Kaia DLT Foundationは、JPYC株式会社が発行する日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」が、Kaiaチェーン上での発行を開始することを発表いたします。 今回の対応は、JPYCが2025年8月に資金移動業ライセンス取得後、初回発行を実施してから約7か月で実現した新たなチェーン展開となります。両社は今回の連携を通じて、送金・決済・オンチェーン金融サービスなど、多様なデジタル金融ユースケースへの展開を推進してまいります。 Kaiaはアジア最大級のブロックチェーンエコシステムの一つとして知られており、今回のオンボーディングにより、JPYCはユーザーアクセスの拡大およびグローバル流動性の確保を目指します。特に、日本円ステーブルコインへの需要が高まっている韓国、インドネシア、タイ、台湾などのアジア地域においても、JPYCの活用機会および流通経路の拡大が期待されています。 Kaiaは、高速なトランザクションファイナリティ、EVM互換性、Gas DelegationによるユーザーフレンドリーなUXを特徴とするレイヤー1ブロックチェーンです。Kakaoの「Klaytn」とLINEの「Finschia」の統合により誕生したKaiaは、LINEメッセンジャーを基盤としたMini Dappエコシステムおよびアジア圏における大規模ユーザー接点を活用し、ステーブルコインを中心とした次世代デジタル金融インフラの構築を推進しています。 また、Kaiaは最近、英国ベンチャーキャピタルのSimsan Venturesと共同でベンチャーファンドを設立し、決済、送金、清算、FX、RWA(実物資産トークン化)などの分野への投資を進めていることを発表しました。同ファンドは、Kaiaブロックチェーンを基盤とした2億5,000万人以上規模のスーパーアプリ・エコシステムを、投資先企業に対する流通チャネルとして提供し、投資配分はアジア70%、グローバル30%を予定しています。 JPYC の主な指標 日本国内の資金移動行業ライセンスを保有する日本円ステーブルコイン「JPYC」は、シリーズBラウンドで資金調達し、順調に利用規模を拡大させています。2026年5月現在の運用状況は、口座開設数が18,000件、累計発行額が25億円となっており、総取引高は350億円を突破しました。国内のステーブルコイン市場を牽引する存在として、着実な実績を積み上げています。 JPYC 発行上限の変更 JPYC EXでは、JPYCの発行上限について、従来は「1日あたり100万円」としておりましたが、今回のアップデートにより、「1回あたり100万円」でご発行いただけるようになります。ただし、資金決済法に則った不正利用防止および安全な取引管理の観点から、短時間に連続した発行申請は認められません。 JPYC Kaia Testnet 「Kairos」のご案内 「JPYC Faucet」は、開発者がテストネットワーク上でJPYCの挙動を確認するために必要な「テスト用JPYC」を、オンデマンドで取得できるツールです 。 即時取得: ウォレットを接続するだけで、即座にテスト用JPYCを取得できます 。 複数ネットワーク対応: Ethereum Sepolia、Polygon Amoy、Avalanche Fujiの主要なテストネットワークに加えて、Kaia Kairosのテストネットワークを追加いたしました。 一連の動作検証が可能: 実際の資金を動かす前に、残高照会・送付・受領といったJPYCの基本機能を安全に検証できます 。 ※ご利用にあたっての注意点 JPYC Faucetのご利用には、利用規約・契約締結前交付書面兼説明書、プライバシーポリシーへの同意および、ネットワーク手数料(ガス代)として、各テストネットのネイティブトークンが別途必要です 。 「JPYC Faucet」は、事業者がJPYCを自社サービスへ組み込むための検証・開発用途として、どなたでも無償でご利用いただけます 。 JPYC Faucet 公式サイト: https://faucet.jpyc.co.jp 対応開始後は、Kaiaチェーン上でのJPYCの発行・償還、ウォレットアドレス登録が可能となります。 Chain(ChainID) : Kaia Mainnet ( 8217 ) コントラクトアドレス : 0xe7c3d8c9a439fede00d2600032d5db0be71c3c29 Kaia scan : https://kaiascan.io/ja/token/0xe7c3d8c9a439fede00d2600032d5db0be71c3c29 Kaiaチェーンをご利用いただく場合は、JPYC EX上でKaiaチェーンの