新製品投入(New Product Introduction: NPI)の業界リーダー™として、イノベーションを推進するMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス 本社:米国テキサス州マンスフィールド、以下マウザー)は、低消費電力・広域ネットワーク(LPWAN)向け通信技術「LoRa」の普及拡大を背景に、LoRaに関する技術情報をまとめたLoRaリソースセンターを公開しました。ネットワークインフラ、産業オートメーション、スマートセンシング分野の設計・開発に携わるエンジニアは、本リソースセンターを活用することで、次世代ワイヤレス通信を実現するための最新技術や設計に関する知見を得ることができます。 IoTの導入規模が数百台から数百万台の接続端末へと拡大する中、エンジニアはワイヤレス通信のカバー範囲を広げながら、消費電力とネットワークインフラのコストを抑えられるLoRaWAN®技術の採用を進めています。LoRaWANは、長寿命バッテリによる動作と長距離通信を特長としており、従来の無線通信技術では導入・運用の負担が大きいアプリケーションに適しています。LoRaWANはエネルギー効率と柔軟性を重視する開発ニーズの高まりを背景に、産業オートメーション、スマート農業、スマートインフラなどの分野で導入が拡大しています。本リソースセンターでは、開発者向けに低消費電力システムの設計、安全性の高いワイヤレス通信、さらに次世代のコネクテッドデバイスを支える最新のIoTアーキテクチャに関する技術情報を提供しています。 LoRaWANは約3~48kmの通信距離と、単一のバッテリで10年以上の動作を可能にする超低消費電力性能を備えており、持続可能性の推進や自然保護、公共安全の分野でも活用が進んでいます。「LoRaWAN for Good」をはじめとするLoRa Alliance®主導の取り組みでは、野生動物の追跡、環境モニタリング、水資源の保全などにLoRaWAN技術が活用されています。さらに、産業、環境、インフラ分野における導入も拡大しており、LoRaWANはスケーラブルかつ低消費電力なIoT通信を実現する重要な通信技術として、その存在感を高めています。 マウザーのLoRaリソースセンターでは、技術記事やブログ、eBookに加え、最新のワイヤレス通信製品に関する情報など、独自のコンテンツを提供しています。また、STMicroelectronicsと共同制作した新たなeBook『Beyond the Wires: Exploring Bluetooth and LoRaWAN Connectivity』も公開しています。本eBookでは、ワイヤレスネットワークのアーキテクチャや、現代のインフラが求める要件に対応するための技術的なポイントについて解説しています。 マウザーではLoRaアプリケーション向けの最新ソリューションをはじめ、業界最大級の品揃えとなる半導体および電子部品を取り扱っています。 - 取り扱い製品一例 ■ Semtech LoRa Plus™ LR2021 RFトランシーバ 第4世代のLoRa IPを採用し、Sub-GHz帯、2.4GHz ISM帯、およびライセンスが必要なSバンドにおいて、地上通信ネットワークと衛星通信(SATCOM)ネットワークの両方をサポートします。従来のLoRaデバイスとの後方互換性を備えており、LoRaWANとのシームレスな接続を実現します。また、高速かつ長距離通信を可能にする物理層変調方式「FLRC(Fast Long-Range Communication)」に対応するほか、さまざまな低消費電力ワイヤレスプロトコルとの互換性も備えています。スマートホーム、セキュリティ、ビルオートメーション、産業オートメーションなど、幅広い用途に適しています。 ■ DFRobot DFR1093 LoRaWAN屋内ゲートウェイ スマート農業、ホームオートメーション、教育分野、温室内の温度・湿度モニタリングなど、幅広い用途に対応する総合的なソリューションです。868MHz(欧州向け)および915MHz(米国向け)の周波数帯に対応し、クアッドコアのCortex®-A35プロセッサと、高性能なSemtech SX1302トランシーバを搭載しています。豊富な接続オプションと柔軟な導入・展開性に加え、安定した通信、長い通信距離、優れた操作性を実現します。 ■ Digi International XBee® LRモジュール LoRaWANによるデバイスとクラウド間の接続をサポートし、エンドノードのセンサ製品へワイヤレス通信機能を容易に組み込むことができます。センサや制御システム向けの狭帯域産業用通信に適しており、LoR