株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、当社が運営する六本木にある台湾料理店併設のギャラリー「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」にて、2026年7月24日(金)〜8月29日(土)の会期で、グループ展「イン アンド アウト アンド」を開催いたします。 本展はアーティスト・保良雄による企画展です。食べることと鑑賞することが共存する空間において、日々の暮らしに欠かすことができない「排泄」や「代謝」という営みを、大きな循環の視点から捉え直す試みです。アーティストや研究者など、領域を横断する6名の作品展示に加え、会期中はトークイベントや特別コースの提供、染色ワークショップも開催いたします。 ・本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。(一部会場のみで販売する作品、非売作品もございます。) 一般販売(ArtStickerでの販売)は7月24日(金) 17:00からとなります。 ・本展のプライスリストをご希望の方はリストが完成次第、先行してリストを送付いたします。 事前にプライスリストをご希望の方はお問合せください。 展覧会詳細はこちら 展覧会概要 アートかビーフンか白厨では、2026年7月24日(金)〜8月29日(土)までグループ展「イン アンド アウト アンド」を開催いたします。 本展はアーティスト・保良雄による企画展となり、食べることと鑑賞することが共存するこの空間において、私たち一人ひとりにとって日々の暮らしに欠かすことができない排泄という営みを、循環という視点を持って捉え直す試みです。 食、アート、染色、砂漠緑化に関する研究など、領域を横断する6名による作品を通して、ギャラリーは単に作品を見る空間から、様々な感覚を通して自らが大きな循環の一部にあることを感じるための入り口へと変容します。 会期中はトークイベントや特別コースの提供、染色ワークショップなども開催を予定しています。 展覧会ステートメント ものを食べる。 食べるというのは簡単なことのようで、実際にはぜんぜん簡単ではない。口に入れた時点では、それはまだ食べ物である。ごはんであり、肉であり、野菜であり、パンであり、なにか名前のあるものである。しかしそれが歯で砕かれ、舌で転がされ、唾液と混ざり、飲み込まれ、食道を落ちて胃に入ったあたりから、もうだんだん怪しくなる。 これはまだ食べ物なのか。胃で溶かされ、小腸でばらばらにされ、要るものは身体へ取り込まれ、要らないとされたものは大腸へ送られる。そこで水を抜かれ、菌に触れ、匂いを持ち、色を変え、最後には糞と呼ばれる。さっきまでおいしいとか、まずいとか言われていたものが、急に汚いものとして扱われる。この変わり身の早さは何なのか。 けれども、それは終わりではない。出すこと、留めること、渡すこと。身体の中にあったものは外へ出て、世界に触れる。かつては畑へ戻り、いまは都市の管を通って、さらに大きな身体の内側へ送られる。そこでもまた、ほどかれ、混ざり、別のものへと変わっていく。 入って、出て、また、 展覧会企画:保良 雄 アーティストプロフィール 大山 修一 / Shuichi Oyama(総合地球環境学研究所 有機物循環プロジェクト) 世界各地の都市では人が集まり、生活をし、活発な経済活動をつづけています。大量の食料やエネルギーも集まってきます。しかし、都市から出るごみやし尿の多くは利用されることなく、焼却や埋め立て、野積みされています。一方、大規模に森林が伐採され、農地が造成され、土壌が疲弊すると、放棄されています。このまま、人類―とくに都市の生活は続いていくのでしょうか。この有機物循環プロジェクトは日本とアフリカ5か国(ザンビア、ニジェール、ガーナ、ウガンダ、ジブチ)において、国・地域の個性や個人の消費生活、ごみに対する住民の価値観にあわせ、都市に蓄積した生ごみやし尿を使って、農業生産の向上や劣化した土壌の再生、荒廃地の緑化に取り組み、新しい環境文化の創造をめざしています。 小川 呂美 / Romi Ogawa フランスのアンティーク生地を扱うメゾン勤務を経て、都内のブーランジェリーで働いたのち独立。ケータリングやグローサリー、生活雑貨などの販売を行う自身のブランド「gather」を主宰。レシピ開発、新店舗立ち上げ等を手がける。都内でギャラリー併設のレストランを5年間運営。ワタリウム美術館内でカフェ「腸内芸術」を運営。 2023年よりThe Chain Museumに参画。六本木のギャラリー「アートかビーフンか白厨」にて料理を担当。日常生活全ての感覚が柔らかに寄せ集まり、重なり合い、揺らめき、それぞれが見え隠れするような取り組みを