森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 向後 康弘)が運営する六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)では、2026年11月13日(金)から2027年2月14(日)まで、フランス刊行80周年を記念した、特別イベント『星の王子さま 大切なものを探しに空の旅へ』を開催します。 『星の王子さま』は、フランス人の飛行士・作家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作であり、世界の三大ベストセラーにも数えられている作品です。フランス刊行80周年となる今年2026年に、地上52階で大空を一望することができる展望台、六本木ヒルズ・東京シティビューにて、大型イベントを開催します。 本イベントでは、原作者サン=テグジュペリがフランス航空史に名を残す飛行士でありながらも作家となり、不朽の名作『星の王子さま』を執筆することになったのかを紐解くべく、数々の物語の源泉となった『星の王子さま』のドローイングを忠実に再現し、作品にこめられた大切なメッセージを読み解いていきます。 「本当に大切なもの=l’essentiel(レソンシエル)」についての著者のメッセージは、地域・言語・文化、性別や年齢、そして時間の壁を越え、今も読む人に気づきと共感を与え続けています。東京の空と街を一望する展望台の景色と、『星の王子さま』の壮大な宇宙をめぐる旅。創作の原点となったドローイングや世界各国で刊行された書籍、フォトスポットなどを通して、物語の世界へ没入する特別な体験をお届けします。サン=テグジュペリが残したメッセージに触れながら、あなたにとっての「大切なもの」を探す旅へ出かけませんか。 ■『星の王子さま』とは 『星の王子さま』は、フランスの世界的ベストセラー作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの遺作にして代表作です。語り手の飛行士が、飛行機の故障で不時着したサハラ砂漠で不思議な男の子・星から来た小さな王子さまと出会い、絆を結び、別れるまでの十日間と、その間に飛行士が聞き知った王子さまの旅路の物語を描きます。登場人物を通して語られる「l’essentiel(レソンシエル)=本当に大切なもの」についての著者のメッセージは、地域・言語・文化、性別や年齢、そして時間の壁を越え、今も読む者に感動を与え続けています。 1943年にアメリカで出版されて以来、660以上の言語・方言に翻訳され、世界累計発行部数3億部を超える世界的なベストセラーです。日本では1953年に岩波書店から翻訳が出版され、その後文庫版、新書版など複数の版型でも版を重ねています。累計発行部数は640万部(2010年時点)に及び、児童書分野で最大のベストセラーであるのはもちろん、翻訳書全体で歴代第1位、文学作品全体でも歴代3位に位置しています。 『星の王子さま』が初めて出版されたのは、1943年4月、アメリカ・ニューヨークのことでした。このとき、レイナル・ヒッチコック社(Reynal & Hitchcock)から、英語版とフランス語版が出版されました。 一方、サン=テグジュペリの母国フランスで『星の王子さま』が出版されたのは、第二次世界大戦終結後の1946年4月、ガリマール社(Gallimard)からでした。2026年は、フランスで『星の王子さま』が出版されて80周年の記念すべき年です。 ■原作者 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリとは フランスの作家、飛行士。1900年フランス、リヨンに生まれる。 北西アフリカ、南大西洋、南米航空路の開拓者であり、夜間飛行の先駆者の一人。この時期の体験を書いた『南方郵便機』Courrier sud(1929年)、アンデス山脈やパタゴニアの自然とたたかう郵便事業の夜間飛行士たちの尊厳に満ちた活動を物語る『夜間飛行』Vol de nuit(1931年)が、人間の条件を行動の緊張時間の中に探求する新文学としてアンドレ・ジットをはじめ多くの人の賞讃を博した。彼の行動主義文学は、危険状況の中に高い人間性と連帯責任を実践的関係からとらえることによって、新鮮な領域を創造した。また砂漠に不時着した語り手と異星からやって来た王子(星の王子さま)の出会いと別れを通して人生の意味を問いかける『星の王子さま』Le petit prince(1943年)は、世界中に多くの読者をもつ。第二次大戦で空軍に参加し、フランスの敗戦後アメリカに亡命した。解放戦争が始まると連合軍下のフランス空軍に参加し、翌年偵察任務中に消息を絶った。 ■開催概要 ◆展覧会名:フランス刊行80周年記念 『星の王子さま 大切なものを探しに空の旅へ』 ◆欧文タイトル:Commemorating the 80th Anniversary of the French Publication “Le