株式会社EXIDEA(本社:東京都中央区、代表取締役:小川卓真)は、AIOに引用されやすいWebサイトの特徴を明らかにするため、12,940件の検索結果URLを分析した結果を公表します。 本調査結果の要点 Google AI Overview(以下AIO)回答内で引用されていた割合は、公式サイトよりも第三者メディアの方が高い。AIO採択率は、第三者メディア42.0%、公式サイト35.5%。 指名・購買・比較・情報収集のすべての検索意図で、第三者メディアのAIO採択率が公式サイトを上回った。特に差が大きかったのは、情報収集と比較のフェーズ。 SEO中央値順位では公式サイトと第三者メディアはほぼ互角。一方で、AIO採択率では第三者メディアが上回っており、SEO順位だけではAIO上の引用傾向を説明しきれない可能性も。 公式サイトだけでは、AIO上の露出を取りきれない可能性がある 「公式サイトをしっかり作れば、AIOにも引用されるはず」 「自社名で検索されたら、AIOでも公式サイトが出るはず」 「SEOで上位なら、AIOでも同じように引用されるはず」 AIOへの対応を進める中で、こうした前提で公式サイトの整備を進めている企業は少なくありません。公式サイトは一次情報を発信する場所であり、自社の商品・サービスについて最も正確な情報を掲載できる媒体だからです。 しかし、Google検索でAIOが表示された検索結果のURL12,940件を分析したところ、AIO回答内で引用されていた割合は、公式サイトよりも第三者メディアの方が高い結果となりました。 本調査では、対象URLを「公式サイト」と「第三者メディア」の2つに分け、AIO回答内に引用された割合を比較しました。 その結果、第三者メディアのAIO採択率は42.0%、公式サイトは35.5%で、第三者メディアが6.5pt上回りました。 ここでいう第三者メディアとは、アフィリエイトサイト、個人ブログ、まとめサイトなど、企業の公式サイトではないメディアを指します。 本リリースでは、AIO時代の検索露出を考えるうえで確認しておきたい4つのファクトを共有します。 調査の概要 項目 内容 調査対象 Google検索でAI Overviewが表示された検索結果に出現したURL(コンテンツ特徴量を分析) 分析対象URL数 12,940件(公式サイト 2,084 / 第三者メディア 10,856) サイト区分 公式サイト / 第三者メディア の2分類(LLMによる自動判定) 目的変数 当該URLがAIO回答内に引用されたか(二値分類) AIO採択率の定義 AIOが表示された検索結果に出現したURLのうち、AIO回答内に引用されたURLの割合 主な分析 ①区分別のAIO採択率比較 ②検索意図×サイト区分のクロス集計 ③SEO中央値順位とAIO採択順位の比較 データ取得時期 2026年2月〜3月 調査主体 株式会社EXIDEA ※本調査は分析を「公式サイト」と「第三者メディア」の2区分に絞っています。業界団体・代理店などの中間的な立ち位置のメディアは対象外です。 ① AIOでは、公式サイトより第三者メディアの方が多く引用されていた 12,940件のURLを「公式サイト」と「第三者メディア」に分けてAIO採択率を比較したところ、第三者メディアは42.0%、公式サイトは35.5%でした。その差は6.5ptです。 図1:公式サイト vs 第三者メディアのAIO採択率(n=12,940)。第三者メディア42.0%に対し、公式サイト35.5%。差は+6.5pt サイト区分 AIO採択率 公式サイト 35.5% 第三者メディア 42.0% 差分(第三者−公式) +6.5pt この結果から分かるのは、「公式サイトであること」だけでは、AIO回答内で引用される十分条件にはならないということです。 もちろん、公式サイトの情報が重要でなくなるわけではありません。公式サイトは、企業が正確な情報を発信するための重要な場所です。 ただし、本調査の範囲では、AIO回答内で引用された割合は第三者メディアの方が高く、公式サイトだけを整備していれば十分とは言い切れない結果となりました。 AIO時代の検索露出では、自社サイトの整備に加えて、第三者メディア上で自社や商品がどのように説明されているかも確認する必要があります。 ② 指名検索でも、公式サイトが必ず引用されるとは限らない 検索意図を4つのフェーズに分けても、すべてのフェーズで第三者メディアのAIO採択率が公式サイトを上回りました。 サイト区分 指名 購買 比較 情報収集 公式サイト 39.8% 48.3% 46.9% 42.3% 第三者メディア 41.8% 49.3% 56.7% 53.7% 差