新聞正文
生物多様性MIDORI賞イオン環境財団生物多様性条約事務局ロゴ公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田 元也 イオン株式会社 取締役兼代表執行役会長、以下 当財団)と生物多様性条約事務局(事務局長 アストリッド・ショーメーカー 以下 SCBD※)は、このたび「The MIDORI Prize for Biodiversity 2026(第9回生物多様性MIDORI賞)」の受賞者2名を決定しました。 受賞者を顕彰するとともに授賞式および受賞者フォーラムを東京にて開催いたします。 ※SCBDはカナダ・モントリオールに所在し、生物多様性条約の実施を支援しています。
(www.cbd.int)■ 受賞者 (苗字アルファベット順)リサ・パグンタラン=マルテ(フィリピン)フィリピン生物多様性保全財団(PhilBio) エグゼクティブ ディレクター【受賞理由】25年以上にわたりフィリピンの生物多様性保全に取組み、絶滅したと考えられていたフィリピンハダカコウモリの再発見や、ビサヤサイチョウをはじめとする絶滅危惧種の調査・保全において顕著な成果を挙げてきた。 さらにフィリピン生物多様性戦略・行動計画の地域実装を主導するとともに、生物多様性保全を地方自治体の計画や予算に組込む仕組みを構築し、その主流化を推進した。
また、先住民族の権利の尊重や女性の参画促進を重視した取組みを展開し、政策と地域社会を結ぶ持続可能な保全モデルを確立した。 アレクサンドラ・ツィマーマン(ドイツ)国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会(SSC)人間と野生生物の紛争・共存専門家グループ長【受賞理由】日本を含む世界各地で野生動物と人間社会との対立が深刻化する中、人間と野生生物の共存を生物多様性保全の重要課題として世界に提唱し、25年以上にわたり研究、実践及び政策形成を牽引してきた。 IUCN SSC人間と野生生物の紛争・共存専門家グループを設立し、国際指針の策定や実践ネットワークの構築を推進するとともに、平和構築や紛争解決の知見を保全分野へ導入した。
また、研究者、実務家及び政策立案者を結ぶ国際的な協働基盤の構築を進め、この課題を生物多様性政策における重要課題として位置付ける。 ■ The MIDORI Prize for Biodiversity(生物多様性MIDORI賞)本賞は、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)および当財団設立20年を契機に創設し、生物多様性保全と利活用や持続可能な社会の実現に顕著な貢献をした個人を顕彰する国際賞として、当財団とSCBDが共催で隔年実施しています。 受賞者には、生物多様性保全のための各活動を支援するために10万USドルを贈呈します。 これまでに20カ国21名を顕彰してきました。
また、当財団は受賞者との連携により、2011年からインドネシア・ジャカルタ、2014年からベトナム・ハノイ近郊での植樹の実施、2013年からのベトナム国家大学ハノイ校生のアジア学生交流環境フォーラム(ASEP)への参加や、2024年の生物多様性国際ユース会議(IYCB・横浜開催)への参加が実現しました。 今後も受賞者との連携を強化し、環境活動を拡大していく予定です。
(詳細はこちら https://www.aeonkankyozaidan.or.jp/prize/award/ )■ 授賞式・受賞者フォーラム・日時:2026年8月27日(木)16:00〜17:30・会場:帝国ホテル東京 2階 「孔雀の間 西」・主催:公益財団法人イオン環境財団・生物多様性条約事務局・後援:環境省・外務省・参加申込み:https://www.aeonkankyozaidan.or.jp/2026midoriprizeforum/ 当財団とSCBDは、いのちあふれる美しい地球を次世代に引き継ぐため、生物多様性保全の支援をはじめ、環境活動を積極的に推進してまいります。