クジラ株式会社が運営する、商店街まるごとホテル「SEKAI HOTEL Osaka Fuse」は、年間宿泊者数1万人突破を記念した特別企画「布施に訪れた人たち」にて、大阪市東成区・深江で生まれ育ったライター、ヨッピーさんを迎えた記事を公開しました。 ヨッピーさんにとって布施は、幼少期から青春時代を過ごした思い出の地です。人生初のアルバイト、ゲームセンターで過ごした時間、東京から友人を連れて何度も飲み歩いた夜。布施は、いわゆる観光地ではありません。けれど、ヨッピーさんは早くからこのまちに残る“観光地化されていない日常”の価値に注目してきました。 今回の企画では、ヨッピーさんがSEKAI HOTEL Osaka Fuseを訪れ、改めて布施のまちを歩きながら、地元民だからこそ知っている布施の記憶と、外から人が訪れる場所へと変わりつつある現在の布施について語っています。 「何もない」と言われてきた街には「実は全部ある」 布施は、大阪・難波から近鉄で約10分の場所にあります。商店街があり、銭湯があり、喫茶店のモーニングがあり、昔ながらの飲食店があり、生活の延長にある人の気配が残っています。 一方で、派手な観光名所があるわけではありません。だからこそ、地元の人たち自身も「布施には何もない」と語ることがあります。しかし、SEKAI HOTEL Osaka Fuseが届けてきたのは、その「何もない」と言われてきた日常そのものを、旅の体験として見つめ直すことでした。 ホテルのフロントは商店街の中に。客室はまちの中に点在し、大浴場は地域の銭湯、朝食は近くの喫茶店へ。ひとつの建物の中で完結するのではなく、宿泊者がまちを歩き、店の人と出会い、布施の日常に触れる。SEKAI HOTEL Osaka Fuseは、そんな「まちごとホテル」として2018年に開業しました。 ヨッピーさんが感じたSEKAI HOTELの可能性 ヨッピーさんは、開業当初からSEKAI HOTEL Osaka Fuseに注目していた一人です。 自身の記事やSNSでも布施の魅力を発信し、東京の友人に「大阪に行くなら布施へ」と勧めてきました。ヨッピーさんにとってSEKAI HOTEL Osaka Fuseは、単に面白い宿泊施設ではなく、布施というまちの価値を外の人に伝えるための入口でもありました。 今回の記事では、ヨッピーさんが少年時代に見てきた布施の記憶、街が少しずつ変化していくことへの寂しさ、そして「古き良き大阪」の空気が残る布施の価値について語っています。 再開発によって、全国の街が便利で清潔になっていく一方で、昔ながらの喫茶店、銭湯、商店街の会話、安くておいしいコロッケのような日常は、少しずつ失われつつあります。ヨッピーさんは、そうした布施の日常を「何もない」のではなく、「観光地化されていない日常が残っている」と捉えています。 予定不調和こそが布施の面白さ 今回の滞在では、ヨッピーさんがSEKAI HOTEL Osaka Fuseのスタッフに案内されながら、布施の夜を体験しました。予定通りに観光スポットを巡るのではなく、その場の流れで店に入り、人に会い、思いがけない会話が生まれる。効率よく名所を消費する旅とは違う、予定不調和の面白さが布施にはあります。 SEKAI HOTEL Osaka Fuseが提供しているのは、宿泊そのものだけではありません。まちの人、商店街、飲食店、銭湯、喫茶店。そうした地域の日常と宿泊者をつなぎ、偶然の出会いまで含めて旅の体験に変えていくことです。 ヨッピーさんの帰省は、単なる著名人の来訪ではありません。地元を離れた人が、改めて布施に帰り、かつては当たり前すぎて見過ごしていたまちの価値を、もう一度言葉にする機会です。 SEKAI HOTEL Osaka Fuseについて SEKAI HOTEL Osaka Fuseは、大阪府東大阪市・布施商店街を舞台にした「商店街まるごとホテル」。フロント、客室、銭湯、喫茶店、飲食店、商店街の各店舗がまちの中に点在し、宿泊者は布施のまちを歩きながら滞在を楽しみます。 ホテルの中だけで完結するのではなく、宿泊者が地域のお店を訪れ、まちの人と出会い、日常の営みに触れる。SEKAI HOTEL Osaka Fuseは、観光地ではないまちの日常を旅の価値に変える宿泊体験を提供しています。2025年には、年間宿泊者数1万人を突破しました。 【公開記事】 SEKAI HOTEL Osaka Fuse宿泊1万人突破記念企画「布施に訪れた人たち」 ヨッピーさんの記事では、以下の3本を公開しています。 ◾️第1弾 地元民を勝手に代表して、SEKAIHOTELにお礼を言いたい 大阪市東成区・深江で育ち、布施を地元として見てきたヨッピーさん