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グリーエックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:足立 和久、グリーホールディングス株式会社100%子会社、以下「グリーエックス」)は、「スマートフォンとおでかけ利用に関する調査」を全国の10代から50代の男女1,030名を対象に実施しました。 本調査は2019年より実施しており、現状の動向やユーザーの意識変化を捉えることを目的としています。 ■総括 2025年の本レポートでは「可処分時間の奪い合いの継続」について言及しましたが、2026年は時間の使い方自体に変化の兆しが見られます。
利用率が80%を超える「サーチエンジン」「SNS」の利用時間が短くなる一方で「動画サブスク」の利用時間が大幅に伸び、限られた可処分時間の使い先に変化が生じています。 SNSは調査開始以来初めて利用率が80%を超え、情報収集の中核サービスとしての地位をさらに強固にしました。 一方で主要SNSの利用率が横ばいで推移するなど成長の鈍化も見られ、SNS全体としては当面、現水準での高止まりが続く可能性があります。 動画サブスクは若年層を中心に利用率・利用時間ともに拡大しました。
特に「YouTube有料」は利用率・利用時間の双方で大幅に伸長しており、広告のない視聴環境への需要の高まりには、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視するユーザーの意識が反映されていると考えられます。 また、3番手の「Netflix」も利用率を大きく伸ばしており、動画サブスク市場における競争が一層活発になってきています。 ライブ配信は調査開始以来最高の利用率35%に達し、特定の年代にとどまらない幅広い浸透が進んでいます。 おでかけの際の情報収集においては、飲食店・宿泊施設・レジャー施設のいずれも「知る」「調べる」際に検索エンジンが中心的な役割を担う傾向は変わりません。
ただし2026年は飲食店・宿泊施設においてSNSで調べる割合が増加しており、検索エンジンを起点としながらもSNSが情報収集の入口として存在感を強めています。 「知る」「調べる」「共有する」のいずれの場面においてもSNSの関与が深まっており、おでかけにまつわる情報行動全体においてSNSの役割は今後さらに大きくなっていくと考えられます。 スマートフォンによる情報収集において「可処分時間」の飽和状態が続く中、タイパを重視し効率よくサービスを選ぶ傾向が今後も続くと考えられます。 各サービス間の競争が激しくなる中、ユーザーの能動的な選択に応える質の向上が一層求められていると言えるでしょう。
■調査結果詳細1.情報収集におけるスマートフォンの利用動向本調査では、情報収集におけるスマートフォンの利用について、2019年から「SNS」「サーチエンジン」「メディア」の3サービス、 2021年からは「動画サブスク」「ライブ配信」を加えた5サービスでの情報収集の合計時間の推移を継続して調査しています。 3サービスの利用時間は2024年をピークに徐々に減少している一方、5サービス合計の利用時間は2025年と比較して若干増加しており、「SNS」「サーチエンジン」の利用時間が減った一方で「動画サブスク」が伸びたことが要因となっています。
各サービスの利用率については、「サーチエンジン」が2025年に引き続き最も高く、2番手の「SNS」は初めて80%を超えました。 ■SNS利用率・利用時間推移「SNS」の利用率は調査以来初めて80%を超え、80.1%となりました。 利用率82.0%の「サーチエンジン」に続き、2025年と同様に2番手を維持しています。 男性は10代から30代、女性は10代から40代の利用率が80%を超えています。 「SNS」の利用時間は2024年以降徐々に短くなっているものの5サービスの中で最も長く、2026年は76.8分(利用者を分母とした1日あたりの平均利用時間)となっています。
「SNS」は年代が低いほど利用時間が長い傾向がありますが、2025年と比較すると男性・女性とも20代の利用時間が短くなった一方で30代が伸び、20代と30代の差が小さくなりました。 ■「SNS」のサービス別の利用状況「TikTok」の利用率は2025年の32.5%から2026年は33.5%と1ポイントの伸びにとどまり、勢いが鈍化しています。 年代・性別で見ると、男性20代・30代では利用率が大幅に伸長し、女性10代・30代でも若干の上昇が見られました。 一方、男性10代・女性20代では利用率が低下しています。
新たな層への広がりが見られる反面、これまで牽引してきた年代の伸びが鈍化しており、今後の大幅な利用率拡大は難しい可能性があります。 「Instagram」と「X」の利用率は、2025年に引き続き横ばいで推移しています。 「TikTok」の勢いの鈍化、「Instagram」、「X」の横ばいなど各サービスの伸びが限定的な状況が続く中、若年層のタイパ重視の傾向も踏まえると、「SNS」全体の利用率は当面、現水準での高止まりが続く可能性があります。
