×サバイバー」という激ししロックナンバーでクライマックスへ。 客席は一緒に踊り、タオルとペンライトを振り、最後は「きよしのズンドコ節」で大団円だ。 40代最後の年を迎え、その歌はますます成熟し、同時に瑞々しさも増している。 氷川きよし+KIINA.としてやりたい音楽を自由に奏で、表現者として進化していく姿と歌を求め、この日も老若男女、多くのファンが駆けつけた。 以前のインタビューで「自分の歌が誰かの『明日への活力』になるのなら、私は演歌もポップスも、全力で振り切ってやっていきたい。 同じことはやりたくないし、なんでも中途半端はつまらないですから。

見ている人が目が点になるくらい、刺激的な存在であり続けたい」と、これからの歌手人生を語っていた氷川。 この日のステージがまさにそうだった。 最後にスクリーンに「ずっと共に歩んでいきたい」というメッセージが映し出され、最後に「いつも笑顔で! 」という言葉を贈り、バースデーのステージを締めくくった。 東京公演は5日6日2日間3公演行われ、5,700名を動員した。

文:田中久勝【作品情報】タイトル: 「氷川きよし 美空ひばりを歌う」発売日: 2026年9月2日(水)品番: COCP-42734価格: 3,300円(税込価格)発売元: 日本コロムビア株式会社配信:https://KiyoshiHikawa.lnk.to/MisoraHibariwoUtau