セラピストの活動事例(岩手県胆沢郡) 一般社団法人日本介護美容セラピスト協会(代表理事:酒井宗政/大阪市福島区:株式会社ナリス化粧品 100%出資)は、2014年4月の設立時から、心と体の美容療法®を創出。ビューティタッチセラピー®(介護美容)の手法を用いて、マッサージングトリートメントやメイクなどの「肌に触れるケア」を取り入れることで、主に高齢者の自立支援やQOL(生活の質)の向上を目指し、全国で介護と美容の手法を取り入れたセラピスト(ビューティタッチセラピスト)を養成する講座を開催してきました。2026年3月末でセラピストの認定者数が3,500名を突破し、年間の認定者数が過去最多となりましたので、近況を含めて以下にまとめます。 認定者数の推移(2014年度~2025年度) ■インストラクターの輩出に注力し、セラピスト養成を加速 当協会では、全国でセラピストを養成できるインストラクターの輩出にも注力しています。インストラクターは、協会がその卓越した知識と技能を認めたスペシャリストのための資格です。ハンドセラピー・フェイシャルセラピー・メーキャップセラピー・介護基礎が総合的に学べる認定基本講座を受け、ビューティタッチセラピストの認定後、養成期間を併せて3年の実務経験を積み、加えて専門講座であるフットケアセラピーの能力を有したセラピストの中から選出されます。フットケアセラピーは、第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎを刺激し、むくみや足裏のアーチ崩れを防ぐことで、転倒を防止するマッサージングトリートメントで特に力を入れています。インストラクターは2025年度に新たに3名の認定者を輩出し、2026年3月末時点で合計29名に上ります。 ■介護美容(ビューティタッチセラピー®)の啓蒙活動の実施 超高齢社会が直面する課題に対し、美容を通じて高齢者のQOLを向上させる活動は、現代社会が求める切実なニーズと言えますが、まだ普及の途上にある取り組みのひとつです。そのため当協会では、介護美容(ビューティタッチセラピー®)の啓蒙活動にも力を入れています。この度、2026年4月18日に鳥取県米子市で開催された「日本化粧医療学会」にて、代表理事の酒井宗政が第2部の専門医・専門士教育セミナーに登壇。親会社である株式会社ナリス化粧品が運営する『ふれあ姫島(機能訓練・美容特化型デイサロン)』における施術事例をもとに、介護への美容介入がもたらす心身へのポジティブな影響と、具体的な臨床成果について報告しました。日本化粧医療学会は2019年に発足し、「化粧医療」を取り入れることで高齢者のQOLの向上、患者のリハビリや治療に役立てたいという思いと、医療の観点から化粧を科学的なエビデンスに基づいて研究し、様々な施設と取り組みをしていくこと、介護士、セラピスト、医療従事者の方のキャリアに繋がる教育を提供することを目的として活動しています。 「日本化粧医療学会」で報告する酒井 ■今後の展望 当協会の取り組みは、2016年度に厚生労働省の「保険外サービス活用ガイドブック」に取り上げられ、2024年度から経済産業省が推進する認知症当事者とともにつくる誰もが生きやすい社会を目指す「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画するなど、超高齢社会にとって必要な新しいサービスとして認知されつつあります。超高齢社会に突入した現在、高齢者が自分らしく年を重ねられることがより重要になっており、それに伴う適切なケア方法や接し方の理解促進が求められます。2025年度も北海道から沖縄まで全国で講座を開講し、2014年から累計3,500名以上のビューティタッチセラピストを養成してきました。さらなる展開として、認定者数5,000名を目指すとともに、セラピストが長く働き続けられる環境整備に努め、看護・介護従事者だけでなく、地域に密着したケアとしても幅広い人が高齢者と自然に触れ合うことができる「ビューティタッチセラピー®」をさらに普及啓蒙すべく、今後も取り組んでいきます。 【一般社団法人日本介護美容セラピスト協会 概要】 ※一般社団法人日本介護美容セラピスト協会は、株式会社ナリス化粧品が、100%出資しています。 所在地:大阪市福島区海老江1丁目11番17号(株式会社ナリス化粧品 本社内) 設立:2014年4月 代表理事:酒井宗政 事業内容; 心と体の美容療法®を創出。ビューティタッチセラピー®の手法を用いて、マッサージングトリートメントやメイクなどの「肌に触れるケア」を取り入れることで、主に高齢者の自立支援やQOLの向上を目指す。全国で、ビューティタッチセラピストの養成と認定講座を開催。3,545名(2026年3月末現在)の認定セラピストを輩出している。また、施設や地域包括ケア等のリクエストに応えている