新聞正文
トライベック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋)の調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、「トレンドClip」(旧:ブランドなんでもランキング)として生活者の意識や行動に関するさまざまな調査を行っています。 今回は東京都在住の20~69歳男女を対象に、夏に食べたくなる辛いメニューやその理由、提供するチェーン店の認知・利用状況について尋ねました。 ■調査背景暑い日が続く夏は、冷たいものに手が伸びがちです。 一方で、汗をかきながら辛い料理を楽しみたくなるという人もいるのではないでしょうか。 近年は定番のカレーや担々麺に加え、麻辣湯や火鍋なども人気を集めており、辛いメニューの選択肢は広がっています。
■夏になると辛いメニューが食べたくなる人はどれくらい? まず、夏になると普段より辛い料理や辛いメニューが食べたくなるかどうかを尋ねました(【図1】)。 50代までの各世代で「食べたくなる(よく+時々)」が半数を超えました。 30代では6割以上、40、50代でも6割近くに上りました。 特に30代では「よく食べたくなる」と答えた人も3割を超え、夏に辛いメニューを求める傾向がほかの世代よりも強く見られました。 ■夏に食べたくなる辛いメニューは? 辛いものが食べたくなったとき思い浮かぶメニューはどのようなものでしょうか。 夏になると辛いメニューが「食べたくなる」と答えた人に、思い浮かぶメニューについて答えてもらいました(【図2】)。
カレー、麻婆豆腐、キムチ料理は性別を問わず幅広い支持を集めており、夏に食べたい辛いメニューの定番となっていることがうかがえます。 特にカレーは男女ともに高い支持を得ました。 また、担々麺や火鍋、韓国チゲ・スンドゥブ、タイ料理は女性が男性を、激辛ラーメンは男性が女性を大きく上回るなど男女の嗜好の違いもうかがえます。 女性は男性と比べ本格的なアジア系の辛いメニューへの関心が高く、男性は刺激の強い辛さを好む傾向のようです。 ここで、いま話題の麻辣湯(マーラータン)について、どのような性別年代に好まれているか見てみましょう【図3】。 最も数値が高かったのは30代女性、次いで20代女性、50代男性でした。
50代男性も4割程度の数値が出ていますが、傾向としては若い女性の支持が高いようです。 ■辛いメニューを求める理由なぜ、夏になると辛いメニューが食べたくなるのでしょうか? その理由について尋ねました。 (【図4】)。 「刺激があって気分転換になるから」「汗をかいて気分をすっきりさせたいから」「食欲が落ちる時期でも食べやすいから」といった理由で食べたくなるという人が多いようです。 辛いメニューには、夏バテしやすい時期でも食事を楽しみたいというニーズがあることがうかがえます。
男女別にみると、女性は男性と比べ「刺激があって気分転換になるから」の数値が高く、単に辛いものが好きというだけでなく、リフレッシュや気分転換を目的に辛いメニューを選ぶ傾向がみられました。 また「SNSやメディアで見て食べたくなるから」も女性の数値が高く、特に若い女性にとっては、トレンド、話題性も食べたい気持ちにつながっていることがうかがえます【図5】。 ■辛いメニューはどこで楽しむ? 主要チェーン店の認知・利用状況では、実際にどういった店舗で辛いメニューを楽しんでいるのでしょうか。 辛いメニューを提供する主要チェーン店の認知状況や利用経験について聞きました。 (【図6】)。
カレーハウスCoCo壱番屋が認知率93.1%、利用経験率62.8%と他店を大きく上回りました。 辛いものを食べたいときに思い浮かぶメニュー(【図2】)でも、カレーは属性を問わず幅広い支持を集めており、人気の高さがチェーン店の利用状況にも表れていると言えそうです。 次いで蒙古タンメン中本が認知率69.1%、利用経験率27.5%と、高い認知度を獲得しました。 利用経験率もカレーハウスCoCo壱番屋とは差があるものの27.5%と高く、辛いメニューを好む層から強い支持を集めていることがうかがえます。 近年人気が高まる麻辣湯については七宝麻辣湯がおよそ3割、楊國福マーラータンがおよそ2割の認知率となりました。
■辛いメニュー店のイメージそれぞれのチェーン店はどのようなイメージを持たれているのでしょうか。 各チェーン店の利用者に、店舗の印象を尋ねました(【図7】)。 カレーハウスCoCo壱番屋は「おいしい」(31.8%)、「好きな辛さが選べる」(27.9%)、「一人でも利用しやすい」(31.8%)が10店舗の中でも高く、利用しやすさと辛さを調整できる点が魅力として認識されていることが分かりました。 一方、蒙古タンメン中本や七宝麻辣湯、楊國福マーラータンは「本格的である」が高く、本格派のチェーン店として認識されているようです。
特に蒙古タンメン中本は「おいしい」でも高い評価を集めており、本格的な辛さとおいしさを兼ね備えたブランドとして定着していることがうかがえます。 ■まとめ今回の調査では、カレー、麻婆豆腐、キムチ料理といった定番メニューが属性を問わず支持を集める一方で、麻辣湯や火鍋など新たな辛いメニューにも関心が広がっていることが分かりました。 また、辛いメニューは辛さそのもののおいしさだけでなく、食欲増進や気分転換、リフレッシュにつながる存在として親しまれているようです。 調査概要東京都在住の20~69歳 男女のインターネットユーザーから回答を得た。
○サンプル数:320○調査実施日:2026年8月12日〇質問数:6問および自由回答調査詳細URL:https://japanbrand.jp/ranking/nandemo/109.htmlブランド戦略研究所発「トレンドClip」URL:https://japanbrand.jp/ranking/nandemo/トライベック・ブランド戦略研究所についてトライベック株式会社内に設置された調査・分析機関で、ブランドやオウンドメディアの品質・価値向上を実現させるためのリサーチおよびランキング事業を行っている。 ブランドや企業のデジタルメディアに関する個別調査を行うほか、国内の主要企業を対象とした大規模調査を定期的に実施し、発表している。
主な定期調査には、ユーザーが企業情報を評価する「企業情報サイト調査」、サステナビリティサイトを評価する「サステナビリティサイト調査」、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」、専門家がウェブサイトの使いやすさを評価する「Webユーザビリティ診断」などがある。
URL: https://brand.tribeck.jp/【会社概要】会社名 :トライベック株式会社所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階代表者 :代表取締役社長 後藤 洋設立 :2001年9月4日資本金 :3億1千万円事業内容:デジタルマーケティング支援事業、DXプラットフォーム事業、エクスペリエンスマネジメント事業、メディア/広告代理事業URL :https://www.tribeck.jp/