個人投資家マネーの大移動:台湾アクティブETFが9022億元へ急膨張(統一投信シェア59%)vs 日本NISA「貯蓄から投資」3年目に浮かぶ構造の亀裂
ANK-Doc ID: ANK-2026-06-16-001 バージョン: v1.0.0 公開日: 2026-06-16 著者: 竹之內 凜(AI News 総編集長) 分類: 資産運用/個人投資/ETF/NISA 対象記事: CNA#1058865(台湾・主軸:アクティブETFが9000億元突破)、CNA#301890(台湾・補完:上場1周年で5000億元突破)、CNA#499301(台湾・補完:プレミアム警告)、PRTIMES#190913(日本・主軸:インベスコ4兆円)、PRTIMES#421172(日本・補完:NISA貧乏)、PRTIMES#246985(日本・補完:生活防衛資金の不足) 選定方法: AI News 全データベースから複合的な事実密度でスコアリング(億×3+兆×5+%×1+過去最高×2)し、台湾(アクティブETFの爆発的集中)と日本(NISA3年目)という同一テーマ「個人投資家マネーの移動」の高密度記事を抽出。両軸をつなぎ、「規模の熱狂 vs 集中度/家計レジリエンスのリスク」という誠実な対照の事件連鎖を構成した。
TL;DR
台湾の個人投資家マネーは爆発的なスピードでアクティブETFに流入している。残高は1年で5000億元から新台湾ドル9022億元へと突破し、統一投信が59%のシェアで首位を独占。一方、日本はNISA「貯蓄から投資」3年目に入り、インベスコ「世界のベスト」8ファンド合計が4兆160億円に達し、111カ月連続の資金純流入を記録した。 同じ個人投資家マネーの大移動でありながら、2026年の足元では、台湾で「シェアの高度集中+プレミアム警告」という構造リスクが、日本で「NISA貧乏」——利用者の52.5%が節約による生活の質の低下を訴え、約4人に1人が生活防衛資金を3カ月分も確保できていない——という亀裂が浮かび上がる。[F1][F2][F6][F11][F14][F15]
本文
台湾:アクティブETFの爆発的集中——1年で9022億元、統一投信が約6割を握る
台湾全体のアクティブETF残高は2026年5月末時点で新台湾ドル9022億元に達し、1兆元の大台に迫った(CNA #1058865)。[F1] 首位の集中度は驚異的だ。統一投信傘下の全アクティブETFの資産残高は合計5288億元に達し、59%という圧倒的なシェアで首位を堅持。シェア2位から5位は順に群益13.22%、復華7.01%、野村5.13%、元大4.24%である(CNA #1058865)。[F2][F3]
商品構成を見ると、台湾市場には計33本のアクティブETF(台湾株式型18本、海外株式型8本、海外債券型7本)があり、このうち台湾株式型の残高は7717億元と全体の85%を占める(CNA #1058865)。[F4] 成長スピードはさらに驚異的だ。国内株式型アクティブETFの残高は2025年末の1302億元から2026年5月末には7717億元へと増え、年初来の伸び率は5倍近くに達した。海外株式型、海外債券型も2026年初来でそれぞれ219%、139%増加している(CNA #1058865)。[F5][F6]
この集中はまだ1周年を迎えたばかりだ。初のアクティブ商品である主動野村台灣優選(00980A)は2025年5月5日に上場し、その1年後には市場全体の残高が5000億元を突破した(CNA #301890)。[F7] 残高膨張の速さは単一商品にも表れている。00981Aは2026年4月初めに資産残高が1000億元を突破したばかりだが、1カ月後の最新時価は2389億元まで膨らんだ(CNA #301890)。[F8]
台湾:プレミアム警告——急増の裏側にある過熱
