株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2026年6月29日(月)に、株式会社DIMENSIONING CEO・北川雄介氏とトレーナー・酒井竜矢氏による新刊『「球速が10キロ上がる」ピッチングの科学 プロ野球選手を100人以上指導してわかった』を刊行します。 本書は、プロ野球選手100人以上を指導し、NPBドラフト指名選手を60名以上輩出してきたDIMENSIONINGが、球速アップのための考え方、投球メカニクス、身体づくり、変化球を含めた実戦テクニックまでを体系化した、投手育成の実践書です。 「もっと速い球を投げたい」 「トレーニングをしているのに球速が伸びない」 「フォームを直したいが、何を変えればいいかわからない」 「感覚だけでなく、理屈でもピッチングを理解したい」 そんな悩みを抱える選手、指導者、保護者に向けて、“上達を偶然にしない”ための知識と実践法をまとめました。 球速アップは、もはや一部の天才だけのものではありません。 トラッキングや計測技術の進化により、球速・回転数・変化量など、これまで「感覚」で語られてきた投球の要素は、数値で可視化される時代になりました。 一方で、知識を持っていることと、それを実際の投球で使えることはまったく別です。 大切なのは、正しい知識をただ覚えることではなく、自分の身体に落とし込み、“使える知恵”に変えることです。 そこで本書では、現場で数多くの投手を見てきた著者たちが、球速を生む「メカニクス」と「質量」の関係、エネルギーをロスなくボールへ伝える身体の使い方、投球動作を段階的に理解するための考え方、さらに試合で球速を武器にするための実戦テクニックまで、豊富なドリルとともに解説します。 本書が届ける5つの視点 ■ 球速は「才能」だけで決まらない 計測技術とスポーツ科学の発展により、球速アップの仕組みは少しずつ明らかになっている。必要なのは、正しい知識を実践に変えること。 ■ 「知っている」と「使えている」は違う YouTubeやSNSで情報を得られる時代だからこそ、知識を自分の身体に合わせてカスタマイズする力が重要になる。 ■ 球速を生むのは「メカニクス」と「質量」 速い球を投げるには、身体の使い方だけでなく、力を生み出す身体づくりも欠かせない。両方がかみ合って、はじめて強いボールになる。 ■ 感覚と科学をつなげる データは絶対的な正解ではなく、自分の状態を知るための手がかり。数字と感覚を行き来することで、自分に合った投球をつくる。 ■ 球速を「勝てる武器」に変える 速い球を投げるだけでは、いいピッチングとは言えない。変化球、怖さ、実戦での組み立てまで含めて、球速を勝利につなげる。 目次 特別対談 ATHLETE VOICE DIMENSIONING 行動指針 はじめに 第1章 「圧倒的成長を生みだす」投手の思考法 第2章 「最速を引き出す」投球のメカニクス 第3章 「感覚と身体を構築する」トレーニング 第4章 「球速を勝利に変える」実戦テクニック あとがき 著者・北川雄介氏、酒井竜矢氏からのメッセージ この数年で、投手を取り巻く環境は大きく変わりました。 NPBでもMLBでも、平均球速は上がり続けています。球界全体が「速いボールを投げる」方向へ進んでいるのです。 では、なぜ球速は上がっているのか。 答えはシンプルです。球速の上げ方が、少しずつ解明され始めたからです。 ただし、知識はそのまま使えるものではありません。 野球には、どうしても「感覚」の部分があります。そして、その感覚は選手によってまったく違います。 だからこそ私たちは、知識を“正解”として一律に当てはめるのではなく、選手一人ひとりの感覚や背景を踏まえ、その選手がもっとも輝ける形へ落とし込むことを追求してきました。 「自分はこの程度だ」と、低い位置で限界を決めてしまう選手は少なくありません。 しかし、正しい考え方と練習を積み重ねれば、まだ見えていない伸びしろに手を伸ばすことができます。 選手にも、指導者にも、トレーナーにも。 球速が上がる時代に置いていかれないために、今必要なことを整理し、再現できる形で示したのが本書です。 著者プロフィール 北川雄介(きたがわ・ゆうすけ) 株式会社DIMENSIONING CEO。スポーツトレーナー。千葉県出身。筑波大学卒業。 大学では身体科学やトレーニング理論を学ぶ。卒業後はトレーナーとして経験を積み、26歳で独立。独自メソッドによる施術指導を展開し、株式会社DIMENSIONINGを設立。球速アップや身体操作の改善指導で多くの野球選手をサポートし、NPB・MLB選手100名以上のフィジカルコンディショニングに関わる。2021年~2025年