暗号資産への月間投資額、約半数が「1〜5万円」──経験年数別に見える投資行動の分岐点|株式会社Clabo 株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、国内の暗号資産投資経験者718名を対象に、「暗号資産への月間投資額および投資行動の変遷に関する実態調査」を実施しました。 調査の結果、暗号資産経験者の45.7%が毎月の投資額を「1〜5万円」に設定しており、日常の生活費を圧迫しない堅実な少額・積立型投資が現在の主流であることが判明しました。 一方で、投資経験1年未満の初心者層では51.0%が「投資額ゼロ(投資していない月が多い)」と回答したのに対し、経験3〜5年で中額投資層が拡大し、5年以上では大口投資家層(17.2%)が台頭するなど、経験年数の増加に伴い投資行動に段階的な変化が見られます。 本レポートでは、長期保有(50.6%)を選択する投資家の傾向や、46.9%の投資家がリスクへの警戒から投資拡大にブレーキをかけている現状を詳しく解説しています。 調査結果の完全版を確認 約半数が「1〜5万円」──少額・積立型が投資の主流に 直近3か月の平均として毎月いくら暗号資産に投資しているかを尋ねたところ、「1〜5万円」と回答した経験者は328名(45.7%)と最も多い結果になりました。 次いで「0円(投資していない月が多い)」が202名(28.1%)、「6〜10万円」が131名(18.2%)、「11万円以上」が57名(7.9%)と続きます。 暗号資産への月間投資額、約半数が「1〜5万円」──経験年数別に見える投資行動の分岐点|株式会社Clabo 月間1〜5万円という水準は、日常の生活費を圧迫しない範囲での積立型投資に該当します。 実際に、この金額で投資している理由について「将来の資産形成として積立にしている」と回答した人は226名(31.5%)と、実に3人に1人近くの割合です。 資産形成を目的とした堅実な運用スタイルが投資経験者の多数派であることがわかりました。 過半数が投資ペースを「変わらない」──堅実さが浮き彫りに この1年間で投資額に変化があったかを尋ねたところ、「変わらない」と回答したのは380名(52.9%)と過半数を占めました。 「増えた」が155名(21.6%)、「減った」が142名(19.8%)という結果から、相場の変動に対して過度に反応せず、一定のペースを堅持する投資行動が広く見られることがわかります。 初回投資は8割以上が10万円未満──小さく始める傾向が定着 初めて暗号資産に投資した際の金額について質問したところ、「1万円未満」が298名(41.5%)と最も多く、「1〜10万円未満」の281名(39.1%)を合わせると、経験者の81%が10万円未満の少額で投資をスタートさせていることがわかります。 「10〜50万円未満」は106名(14.8%)、「50万円以上」は33名(4.6%)にとどまります。現在の保有額についても75%が100万円未満となっており、少額からスタートして継続的に積み上げていくパターンが多数派であることがわかりました。 経験年数で投資行動が大きく変化──初心者から上級者への段階的な成長 では、経験年数によって投資額がどのように変わるのでしょうか。 投資経験年数別に月間投資額を分析してみると、習熟度に応じた顕著な変化が見られます。経験1年未満の初心者層では約半数が投資額ゼロと回答しており、投資リズムがまだ確立されていない状況です。 経験1〜3年の段階で月1〜5万円の投資習慣が定着し始め、3〜5年以降は6〜10万円層が拡大する傾向がみられます。さらに経験5年以上の上級者層では投資戦略が多様化し、大口投資家(21万円以上)の割合が拡大するなど、二極化が進むことがわかりました。 投資額を抑える理由は「リスクへの恐怖心」が最多──情報不足も課題 投資額をそのレンジに設定している主な理由について質問した結果(複数回答)、最も多かったのは「リスクが怖いので少額にしている」で337名(46.9%)でした。 次いで「将来の資産形成として積立にしている」が226名(31.5%)、「生活費を優先している(余剰資金の範囲)」が206名(28.7%)と続きます。 また「情報収集や判断に自信がないため抑えている」が123名(17.1%)、「税金や確定申告が不安で増やしにくい」が90名(12.5%)と、情報面や制度面の不確実性も投資行動を制約する大きな要因として作用していることが明らかになりました。 情報への不安が価格変動と同程度──判断の根拠となる情報不足 続いて、投資に対して感じる不安について聞いてみました。最多は「情報の正しさが判断できない」で308名(42.9%)、「価格変動が激しい」が275名(