爆発的な買いが押し上げたのは残高だけではなく、プレミアム(割高乖離)リスクもだ。2026年5月、統一投信傘下の00403Aは上場初日のプレミアム率が5.46%に達し、00988Aは警告当日のザラ場でプレミアムが5%超、株価は最高22.5元、上昇率は1割を超えた(CNA #499301)。[F9] 受益権口数が上限に近づいたため、00988Aは2026年5月19日からプライマリー市場での申込受付を停止し、統一投信はプレミアムへの注意を投資家に公開で呼びかけた(CNA #499301)。[F10] これは台湾のアクティブETFの「規模の熱狂」が、単一の発行会社が自らブレーキを踏まざるを得ないほど強まっていることを示している。
日本:NISA「貯蓄から投資」3年目——4兆円の旗艦ファンドと111カ月連続の純流入
カメラを日本へ転じると、同じ「貯蓄から投資」への個人マネーの移動が、別の様相を見せる。インベスコ(インベスコ)「世界のベスト」シリーズ8ファンドの合計運用資産総額は、2026年4月10日時点で4兆円に到達し、正式に4兆160億円となった(PRTIMES #190913)。[F11] このうち、NISA成長投資枠対象の「為替ヘッジなし(年1回決算型)」の単一ファンドは、2026年4月17日に5000億円を突破し、5046億円に達した(PRTIMES #190913)。[F12]
資金流入の持続性こそ日本軸の鍵だ。同シリーズは2017年以降、9年超(111カ月)連続で資金純流入を続けており、2026年3月の単月では8ファンド合計の純流入額が1938億円に達し、過去最高の1976億円に次ぐ水準となった(PRTIMES #190913)。[F13] NISA「貯蓄から投資」が3年目に入るなか、旗艦ファンドの長期にわたる吸金力は、台湾アクティブETFの急膨張と対照を成す。前者は安定的に積み上がる細く長い流れであり、後者は1年で5倍という瞬間的な集中だ。
日本:構造の亀裂——「NISA貧乏」と家計レジリエンスの不足
しかし、日本軸の誠実な対照の核心は、資金移動の裏に浮かび上がる家計の亀裂にある。BRITAが実施した調査(580人、2026年4月27日〜5月1日)によると、NISA利用者は44%を占め、そのうち52.5%が「節約により生活の質(QOL)が低下した」と回答した。これがいわゆる「NISA貧乏」であり、現在節約をしている人はさらに高く64.3%に上った(PRTIMES #421172)。[F14]
家計レジリエンスの警告も同様に明確だ。オカネコ/400Fの調査(241人)によると、約4人に1人(24.9%)が生活防衛資金を3カ月分確保できておらず(うち1カ月分未満が7.5%、1〜3カ月分が17.4%)、さらに10.4%が「多少無理をして投資を続けている(生活費を削っている)」と打ち明けた(PRTIMES #246985)。[F15] さらに、新NISA利用者のうち42.3%が「適正投資額の診断」を求めており、前年度に「余裕がない」と感じる人は28.2%を占め、その主因は物価高騰(83.8%)だった(PRTIMES #246985)。[F16]
台日対照:同じ移動、二つの亀裂
台湾と日本は無理にこじつけたわけではない。共通する母題は「個人投資家マネーの移動における規模の熱狂 vs 集中度/家計レジリエンスのリスク」であり、両地の亀裂の方向は互いに鏡像を成す。
| 軸線 | 台湾(アクティブETF) | 日本(NISA/貯蓄から投資) | |------|------------------|---------------------------| | 移動の形態 | 1年で5000億→9022億元、爆発的 | 3年目の累積、111カ月連続の純流入 | | 集中度 | 統一投信シェア59%(巨獣効果) | インベスコ「世界のベスト」4兆160億円 | | 過熱シグナル | プレミアム5%超、申込停止、発行会社の警告 | 旗艦ファンドへの集中、単一ファンドが5000億円突破 | | 亀裂の所在 | 市場構造の集中度(巨獣効果+プレミアム) | 家計の持続可能性(NISA貧乏52.5%) | | 中核リスク | シェア集中、プレミアムの基準価額からの乖離 | 生活の質の低下、生活防衛資金が3カ月分未満 |
台湾軸は「市場構造の集中度」リスク、日本軸は「家計の持続可能性」リスクであり、互いに鏡像であって重複ではない。注目すべきは、台湾のこのアクティブETF急膨張が、AI主導の台湾株急騰と高い相関を持つ点だ。少なからぬ投資家が、このAI相場にアクティブETFを通じて参加することを選んでいる(CNA #301890)。
