新聞正文
Aureon Space Systemsの掲げるビジョン「第二の月を作る」のコンセプトイメージ。 地球と月の間の空間に小惑星を移動させ、宇宙空間で自給自足を行うための、新たな宇宙インフラ拠点を構築します。 株式会社オーレオンスペースシステムズ(本社:東京都港区、代表:若元、以下オーレオン)は、2026年7月5日、持続可能な宇宙資源サプライチェーンの構築を目指し、「第二の月を作る」というビジョンの実現に向け、2031年に実際の小惑星をターゲットとした「小惑星資源探索ミッション」を実行することを正式に決定いたしました。
本ミッションの完遂へ向け、2029年には低地球軌道(LEO)における実証衛星の打ち上げを行うロードマップを策定し、現在は地上実証試験を推進しています。 なお、本ミッションの基盤となるコア技術については、現在特許出願中であることを合わせてお知らせいたします。 資源探索ミッションおよび開発の背景近年のシスルナ(地球・月間)空間における開発競争の激化、および打上げコストの大幅な低下に伴い、地球からの物資補給に頼らない「宇宙資源の現地調達(ISRU)」は宇宙経済圏の核心として急浮上しています。
オーレオンは、従来の化学推進剤に依存しない独自の輸送テクノロジーを用いて宇宙物流の変革に挑むべく、中長期のビジネスロードマップを精緻化し、2031年の本格的な深宇宙探索ミッションへの舵を切りました。 オーレオンは「第二の月を作る」という壮大なビジョンを掲げています。 現地にある小惑星そのものの岩石を反動質量として再使用キャリアで射出し、宇宙機と小惑星システム全体の軌道を制御する「推進剤フリー」の質量推進(マスドライバー)を確立します。
これにより、地上の資源危機に対応するカントリーリスクゼロの「宇宙産資源(グリーンメタル)」を地球へ還流するインフラを構築するだけでなく、将来の軌道上ステーションや月面基地の建材・燃料を宇宙空間で現地調達・供給できる「第二の月(宇宙資源インフラ基盤)」として機能させ、地球環境の負荷低減と人類の宇宙進出を支えます。 開発・実証フェーズの詳細2031年の深宇宙ミッションに向け、ステップバイステップの検証プロセスを実行しています。 現在の地上実証:要素技術の地上統合試験を推進しています。 具体的には、小惑星由来の模擬レゴリスを用いた射出・回収システムの動作検証、および加速機構の反力計測・連続動作試験を実施中です。
開発実務は協力会社との連携のもとで進めており、宇宙環境への転用を見据えた部品仕様の策定を行っていきます。 2029年 軌道上実証: 技術実証衛星を低地球軌道(LEO)へ打ち上げ、微小重力環境下における要素技術検証を宇宙空間で実施する計画です。 今後の展望現在進行中の地上統合試験および国際宇宙法を見据えた特許出願の進捗は、オーレオンの事業展開における技術的・法的参入障壁の礎となります。 2029年のLEO実証、2031年の小惑星探索ミッションを通じて埋蔵量データを確立し、資源の先行販売契約へと繋げることで、確実な資源の資産化と長期的な企業戦略を推進してまいります。