KLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下「KLab」)は、AIを活用した金融商品の自動取引システム(以下「本AIトレード」)について、これまでの開発およびテストの結果を踏まえ、2026年7月1日より、本AIトレードを使った自己資金の運用を開始したことをお知らせします。 KLabは、2026年2月9日に本AIを開発中であることを公表して以降、バックテスト、デモトレードを通じて AIモデルの精度の検証と向上を図るとともに、自己資金運用に向けて、リスク管理体制の整備、本番環境の整備、セキュリティ対策等を行ってまいりました。それら一連の準備が予定通り完了したことから、初期運用額として1000万円から運用を開始しました。 あわせて、運用状況や最新情報を継続的に発信していくため、KLab AI トレードの公式サイトをオープンしました。https://aitrade.klab.com 今後は、運用状況、リスク管理状況を確認しながら、運用資金を段階的に追加し、ゲーム事業に続く事業の柱に育てていきます。今期業績への影響は、現時点では未定です。 デュアル・ゴールド・トレジャリーとの関係 KLabでは、ビットコインとゴールドを保有する財務戦略「デュアル・ゴールド・トレジャリー(以下、DGT)」を実施しています。DGTは一切トレードを行わず、ビットコインとゴールドの間で年1回程度のリバランスを行うのみの財務戦略です。 DGTとAIトレードは全く異なるプロジェクトとして異なる部署で運営しています。今後はDGTとして保有するビットコインを段階的にAIトレードに移管していき、2026年度末を目処に、KLabが保有するすべてのビットコインをAIトレードにて運用する方針です。 運用テストによる有効性の検証 KLab AI トレードはバックテストでは4年間で最大857%(100万円が957万円に増える)という成果を上げています。デモトレードにおいても今年の3月から6月にかけて、ビットコイン価格が16.4%下落したのに対し、+4.4%の回収率を出しています。 バックテスト デモトレード 実運用 使用するデータ 過去データ リアルタイムデータ リアルタイムデータ 資金 仮想資金 仮想資金 実際の資金 テスト期間 2022.1.1~ 2025.12.31 (4年間) 2026.3.14~ 2026.6.29 (3.5か月) 2026.7.1~ 使用モデルと 回収率 Mamba-bull +857.6% Mamba-basic +579.7% Mamba-basic +4.4% 基本はMamba-basic 同期間の BTC上昇率 -67.6% -16.4% - KLab AI トレードでは、バックテスト期間の2022年1月1日以前の市場データを用いAI学習を行いましたが、その後の事後学習の過程でバックテストのオーバーフィッティング(過剰最適化)が発生している可能性は否定できません。また、実運用においては、自らの売買による市場価格への影響・約定状況・スリッページなどの要因により成果が低下するおそれがあります。 システムの特徴 24時間365日稼働。感情に左右されず、指標やデータに基づき判断する。 EMAスプレッドやRSIなどのテクニカル指標、ATRなどのボラティリティ指標、デリバティブ情報、オンチェーン情報など、90以上のパラメータを1時間毎に分析し判断する。 上昇・下落・レンジなどの相場レジームをAIが判定し、そのレジームに最適な売買ロジックやリスク管理を適用する。大きな上昇相場では長期保有するなどの対応。 勝ちやすい局面だけを選別して取引し、特徴が明瞭でない局面では待機する設計。例えば、下落相場では確信度の度合いに応じて、待機するかショートするかを判断する。 ポジション保有中も1時間単位で90以上の指標の監視を継続するため突発的な暴落にも即時対応。状況に応じてポジションサイズの調整、利益確定、損切りを行う。 今後の展開 自己資金の運用に続き、私募ファンドの組成や投資助言・代理業の登録なども進めてまいります。また、将来的には、ビットコインに加え、為替取引、株価指数その他の金融商品を対象としたAI自動取引システムの開発および検証も進める予定です。 なお、金融商品を対象とする事業展開にあたっては、各国の法令・規制、許認可の要否、投資家保護、リスク管理体制等を十分に確認したうえで、適切な体制を整備してまいります。 KLabは、本AIの本番運用状況、今後の開発進捗について、今後も継続的に情報発信してまいります。本AIに関する詳細情報、開発進捗および関連情報については、公式サイト、公式Xおよび公式noteにおいても随時発信してまいります。 KLab A