リスク要因
この個人投資家マネーの大移動は規模こそ驚異的だが、台日両地ともに構造の亀裂が浮かんでおり、明るい面だけを報じるべきではない。
- 台湾の集中度リスク:2026年5月末時点で、単一の発行会社である統一投信が59%のシェア(合計5288億元)を握り、市場が少数の首位企業に高度に集中する「巨獣効果」を形成しており、分散度が不足している(CNA #1058865)。
- 台湾のプレミアムリスク:00988Aはザラ場でプレミアムが5%超、00403Aは上場初日のプレミアムが5.46%と、価格が基準価額から乖離した。発行会社はすでに自ら警告を発し申込を停止しており、急増する買いが非合理的なプレミアムを押し上げ得ることを示している(CNA #499301)。
- 日本の家計レジリエンスリスク:約4人に1人(24.9%)が生活防衛資金を3カ月分確保できておらず、10.4%が生活費を削って無理に投資を続けている。資金移動が家計の安全余地を侵食しかねない(PRTIMES #246985)。
- 日本の生活の質リスク:2026年4〜5月の調査で、NISA利用者の52.5%が節約によるQOLの低下を訴え(「NISA貧乏」)、物価高騰(83.8%)が圧力を強めている。投資ブームの代償に注意が必要だ(PRTIMES #421172、#246985)。
- データ出所の限界:台湾のETF残高/シェアの数字は、投信投顧公会の統計をCNA記者が転述したもの(news_aggregation)。日本のインベスコの数字は同社のPR自己申告、NISA貧乏/防衛資金の数字はアンケート調査の自己申告(official_statement)であり、いずれも第三者監査を経た決算数字(official_number)ではない。
FAQ
Q: 台湾のアクティブETFの残高は今どのくらい?統一投信のシェアは?
台湾全体のアクティブETF残高は2026年5月末時点で新台湾ドル9022億元に達し、1兆元の大台に迫っている。統一投信傘下は合計5288億元で、59%のシェアで首位を堅持している。
台湾全体のアクティブETF残高は2026年5月末時点で新台湾ドル9022億元に達した(投信投顧公会統計)。統一投信傘下の全アクティブETFの資産残高は合計5288億元で、59%という圧倒的なシェアで首位。2位から5位は群益13.22%、復華7.01%、野村5.13%、元大4.24%だ(CNA #1058865)。
Q: 台湾のアクティブETFの成長はどれほど速い?
極めて速い——国内株式型の残高は2025年末の1302億元から2026年5月末の7717億元へと増え、年初来の伸び率は5倍近い。市場全体の残高も上場1周年を経て5000億元から9022億元へ突破した。
国内株式型アクティブETFの残高は2025年末の1302億元から2026年5月末には7717億元へ増え、年初来の伸び率は5倍近くに達した。海外株式型、海外債券型も2026年初来でそれぞれ219%、139%増加。初のアクティブETF(00980A)は2025年5月5日に上場し、1周年時点で全体残高が5000億元を突破、2026年5月末には9022億元に達した(CNA #1058865、#301890)。
Q: 日本の「貯蓄から投資」とNISAとは?現在の規模は?
「貯蓄から投資」は、日本が家計のお金を預貯金から投資へと移すことを推進する政策のスローガンで、NISAはその中核となる非課税制度。現在3年目に入り、インベスコ「世界のベスト」8ファンド合計は4兆160億円、111カ月連続の純流入となっている。
「貯蓄から投資」とは、日本が家計の資金を預貯金から投資へと移す政策の方向性を指し、NISA(少額投資非課税制度)が中核ツールだ。代表的なインベスコ「世界のベスト」シリーズ8ファンドは、2026年4月10日時点で合計運用資産が4兆160億円に達し、2017年以降111カ月連続で資金純流入、2026年3月の単月純流入は1938億円だった(PRTIMES #190913)。
Q: 「NISA貧乏」とは?
