新聞正文
©Taro IMAHARA PATHFINDER2026年7月19日(日)、エアレース世界最高峰チャンピオンシップ「AIR RACE X 2026シリーズ」の第2戦が開催され、室屋義秀(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)は、予選でトップタイム(64.314秒)をマークして1位となり8ポイントを獲得。 続く準々決勝・準決勝も激戦を勝ち抜き、決勝では昨季王者のパトリック・デビッドソン選手をわずか0.129秒差で退けて今季初優勝(25ポイント)を飾りました。 この結果、予選・決勝合わせて計33ポイントを獲得し、シリーズ総合ポイントを53へと伸ばして単独首位に浮上。
悲願の年間王座奪還へ向けて、チームの総合力が結実した大きな1勝となりました。 予選・決勝を制し、今シーズン初の「完全優勝」開幕戦3位からの巻き返しを目指した今大会、室屋選手は予選からミスのない完璧なフライトでトップタイム(64.314秒)を記録し、1位で8ポイントを獲得。 決勝ではゴール直前にスモークペナルティを受ける緊迫した展開を強いられながらも、昨シーズン王者のデビッドソン選手を0.129秒差で制しました。 予選・決勝のフルポイントを獲得し、シリーズランキング首位に立っています。 ©AIR RACE X■ 激変する勢力図今大会は勢力図が大きく動く波乱の展開となりました。
開幕戦を制した新星アーロン・デリュー選手(オーストラリア)が準決勝で失格となり敗退。 トーナメント全体のタイムは高次元のせめぎ合いとなりました。 決勝では、昨シーズン王者パトリック・デビッドソン選手(南アフリカ)との間で白熱したレースが展開されました。 ゴール直前にスモークペナルティを科されるという極限のプレッシャーのなか、リードを死守した室屋選手(64.869秒)が、デビッドソン選手(64.998秒)をわずか0.129秒差で退け、劇的な勝利を掴み取りました。 ©AIR RACE X©AIR RACE X©AIR RACE XAIR RACE X 2026年シリーズ第2戦の激闘は大会公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。
■日独のDNAが息づく「新ディフューザー」と、勝利を手繰り寄せたチーム力今回の勝利の裏には、空と陸の領域を超えて限界に挑み続けるチームの飽くなき技術開発と、強固な一体感がありました。 昨年、高温多湿の過酷な気象条件下で苦しい戦いを強いられたチームは、その敗因を徹底的に分析。 エンジンの冷却性能と空力効率を極限まで高めるべく、まったく新しい「新ディフューザー」を開発・投入しました。 この開発には、トヨタのモータースポーツ拠点であるTOYOTA RACING(ドイツ・ケルン) の技術とDNAが注ぎ込まれています。
完全な金属からの削り出しという非常に難度の高い工法を要し、開発プロセスではドイツ側と日本の技術チームが緊密な意見交換を重ねる「テクニカル・エクスチェンジ」を実施。 ドイツ製と日本製の2種類を競合・進化させながら完成させました。 単なる性能向上にとどまらず、日独のプロフェッショナルが互いの意地をぶつけ合って生まれた、今シーズンの王座奪還を象徴する機体アップデートです。 ©Suguru SAITO PATHFINDERこの姿勢こそが、難コースでの異次元のタイムや、決勝でのペナルティを跳ね返す圧倒的なリカバリー能力の源泉となりました。
LEXUS PATHFINDER AIR RACINGは「常にチーム一体で闘い抜く」という姿勢のもと、最先端の技術革新をレース現場の速さへと変え、昨シーズン届かなかった頂点への道を一丸となって突き進んでいます。 ©Suguru SAITO PATHFINDER■ 室屋義秀選手コメント:©Miho HARADA PATHFINDER「開幕戦で3位という悔しい結果に終わり、タクティシャンとフライトを一から見直しました。 特にゲートへの進入角度やターンの組み立て、新たに取り入れた旋回テクニックを徹底的に磨き上げたことが、今回の結果につながったと思います。
決勝は最後まで気の抜けない僅差の戦いでしたが、チームが積み重ねてきた努力が実を結び、優勝という形で結果を残すことができました。 ただ、シリーズはまだ長く続きます。 一つの勝利に満足することなく、さらに精度を高め、安定したパフォーマンスを発揮できるよう準備を進めていきます。 」■ 中江雄亮テクニカルコーディネーターのコメント:©Miho HARADA PATHFINDER「レース期間中は大雨が続き、晴れても高温多湿な厳しい環境でした。 その状況下でもチームは士気を維持し、エンジン冷却のセットアップや操縦環境のアップデートなど「年率1%の向上」にこだわりフライトに備えました。
今シーズン導入した新たなレースオペレーションもうまく機能し、全勝優勝を果たすことができました。 しかし、上位勢のタイムは拮抗しています。 次戦も勝利を掴むために準備を続けます。 引き続き応援よろしくお願いします。 」©Miho HARADA PATHFINDER■ LEXUS PATHFINDER AIR RACING についてエアレース・パイロット室屋義秀選手とLEXUSによる共創チーム。 2017年の「技術交流会」発足を起点に、2021年にチームパートナーシップを締結しました。
空力や冷却といったレース機の技術を車両開発へ、乗員を補助・支援する車両の技術をレース機の開発へ——空と陸の境界を越えた技術交流により、双方の進化を目指しています。 2023年より「AIR RACE X」に参戦し、初代王者ならびに2024年シリーズチャンピオンを獲得。 チーム活動で得られた知見は、LEXUSの「もっといいクルマづくり」へと還元されています。
公式サイト:https://lexus-pathfinder-airracing.com/公式SNS:<X>https://x.com/lexus_airracing <インスタグラム>https://www.instagram.com/lexus_airracing/■ AIR RACE X(エアレースエックス)についてエアレースとは、航空機が三次元空間に設けられたコースを飛行し、スピードと精密な操縦技術を競う空のモータースポーツ。 AIR RACE Xは、その世界最高峰チャンピオンシップです。
限界まで研ぎ澄まされた専用レース機を、世界トップレベルの技術を持つパイロットが操り、最高時速400km・最大重力加速度12Gという極限環境の中で、飛行タイムと操縦精度を競います。 各レースの結果に応じてポイントが付与され、シーズンを通じた総合ポイントによって年間チャンピオンが決定します。 公式サイト:https://airracex.com/ja公式YouTube:https://www.youtube.com/@AIRRACEXハッシュタグ:#AIRRACEX #RACETHESKY