■動画サブスク利用率・利用時間推移「動画サブスク」の利用者を分母とした1日あたりの平均利用時間は、2024年は53.6分、2025年は52.1分と50分台前半で推移していましたが、2026年は62.0分と大幅に伸びました。 男性は10代から30代、女性は20代・30代で利用率が伸びた一方、男性・女性とも40代・50代が下がり、二極化が見られました。 利用率が伸びた若年層では、利用時間も大幅に伸びています。
■「動画サブスク」のサービス別利用率・利用時間の推移「動画サブスク」のサービス別では、「Amazonプライム・ビデオ」、「TVer」、「Netflix」の上位3サービスがいずれも利用率を伸ばし、特に3番手の「Netflix」は2025年の14.1%から2026年は18.6%と大きく伸びました。 「動画サブスク」の中で最も利用時間が長い「YouTube有料」は、利用者を分母とした1日あたりの平均利用時間が78.7分と2025年よりも大幅に伸びました。 利用時間が伸びただけでなく利用率も上昇しており、サブスクとしての存在感が増してきました。
広告のない環境を活用することで限られた時間をコンテンツ視聴に集中するなど、タイパを重視し有料サービスを上手に使いこなす傾向が見られます。 2.飲食店・宿泊施設・レジャー施設を、知る・調べる・予約する・共有する飲食店を「知る」・「調べる」際に利用するサービスは、この設問の調査を開始した2025年から引き続き「検索エンジン(Google、Yahoo! など)」の利用率が最も高く、「知る」から「調べる」までを検索エンジンがシームレスに担う傾向に変わりはありません。 一方で2026年は、飲食店を「知る」際にインターネット上の広告やSNS上の広告・SNSのインフルエンサー(芸能人・タレントを含む)の投稿を利用する割合が高くなっています。
「調べる」際にも「TikTok」「X」「YouTube」などSNSを利用する割合が高くなっており、検索エンジンを起点としながらもSNSの存在感が強まっていることがうかがえます。 飲食店の「予約」については、2025年と同様に電話の利用率が最も高く、次いで「ホットペッパーグルメ」が2番手を維持しています。 2025年と比較すると「ホットペッパーグルメ」「食べログ」の利用率が若干上昇した一方、「ぐるなび」は低下しており、予約プラットフォームの選好に変化がうかがえます。
飲食店に行った後に口コミや感想、撮った写真などを誰かに共有するのに利用するサービスでは、「Instagram」の利用率が低下している一方、「TikTok」「X」「YouTube」は上昇しており、「調べる」際に利用するサービスと「共有する」際に利用するサービスの連動が見られます。 宿泊施設・レジャー施設においても、「知る」「調べる」際に「検索エンジン」が最も多く利用される傾向は飲食店と共通しています。 2025年との比較では、宿泊施設では「楽天トラベル」「じゃらんnet」などの予約サービスで調べる割合が下がり、「Instagram」「TikTok」「X」などSNSで調べる割合が増加しています。
レジャー施設を「調べる」際は、「Instagram」の利用率が低下しているものの「X」の利用率が上昇しており、飲食店や宿泊施設と同様にSNSで調べる傾向が今後強まっていく可能性があります。 検索エンジンを起点とした情報収集の流れは変わらないものの、「知る」「調べる」「共有する」のいずれの場面においてもSNSの関与が深まっており、おでかけにまつわるSNSの役割は今後さらに大きくなっていくと考えられます。 3.買い物をする時に貯めているポイントについてポイ活については、2025年から継続して調査を行っています。
「貯めているポイントはない」と回答したユーザーは2025年の5.4%から6.6%へ若干上昇したものの、大多数のユーザーが何らかのポイントを貯めている傾向に変わりはありません。 サービス別では「PayPayポイント」が55.8%と最も高く、「楽天ポイント」が53.1%と、上位2サービスの順位は2025年と同様です。 ただし、「PayPayポイント」の利用率が57.4%から55.8%へと低下した一方、「楽天ポイント」は52.1%から53.1%へと上昇しており、両サービスの差は縮まっています。
■調査概要調査対象:日本全国に在住のスマートフォンを所有する10代~50代の男女回答者数:2026年調査:1,030名調査方法:インターネットによるアンケート調査時期:2026年3月19日(木)~2026年3月20日(金)標本構成:男性:515名、女性:515名(10代から50代まで各103人、10代は15歳以上)※1:SNSの分類についてFacebook、Facebook Messenger、Instagram、LINE、TikTok、X(旧Twitter)、YouTube(無料)、BeReal、その他のSNSアプリ※2: メディアの分類についてグノシー、SmartNews、LINE NEWS、Yahoo!
