交通事故の被害者をサポートするアトム法律税務グループ(本社:東京都千代田区、代表:岡野武志)は、独自のアンケート調査に基づき、自転車の交通ルールおよび事故対応に関する実態調査を行いました。 2026年4月1日、自転車の交通違反に反則金を科す「青切符(交通反則通告制度)」が施行されました。この制度改正を背景に、一般の方の自転車ルールへの認知度と、事故発生時の法的知識の実態を調査した結果、罰則の存在は認識しているものの内容までは把握していないという、認知と理解の間のギャップが浮かび上がりました。 調査概要 調査対象: 全国の自転車利用者など 調査方法: 岡野タケシ弁護士YouTubeコミュニティ投稿アンケート 調査期間: 2026年6月8日~6月16日(期間中、不定期に実施) 有効回答数: のべ42,517件 調査結果まとめ 自転車の反則金制度、「聞いたことはあるが、罰則の内容は知らない」と56%が回答。 自転車のながらスマホに罰則があると「聞いたことはあるが、罰則の内容は知らない」が63%。 自転車の運転で、特に危ないと感じる行為は「スマホを見ながら運転すること」が約6割を占める。 自転車事故で相手が無保険だった場合の対処法、29%が「どうすればよいかわからない」と回答。 当調査結果の引用・転載について 当調査結果を引用・転載する場合には、「出典:交通事故弁護士アトム(アトム法律事務所)」と記載して下記URLへリンクしていただくようお願いします。 https://atomfirm.com/media/1073909 調査結果詳細 1. 自転車の違反にも反則金があることを知っていますか?(回答数:9,048) 罰則の内容まで知っている:42% 聞いたことはあるが、罰則の内容は知らない:56% 知らなかった:2% ■「罰則の内容を知らない」回答が約6割 自転車に反則金制度があること自体は広く知られているものの、「罰則の内容まで知っている」のは42%にとどまりました。「聞いたことはあるが、罰則の内容は知らない(56%)」と「知らなかった(2%)」を合わせると、具体的な罰則内容を把握していない方が約6割に上ります。 2. 自転車の運転で、特に危ないと感じる行為はどれですか?(回答数:10,000) ※YouTubeの仕様上、票数は概算値での表示となっています。 スマホを見ながら運転すること:60% 信号無視や一時停止をしないこと:20% 車道の右側を走るなど、逆走すること:8% 夜にライトをつけずに走ること:12% ■危険認知の筆頭は「ながらスマホ」と6割が回答 危険だと感じる行為のトップは「スマホを見ながら運転すること(60%)」でした。 次いで「信号無視や一時停止をしないこと(20%)」「夜にライトをつけずに走ること(12%)」「逆走(8%)」と続いており、ながらスマホへの危険意識が他の違反行為と比べて突出して高いことがわかります。 3. 自転車の「ながらスマホ」に罰則があることを知っていますか?(回答数:6,594) 罰則の内容まで知っている:35% 聞いたことはあるが、罰則の内容は知らない:63% 知らなかった:2% ■ながらスマホの罰則「内容まで知っている」は35%にとどまる Q2で「危険だと感じる行為」の筆頭に挙げられた「ながらスマホ」ですが、その罰則内容まで把握しているのは35%にとどまりました。 「聞いたことはあるが内容は知らない(63%)」という回答が約3分の2を占めており、危険の認識と法的知識の間に大きなギャップがあることが明らかになっています。 4. 自転車事故でも、過失割合や慰謝料が問題になることを知っていますか?(回答数:3,468) どちらも問題になると知っている:76% 過失割合は問題になると知っている:6% 慰謝料は問題になると知っている:4% どちらも知らなかった:14% ■76%が「どちらも問題になる」と認識 過失割合・慰謝料のいずれも問題になると正しく把握している方は76%と、最も認知度が高い結果となりました。 一方で、「どちらも知らなかった(14%)」という方も一定数おり、自転車事故でも過失割合・慰謝料の両方が絡むという認識が、まだ全員に届いていない現状が見えています。 5. 自転車事故で相手が保険に入っていなかった場合、どうすればよいか知っていますか?(回答数:5,428) 自分の保険や特約を確認すべきだと知っている:37% 場合によっては相手本人に請求が必要だと知っている:27% 相手が無保険だと請求できないと思っていた:7% どうすればよいかわからない:29% ■相手が無保険だった場合の対処、29%が「わからない」 相手が無保険だった場合の対処を「どうすればよいかわからない(29%)」と回答