新聞正文
コンパクトな「空飛ぶクルマ」(※1)の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、ファンボロー国際航空ショー2026において、航空宇宙分野の精密板金加工に強みを持つ株式会社三洋製作所(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役社長 吉村 敦史、以下「三洋製作所」)と、量産機「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の機体軽量化を支える主要な金属構造部品の製造・供給に関する契約を締結したことを発表しました。 本契約に基づき、SkyDriveは三洋製作所から高度な技術で加工された高品質な精密板金製品を調達します。
供給範囲には、機体の性能、軽量化、および安全性を最適化するために設計された、主要な構造部品をはじめとする重要な板金部品が含まれます。 ■ 本提携の主なポイント日本の匠の技による「軽くて強い」機体づくり防衛宇宙や民間航空機の分野で長年培ってきた高度な「成形」「曲げ」「組み立て」の技術を結集し、空飛ぶクルマの安全性に直結する、軽量で非常に頑丈な板金部品を製造します。 世界基準をクリアする最高峰の品質・安全管理三洋製作所の最先端工場は、厳しい宇宙航空レベルの品質規格に加え、Nadcap(国際航空宇宙産業における特殊工程や製品に対する国際的な認証制度)の認証を複数(熱処理、化学処理、非破壊検査、表面処理)取得しています。
これにより、世界に通用する確かな品質と安全基準をクリアした部品を提供します。 材料から組み立てまで国内で完結する「ものづくり基盤」の強化材料の調達から加工、検査、仕上げまで、栃木県の工場で丸ごと一貫生産(ワンストップ)できる仕組みを組み込みます。 これにより、品質のブレや配送遅延のリスクがない、極めて信頼性の高い「国内生産ルート」を確立し、世界へ向けた部品調達網をより強固なものにします。 ■ 日本の精密板金技術が支える高い構造信頼性 空飛ぶクルマには最高レベルの安全性と構造信頼性が求められるため、接合部や個々の板金加工部品の品質および仕上がりは極めて重要です。
こうした背景から、SkyDriveは重要板金部材の製造パートナーとして三洋製作所を選定しました。 栃木県宇都宮市に本社を置く三洋製作所は、1952年の創業以来、航空宇宙・防衛分野で信頼されるパートナーとして実績を重ねてきました。 精密板金成形から、熱処理、化学処理、航空機用塗装、非破壊検査に至るまでの工程を自社内でシームレスに行う「一貫生産体制」の強みを活かし、フライトに直結する複雑かつ極めて重要な板金部品の供給を行います。 ■ コメント株式会社三洋製作所 代表取締役社長 吉村 敦史 氏 SkyDriveがこのミッションにおいて私たちを選んでくださったことは、大変光栄なことです。
三洋製作所は創業直後から70年以上に渡り、大型旅客機や日本の自衛隊向けの航空機の部品製作や表面処理/塗装、そして構造組立を行ってきました。 また、三洋製作所では航空用とは別に大型事務機器類などの量産品の部品製作や組立も長い経験を持っています。 私達は、航空機の製造技術と量産経験、これらを活かして 新しい空の交通手段であるSkyDriveの空飛ぶクルマの製造に取り組んでいきます。 私たちはSkyDriveのサプライチェーンの一端としてこの新しい交通手段の発展に貢献できることを楽しみにしています。
株式会社SkyDrive 最高技術責任者 Arnaud Coville 三洋製作所は、民間および防衛向けに幅広い部品を製造する、日本の航空宇宙産業において確固たる実績と地位を築いている企業です。 同社には、当社の試験機の段階から部品の供給で支えていただいています。 同社の強みであるロボットなどを駆使したブレのない自動ものづくり技術、広範にわたるNadcap認証、そして設計から製造までを一貫して行う材料の手配から加工、検査までをすべて1つの会社で完結できる一貫生産システムは、板金部品や板金組立品を調達する上で、まさに理想的なパートナーです。
私たちが本格的な量産体制へと移行する今、頼れる製造パートナーとして私たちの製品づくりに本格的に加わってくださることを大変嬉しく、心強く思っています。 ■ 株式会社三洋製作所について 栃木県宇都宮市に本社を置く三洋製作所は、航空宇宙部品、OA機器、熱交換器の精密板金加工および組立を強みとする日本の製造会社です。 1952年の創業以来、航空機部品製造において70年以上の実績を誇ります。 板金成形や熱処理から、表面処理、塗装、検査までを自社内で一貫して行う体制を構築。
品質マネジメントシステム「JIS Q 9100(AS9100)」のほか、Nadcapを複数(熱処理、化学処理、非破壊検査、表面処理)取得しており、グローバルな航空宇宙基準に適合した高品質かつ信頼性の高い構造部品を供給しています。 https://www.sanyoh.co.jp/※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。 諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和8年3月付)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001994084.pdf設立2018年7月代表者代表取締役CEO 福澤知浩URLhttps://skydrive.co.jp/所在地豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区名古屋空港オフィス:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F東京オフィス:東京都千代田区平河町1-3-13 平河町フロントビル3F大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F山口テストフィールド:山口県山口市阿知須子会社株式会社Sky Works:静岡県磐田市SkyDrive America, Inc. : Beaufort, South Carolina 29902, U.S.A.株式会社AlterSky:愛知県豊田市事業内容「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、愛知県豊田市を主拠点にコンパクトな「空飛ぶクルマ」を開発し、静岡県磐田市のスズキグループの工場で製造を開始しています。
官民協議会の構成員として制度設計にも関与、2020年に日本で初めて公開有人飛行試験に成功、2025年には大阪・関西万博にてデモフライトを実施しました。 2028年のサービス開始を目指し、引き続き機体開発に努めてまいります。