ニュース、Googleニュース、ニュースパス、dmenuニュース、NHK ONE ニュース・防災アプリ、日経電子版、NewsPicks、その他のニュース系情報アプリ、美容・ファッション・健康(LIPS、@cosme、TRILL、WEARなど)、食・料理(cookpad、クラシル、DELISH KITCHEN、macaroniなど)、住まい・暮らし(キナリノなど)、旅行・おでかけ・レジャー(aumo、TABI LABO、RETRIP、ことりっぷなど)、音楽・映画・ドラマ・エンターテインメント(マイナタリー、映画.comなど)、各種趣味(スポーツ、乗り物、カメラなど)、その他のジャンル・分野の情報・話題のまとめメディア※3: 動画サービス(アプリ)の分類について日テレTADA、ネットもテレ東、テレ東Biz(テレビ東京ビジネスオンデマンド)、ニコニコ動画、ABEMA(アベマ)※旧AbemaTV、Amazon Prime Video、Apple TV+、DAZN、Lemino(旧dTV)、FOD(フジテレビオンデマンド)/ フジテレビONE/TWO/NEXTsmart、Hulu、Netflix、NHKオンデマンド/NHKプラス、TBS FREE、TELASA、TVer、U-NEXT、Disney+、DMM TV、dアニメストア、WATCHA、YouTube(有料)、その他の動画閲覧サービス※4: 音声配信/ライブ配信サービスの分類についてYouTube(ライブ配信)、Instagram(ライブ配信)、X(ライブ配信)、Facebook(ライブ配信)、TikTok(ライブ配信)、ニコニコ生放送、LINE VOOM LIVE、17LIVE、SHOWROOM、Pococha、ツイキャス、ふわっち、MixChannel、Apple Podcasts、Voicy、himalaya、stand.fm、Mirrativ、REALITY、Audible(Amazonオーディオブック)、Twitch、その他の音声配信/ライブ配信サービス※5: 地図アプリの分類についてGoogleマップ、Yahoo!
マップ、その他地図アプリ■Data insight Lab. についてデータドリブンな取り組みを推進するからこそ、市場の変化に対してアンテナが高いことが重要です。 経験は、直感的な示唆をすばやく与えてくれる一方、些細な変化に対しては盲目になりがちです。 デジタルシフトが進む現代において、新たなサービスは生まれ続け、ユーザーは世代ごとにそれらを使い分けています。 消費者の行動変容に寄与する情報は一体何なのか? その在り方は刻々と変化を続けています。 私たちは、そうした変化に向き合い続け、未来に仮説を持ち、挑戦的な取り組みを継続していきます。
■会社概要会社名:グリーエックス株式会社URL:https://gree-x.com代表者:代表取締役社長 足立 和久設立:2007年3月本社:東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズゲートタワー事業内容:DXコンサルティング事業■本件に関するお問い合わせグリーエックス広報担当:落合(おちあい)TEL:03-5770-9547 E-mail : pr@gree-x.com