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歯科衛生士不足に、教育で向き合う——専門学校での体験授業を全国へ

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デジタル矯正の現場を体験する学生たち(2025年11月17日 金沢医療技術専門学校)歯科の現場で人手が足りない——そう言われる一方で、歯科衛生士の免許を持つ人の半数以上が、現場に立っていません。 「人がいない」のではなく、「資格を持つ人が現場にいない」。 この歯科衛生士不足のミスマッチに教育で向き合う一般社団法人OralX(本社:東京都港区、代表:本多宣陽)は、このたび金沢医療技術専門学校にて、歯科衛生士を目指す学生に向けた特別体験授業を実施しました。 なぜ今、専門学校での授業なのか——歯科衛生士不足の3つの構造歯科衛生士不足の背景には、次の3つがあります。

歯科衛生士 免許を持つ人と働く人の差(厚生労働省・歯科医療振興財団の資料より作成)① 免許を持つ人の半数以上が、現場にいない歯科衛生士の免許を持つ人は約32.1万人(321,241人)。 一方、実際に歯科衛生士として働いているのは約15.0万人(149,579人・46.6%)にとどまり、資格を得た人の半数以上が現場に立っていません(免許登録者数:歯科医療振興財団調べ、就業者数:厚生労働省「衛生行政報告例」令和6年)。 就業者数は前回(令和4年)から3.0%増えていますが、高齢化や予防歯科の広がりによる需要の伸びには追いついていません。

② 職業像の「狭さ」——「診療補助だけ」という横の限定「歯科衛生士=診療補助」というイメージが根強く、職域が横に広がる姿が見えにくい。 仕事の幅が限られて見えることが、早い離職の一因になっています。 ③ 職業像の「浅さ」——キャリアの頭打ちという縦の限定その先にどう成長し、何になれるのか。 縦に伸びるキャリアが描きにくく、頭打ち感が現場を離れる動機になります。 狭く、浅い。 この職業像が離職と潜在化を押し進め、担い手不足につながっています。 OralXは、この不足を採用ではなく教育で、しかも資格を取る前の学生段階から解こうとしています。

免許の先には横にも縦にも道がある——それを早くから体験として見せ、現場に残る人・戻れる人を増やす、上流からの取り組みです。 教室が「デジタル矯正歯科の現場」に変わった一日金沢医療技術専門学校の教室に20名の学生が集まりました。 授業では、学生が3D口腔内スキャナー「iTero」を実際に操作。 自分の歯列がリアルタイムでデータ化される画面を見ながら、デジタル矯正の現場に触れ、歯科衛生士がテクノロジーを使いこなしてチームで患者を支える姿を体験しました。 続く現役歯科衛生士との本音トークでは、キャリアや働き方に質問が集中。 「今の矯正ってこんなに進化しているんだ」「矯正歯科という選択肢が増えました。

この学校で新しい知識を得られて良かったです」といった声が上がり、約4割の学生がその場で医院見学を志願しました。 免許の先にある多様な道を、資格を取る前の段階で自分の目で確かめる機会となりました。 実際の歯科ユニットでiTeroを体験する学生(2025年11月17日 金沢医療技術専門学校)現役歯科衛生士・Yukako 先生が示す「もう一つのキャリア」講師を務めたYukako先生は、一般歯科での臨床を経て一般企業へ転職。 その後MBA(経営大学院)を修了し、現在は歯科衛生士として施術に立つ一方、店舗開発も担っています。 臨床、企業、経営——Yukako先生は、職域の「狭さ」も、キャリアの「浅さ(頭打ち)」も、自ら破ってきた当事者です。

「免許を持っていれば、診療補助だけでなく、開発も経営も選べる」。 狭く浅いと思われがちな職業像の、その先を身をもって示す存在として、学生と向き合いました。 講師を務めた現役歯科衛生士のYukako先生今後の展開——学校と企業の連携を全国へ本授業は単発のイベントではありません。 OralXは、歯科衛生士を目指す学生が資格取得前に現場と多様な働き方に触れられる機会を、全国の専門学校で継続的に広げていきます。 授業連携に関心のある教育機関からのご相談も、下記の窓口で受け付けています。 教育を通じて、歯科衛生士不足に上流から向き合ってまいります。

プロジェクト担当者より(一般社団法人OralX 担当・五十嵐裕太)「これからの歯科衛生士は、単なる診療の補助者ではなく、テクノロジーを使いこなしながら『患者さまの人生の変化』をチームで支えるクリエイティブな存在になっていくはずです。 学校という安心できる環境で『歯科医療ってこんなにワクワクするんだ! 』という原体験を持ってもらうこと。 それが、学生本人の幸せなキャリアだけでなく、業界全体の未来を明るくすると信じています。 今後も全国の教育機関と手を取り合い、この輪を広げていきたいです。

」本プロジェクトを担当する一般社団法人OralXの五十嵐裕太一般社団法人OralX について法人名:一般社団法人OralX代表:本多宣陽所在地:東京都港区北青山3-15-5設立:2022年4月/拠点:全国13拠点URL:https://oralx.or.jp事業内容:歯科矯正治療をはじめとする歯科医療サービスの提供、歯科衛生士など歯科医療人材の育成・教育支援、教育機関との連携による社会貢献活動本件に関する取材・お問い合わせ一般社団法人OralX 広報担当/Email:yuta.igarashi@oralx.or.jp/TEL:03-6450-6425※免許登録者と就業者の差(約17万人)には、退職者・高齢者・歯科衛生士以外の仕事に就いている人などが含まれます。