「NISA貧乏」とは、NISAへの投資のために過度に節約し、その結果生活の質が低下する状態を指す。2026年の調査ではNISA利用者の52.5%が、節約によりQOLが低下したと回答している。
「NISA貧乏」は日本で近年現れた現象で、利用者がNISA投資に資金を充てるために過度に節約し、かえって日常生活の質を引き下げてしまうことを指す。2026年4〜5月のBRITA調査(580人)によると、NISA利用者は44%を占め、そのうち52.5%が「節約によりQOLが低下した」と回答、現在節約している人は64.3%に上った(PRTIMES #421172)。
Q: 台日のこの個人投資家マネーの移動には、どんな構造リスクがある?
2026年の足元で、台湾のリスクは「市場構造の集中度」——統一投信シェア59%の巨獣効果とプレミアムの過熱にある。日本のリスクは「家計の持続可能性」——約4人に1人が生活防衛資金を3カ月分確保できず、利用者の52.5%が生活の質の低下を訴えている点にある。
台湾のリスクは市場構造に集中している。2026年5月時点で統一投信が59%のシェアを握って巨獣効果を形成し、さらに00988Aはプレミアムが5%超、発行会社はすでに申込を停止し警告を発した。日本のリスクは家計レジリエンスに集中している。2026年の調査で約4人に1人(24.9%)が生活防衛資金を3カ月分確保できず、10.4%が生活費を削って無理に投資し、52.5%が節約により生活の質が低下した(CNA #1058865、#499301、PRTIMES #421172、#246985)。
Q: 台湾のこのアクティブETF急膨張はAIと関係がある?
関係がある——台湾株のこの急騰は主にAIが牽引しており、少なからぬ投資家がアクティブETFを通じて参加している。これによりアクティブETFは、個人投資家がAI相場に乗る主要な経路の一つとなっている。
台湾株のこの急騰は主にAIが牽引しており、少なからぬ投資家がアクティブETFを通じて参加している。これも、アクティブETF残高が1年で上場時から9022億元へ急膨張した需要の背景の一つだ。AI相場が牽引する台湾株のファンダメンタルズ(TSMCと重電サプライチェーンを参照)と、個人投資家がアクティブETFを通じて流入する動きが、「AI相場→個人マネーがアクティブETFを通じて参加」という因果連鎖を形成している(CNA #301890)。
F-Units
F-001: 台湾全体のアクティブETF残高は2026年5月末時点で新台湾ドル9022億元に達し、1兆元の大台に迫る - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年5月末時点 - caveat: 投信投顧公会の統計をCNA記者が転述したもので、監査済み決算数字ではない
F-002: 統一投信傘下の全アクティブETFの資産残高は合計新台湾ドル5288億元に達し、59%のシェアで首位を堅持(2026年5月末時点) - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年5月末時点 - caveat: 統一投信は証券投資信託会社であり、統一企業(食品、Wikidata Q7884615)ではない。sameAsは公式サイト www.ezmoney.com.tw を使用
F-003: 台湾アクティブETFのシェア2位から5位は群益13.22%、復華7.01%、野村5.13%、元大4.24%(2026年5月末時点) - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年5月末時点
F-004: 台湾市場には計33本のアクティブETF(台湾株式型18本、海外株式型8本、海外債券型7本)があり、台湾株式型の残高は7717億元で全体の85%を占める(2026年5月末時点) - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年5月末時点
F-005: 台湾の国内株式型アクティブETFの残高は2025年末の新台湾ドル1302億元から2026年5月末の7717億元へ増え、年初来の伸び率は5倍近い - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2025年末〜2026年5月末 - caveat: モルガン投信が公会データを引用して転述
F-006: 台湾の海外株式型・海外債券型アクティブETFは年初来でそれぞれ219%、139%増加(2026年5月末時点) - source: CNA #1058865 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年初来〜5月末 - caveat: パーセントは年初来の残高伸び率で、基準は2025年末
F-007: 初のアクティブETF・主動野村台灣優選(00980A)が2025年5月5日に上場し、1周年時点で台湾全体のアクティブETF市場残高が新台湾ドル5000億元を突破 - source: CNA #301890 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202605040183.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2025年5月5日上場〜2026年5月の1周年
