一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会(本部:東京都千代田区、理事長:中村 綱喜)は、「持続可能な社会・地域づくりの推進」を目的に、全国規模での住教育推進活動を開始することを発表しました。 その取り組みの第一歩として、一般社団法人住まい教育推進協会より、コミンカニスト川上幸生氏著『暮らしを育てる 家族と未来につなぐ住教育』を2026年7月7日に発売します。 2026年7月7日 発売 「暮らしを育てる 家族と未来につなぐ住教育」 また、2026年6月30日に開催される全国大会において、住教育推進方針を正式発表し、10月の「住教育月間」から全国各地で住教育講座やイベントを順次展開していく予定です。 なぜ今、「住教育」なのか 私たちは学校で多くのことを学びます。 しかし、人生で最も高額な買い物の一つである「住まい」については、体系的に学ぶ機会がほとんどありません。 近年、 ・空き家の増加 ・住宅価格や建築資材の高騰 ・大規模災害への備え ・相続問題 ・二地域居住や多拠点生活の拡大 など、「住まい」に関する課題は複雑化しています。 こうした時代背景の中で、住まいを単なる建物としてではなく、暮らしや地域、家族との関係性の中で考える「住教育」の重要性が高まっています。 住教育はすでに全国で始まっている 住教育は新しい概念ではありません。 京都市では「京すまいの情報ひろば」を通じて京町家を教材とした住教育を実施し、東京都では「TOKYOすまいと」、神戸市では「すまいるネット」において住教育の普及・支援を行っています。 また、住生活分野は小学校・中学校・高等学校の家庭科に学習指導要領として位置付けられており、 ・家族の生活と住空間 ・住居の基本的機能 ・家庭内事故の予防 ・安全で快適な住環境 などを学ぶ内容が整備されています。 さらに、教科横断的な学びを支援する住教育ガイドラインも策定されており、住教育は「食育」に続く新たな生活教育分野として注目されています。 関係人口・二地域居住時代の共通言語 国では、第16次地方分権一括法やふるさと住民登録制度などを通じ、関係人口の創出や二地域居住を推進しています。 地方へ移住する人、地域に関わる人、多拠点生活を送る人が増える中で求められるのは、地域の住文化や住宅の価値を理解し、自分らしい暮らし方を選択する力です。 移り住む側と受け入れる側の双方が住まいについて学ぶことで、地域との関係性はより豊かなものになります。 全国空き家アドバイザー協議会では、住教育を地域づくりの基盤となる共通言語として位置付けています。 全国ネットワークを活かした住教育推進 子ども等を対象とした住教育セミナー住宅建築を考えられている方を対象とした勉強会 全国空き家アドバイザー協議会は、全国約103支部(2026年6月時点)を通じて空き家課題解決や地域活性化に取り組んできました。 今後はこのネットワークを活用し、 ・住教育セミナー ・親子向け住まい学習会 ・空き家・古民家見学会 ・地域住文化体験イベント ・学校や自治体との連携事業 などを全国各地で展開していく予定です。 10月の住教育月間を皮切りに、全国47都道府県で住教育活動を順次スタートし、住まいを通じた人づくり・地域づくりを推進します。 住教育推進の象徴として誕生した一冊 今回発売される『暮らしを育てる 家族と未来につなぐ住教育』は、全国展開する住教育活動のテキストとしても活用されます。 本書では、 「住まいは家族の器」 「空き家にならない家」 「古民家が教えてくれること」 「住みやすい家へのヒント」 の4つのテーマから、住まいと暮らしの本質を分かりやすく解説しています。 書名:暮らしを育てる 家族と未来につなぐ住教育 著者:コミンカニスト 川上幸生 発行:一般社団法人住まい教育推進協会 発売:出版文化社 発売日:2026年7月7日 定価:1,650円(税込) ISBN:978-4-88338-7410 著者メッセージ HOUSEからHOMEへ 住まいには「HOUSE」と「HOME」があります。 建物を学ぶことも大切ですが、それ以上に大切なのは、そこでどのような暮らしを育むかです。 本書が、自分自身や家族にとって本当に大切な住まいを考えるきっかけになれば幸いです。 コミンカニスト 川上幸生 ■購入方法 住教育普及活動の一環として、公式販売サイト「じゃぱとらどっとこむ」での購入を推奨しています。 じゃぱとら.com https://japatra.official.ec/items/147206051 ■一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会第5回全国会員大会 開催日時:2026年6月30日(火) 13:30〜16:30(式典) ※終了後交流会を開催 会場:海運クラブ 2階