広島県江田島市を拠点に、海岸清掃やアマモ場の再生、学びの場づくりを通じて持続可能な里海づくりに取り組む「えたじま未来の海づくり大作戦」(運営:一般社団法人フウド、代表理事:後藤峻)は、2026年6月14日(日)、江田島市・荒代海岸にて「海のゆりかご観察会」を開催しました。 当日は、子どもから大人まで10グループ37名が参加。魚や小さな生きものたちを育むアマモ場(海のゆりかご)を観察し、江田島の海に今も残る豊かな生態系とその価値を体感しました。 江田島の海には、まだこんなに豊かな世界がある 荒代海岸※本記事のイラストは内容の理解を助けるために生成AIで作成したイメージ図です 今回の舞台となったのは、江田島市の荒代海岸。ここには、魚や小さな生きものたちが身を隠し、卵を産み、育つ場所であるアマモ場が広がっています。アマモ場は、多くの海洋生物を育むことから「海のゆりかご」とも呼ばれています。 一般社団法人フウドでは、海岸清掃やアマモ場の再生活動を通じて、江田島の豊かな里海を未来へつないでいく取り組みを続けています。 今回の観察会は、海の中にどのような生きものが暮らし、どのような環境が広がっているのかを実際に見て、触れて、感じてもらうことで、江田島の海の価値を多くの方と共有したいという思いから開催しました。 “海のゆりかご”をのぞく。親子37名で海へ 観察会事前説明@一般社団法人フウド歩いて荒代海岸に移動 当日は、10グループ37名(大人21名、子ども16名)が参加。参加者は国立江田島青少年交流の家でオリエンテーションを行った後、荒代海岸へ向かいました。 荒代海岸には、砂浜、干潟、藻場、岩場など、多様な環境がひとつの海岸の中に広がっています。 参加者は海に入ったり、岩陰をのぞいたり、砂をかき分けたりしなが ら、生きもの探しに夢中になっていました。 観察会では、アマモに産み付けられたアオリイカの卵をはじめ、タコやウミウシなど、多様な生きものを観察することができました。 普段何気なく見ている海も、少し目線を変えて観察すると、そこには多様な生きものたちの暮らしが広がっています。今回の観察会は、江田島の海が持つ豊かな生態系と、その価値を実感する機会となりました。 干潟には干潟の生き物がいるアマモに産み付けられたアオリイカの卵 参加者の声 ・「色んな生き物を探していたらあっという間に時間が経った。楽しかったです。」 ・「砂浜、干潟、藻場に実際に触れて親しむ体験は素直に楽しかったし、子どもにとって大事な経験になるものだと感じた。」 ・「タコがとれてめっちゃうれしかった。」 ・「普段海に行ってもカニくらいしか目に入らないけど、こんな多種多様な生物がいるなんて!と驚きました。」 ・「とても良いイベントだと思うので、もっと広まれば良いと思います。」 アマモ場に網を差し込んで生き物探し なかなかタコに触ることができずに苦戦 アオリイカの卵 さとうみ科学館・西原館長の生き物解説。 豊かな海を未来につなぐために 今回の観察会は、一般社団法人フウド、特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター、江田島市(さとうみ科学館)が協働して実施し、SAVE JAPANプロジェクト2025-2026の助成を受けて開催しました。 私たちは、こうした学びの場を一過性のイベントで終わらせるのではなく、「海を知り、海を守り、未来へつなぐ人」を育む場として、地域内外へ広げていきたいと考えています。 現在、小中高生の総合学習をはじめ、企業研修、大学のフィールドワーク、団体研修など、幅広い世代・目的に合わせたプログラムを実施しています。江田島の豊かな里海をフィールドに、ともに学び、ともに未来を考える機会をつくっていければ幸いです。 【イベント概要】 開催日:2026年6月14日(日) 会場:広島県江田島市 荒代海岸 参加者数:10グループ37名(大人21名、子ども16名) 主催:一般社団法人フウド、NPO法人ひろしまNPOセンター 後援:江田島市、江田島市教育委員会 協力:江田島市(さとうみ科学館)、日本NPOセンター 協賛:損害保険ジャパン株式会社 ■ 団体概要 団体名: 一般社団法人フウド 所在地: 広島県江田島市沖美町畑997-2 主な活動内容: えたじま海ごみゼロ作戦(海岸清掃)、海のゆりかご作戦(アマモ場再生・調査研究)、学びの場づくり(出前授業・企業連携) 公式HP: https://etajima-umi.net/ ■ ご相談・お問い合わせ先 お問い合わせフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd-Z2gYl4OTINcEsR93UQWOSTcjySx48sVv6sHCCzlrvHh-PA/viewform