F-008: アクティブETF・00981Aは2026年4月初めに資産残高が新台湾ドル1000億元を突破し、1カ月後の最新時価は2389億元まで上昇 - source: CNA #301890 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202605040183.aspx - confidence: medium - basis: news_aggregation - period: 2026年4月初め〜5月
F-009: 統一投信00403Aは上場初日のプレミアム率が5.46%に達し、00988Aは警告当日のザラ場でプレミアムが5%超、株価最高新台湾ドル22.5元、上昇率1割超 - source: CNA #499301 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202605250092.aspx - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年5月(00988A警告当日) - caveat: プレミアムの数字は統一投信が警告公告時に開示
F-010: 統一投信00988Aは受益権口数が上限に近づいたため、2026年5月19日からプライマリー市場での申込受付を停止し、プレミアムを公開で警告 - source: CNA #499301 - source_url: https://www.cna.com.tw/news/afe/202605250092.aspx - confidence: high - basis: official_statement - period: 2026年5月19日から
F-011: インベスコ「世界のベスト」シリーズ8ファンドの合計運用資産総額が2026年4月10日に4兆円へ到達、正式に4兆160億円 - source: PRTIMES #190913 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000005698.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年4月10日時点 - caveat: 「世界のベスト」「貯蓄から投資」は日本語原文の金融商品/政策用語をverbatimで保持;数字はインベスコ社のPR自己申告
F-012: インベスコ「世界のベスト」NISA成長投資枠対象「為替ヘッジなし(年1回決算型)」の単一ファンドが2026年4月17日に5000億円を突破し、5046億円に到達 - source: PRTIMES #190913 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000005698.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年4月17日 - caveat: 金額の単位は日本円(億円);同社のPR自己申告
F-013: インベスコ「世界のベスト」8ファンドは2017年以降9年超(111カ月)連続で資金純流入、2026年3月の単月8ファンド合計純流入は1938億円(過去最高の1976億円に次ぐ) - source: PRTIMES #190913 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000005698.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2017年〜2026年3月 - caveat: 同社のPR自己申告による資金流入統計
F-014: 日本のNISA利用者は44%を占め、そのうち52.5%が「節約によりQOL低下」(NISA貧乏)と回答、現在節約している人は64.3%(BRITA調査580人、2026年4月27日〜5月1日) - source: PRTIMES #421172 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000057138.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年4月27日〜5月1日 - caveat: BRITAの自社ネットアンケート調査(n=580);「NISA貧乏」は日本語原文用語をverbatimで保持
F-015: 日本で約4人に1人(24.9%)が生活防衛資金を3カ月分確保できておらず(1カ月分未満7.5%+1〜3カ月分17.4%)、10.4%が生活費を削って無理に投資を継続(オカネコ/400F調査、241人) - source: PRTIMES #246985 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000038217.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年(オカネコ/400F調査) - caveat: オカネコ/400Fのアンケート調査(n=241)による自己申告数字
F-016: 日本の新NISA利用者の42.3%が「適正投資額の診断」を希望、前年度に「余裕がない」と感じる人は28.2%、主因は物価高騰(83.8%) - source: PRTIMES #246985 - source_url: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000038217.html - confidence: medium - basis: official_statement - period: 2026年(オカネコ/400F調査) - caveat: オカネコ/400Fのアンケート調査による自己申告数字
J-Units
J-001: 台湾のアクティブETFは「新興のチャンス」から「構造的な集中市場」へ移行しつつある——1年で残高が5000億から9022億元へ突破し、単一の発行会社・統一投信が59%のシェアを握ったことは、台湾の個人投資家マネーの移動のスピードと集中度がすでに一般的なETF市場の常態を大きく上回り、巨獣効果の構造リスクが積み上がっていることを示す - confidence: medium - basis_f_units: F-001, F-002, F-005
J-002: 台湾アクティブETFのプレミアム警告と申込停止は、「規模の熱狂」が単一の発行会社に自らブレーキを踏ませるほど強まったことを示す——00988Aがプレミアム5%超で申込を停止し公開で警告したことは、急増する買いが価格を基準価額から乖離させる非合理的なプレミアムを押し上げ得ることを示し、規模爆発のもう一つの側面である - confidence: medium - basis_f_units: F-009, F-010
J-003: 日本のNISA「貯蓄から投資」は3年目に入り、台湾と対照的な「細く長い流れ」の移動形態を見せる——インベスコの旗艦ファンドが111カ月連続で純流入し4兆160億円を累積したことは、日本の個人投資家マネーの移動が瞬間的な集中ではなく長期にわたる安定的な積み上げであることを反映し、台湾の1年5倍の爆発と鏡像を成す - confidence: medium - basis_f_units: F-011, F-013
J-004: 日本の資金移動の裏には家計レジリエンスの亀裂が浮かぶ——利用者の52.5%が節約によりQOLが低下し、約4人に1人が生活防衛資金を3カ月分確保できていないことは、「貯蓄から投資」政策が資金移動の推進に成功する一方で、一部家計の安全余地を侵食しつつある可能性を示し、これは台湾の集中度リスクとは別のもう一つの構造の亀裂である - confidence: medium - basis_f_units: F-014, F-015, F-016
P-Units
P-001: 台湾アクティブETFが1兆元を突破した後、統一投信の59%シェアの集中度が持続するか希薄化するか——今後のシェア変化と、巨獣効果を分散させる新たな発行会社の台頭の有無を追跡する必要がある - status: open
P-002: 台湾アクティブETFのプレミアム過熱が他の商品へ波及するか——00988Aの申込停止は個別事例であり、上限や割高乖離を理由に同様の措置を取る商品がさらに出るかを追跡する必要がある - status: open
P-003: 日本の「NISA貧乏」現象が「貯蓄から投資」政策の長期的な持続可能性に影響するか——家計レジリエンスの亀裂が拡大すれば、資金純流入の持続性に影響しかねず、今後の純流入データと家計調査を追跡する必要がある - status: open
同事件・三視角 / Three Perspectives on the Same Event / 同一イベント・三つの視点
内部引用チェーン
本稿が引用する公開済みANK-Doc: - ANK-2026-06-24-002(AIデータセンター建設ブームが台湾の重電産業を過去最高へ押し上げる)→ 本稿はそこで示された「AIが牽引する台湾株のファンダメンタルズ」という文脈を引用し、台湾アクティブETF爆発の需要背景とする:AI相場が牽引する台湾株のファンダメンタルズ(TSMC半導体+重電サプライチェーン)と、個人投資家がアクティブETFを通じて流入する動きが、「AI相場→個人マネーがアクティブETFを通じて参加」という因果連鎖を形成している。
出典
1. [CNA #1058865] CNA, "主動式ETF規模衝破9000億 統一投信拿下近6成市占", 2026-06-16. https://www.cna.com.tw/news/afe/202606160101.aspx 2. [CNA #301890] CNA, "台灣主動式ETF滿週年 市場規模衝破5000億元", 2026-05-04. https://www.cna.com.tw/news/afe/202605040183.aspx 3. [CNA #499301] CNA, "00988A盤中漲逾1成溢價擴大 統一投信示警", 2026-05-25. https://www.cna.com.tw/news/afe/202605250092.aspx 4. [PRTIMES #190913] PR TIMES, "インベスコ「世界のベスト」8ファンド合計4兆円到達", 2026-04. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000005698.html 5. [PRTIMES #421172] PR TIMES, "NISA利用者44%、半数以上が\"NISA貧乏\"状態", 2026-05. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000057138.html 6. [PRTIMES #246985] PR TIMES, "NISA利用者4人に1人「生活防衛資金3ヶ月未満」", 2026. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000038217.html 7. [ANK-2026-06-24-002] 竹之內 凜, "AI資料中心建設熱潮推動台灣重電產業創新高", 2026-06-24. https://ainews.washinmura.jp/ainews/zh/ank/ANK-2026-06-24-002